平成20年3月25日(火)第14990号

◆全県◆
県一般会計予算案
=30年ぶりに修正案が可決!=


◆東近江・東近江市◆
混戦から抜け出し 4強揃う
吉澤体振 少年野球「長山杯」
多賀―愛東 三雲―稲枝東
=29日の決勝戦で頂点目指す=

◆東近江・東近江市◆
自然の幼虫に興味津々
幼虫1,300匹プレゼント
=八日市ライオンズクラブ=


◆東近江・東近江市◆
中・高12校が共演
スプリングコンサート
=ウインドソサエティ東近江=


◆東近江・竜王町◆
美人の湯を誇る温泉!
オープン1周年記念
「蒲生野の湯」でフェア
=26、27、28日=


◆東近江・近江八幡市◆
ホテルニューオウミの小谷料理長
古式ゆかしく庖丁式
=日牟禮八幡宮でアマダイ奉納=


◆東近江・近江八幡市◆
問題点や意見出し合う
近江八幡市立総合医療センターを考える会
設立記念シンポジウムに300人
=関係者、市民、広域医療の立場で=


県一般会計予算案

=30年ぶりに修正案が可決!=


修正案が可決した瞬間(3月24日の県議会議場)
◆全県◆

 県議会は二十四日本会議を開き、自民党・湖翔クラブと公明が共同提案していた県の新年度一般会計当初予算に福祉医療費を今年度並みに戻す増額修正案を共産も賛同して、賛成多数で可決した。当初予算案の修正案が可決したのは、武村正義知事政時代から数えて三十年ぶり。公益認定等委員会設置条例の修正案など九十四議案を可決し閉会した。再び自民党は、県議会の役員改選や次期衆院選や知事選をにらんで、嘉田由紀子知事に激しい揺さぶりをかけた格好だ。

 十九日の予算特別委員会で、自民党・湖翔クラブ、公明党、共産党の三会派は、県が新年度当初予算案で乳幼児医療費助成費などを一億二千万円削減したのに対し、今年度と同額にした修正案を提出し賛成多数で可決した。 これを受けて二十四日の本会議も同三会派が修正案に賛成(二十四人)して、民主党・県民ネット、対話の会、湖政会の三会派の反対(二十二人)を押し切り、賛成多数で可決した。嘉田知事は再議を行使して自民党などと対決する選択肢もあったが、県政の混乱を避けるため修正案を受け入れた。

 嘉田由紀子知事は「市町や県民の皆さんにご理解をいただけなかったことは真摯(しんし)に受け止めたい。ただ福祉医療制度を現状のまま維持しようとすれば、二十一年度には五億四千万円の財源が必要になってくる。これをどうするか県民のみなさん(市町や県議会も含めて)と議論をさせていただきたい」と悔しさをにじませた。

 一方、県教育委員会は二十四日、臨時委員会を開き、三月末で退任する斉藤俊信県教育長の後任に、聖泉大学教授で元県教育次長の末松史彦氏(62)を選出した。任期は、四月一日から四年間。


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混戦から抜け出し 4強揃う

吉澤体振 少年野球「長山杯」

多賀―愛東 三雲―稲枝東
=29日の決勝戦で頂点目指す



▲吉澤澄雄大会長
◆東近江・東近江市◆

 NPO法人吉澤体育振興会(吉澤澄雄理事長)主催の「第二十回長山杯争奪春季少年野球大会」は二十二日、県内外から三十二チームの参加を得て、改修こけら落しとなる東近江市立長山公園グラウンドで開幕した。

 好天に恵まれ最高のコンディションで迎えた開会式では、玉園中学校ブラスバンド部の行進曲に乗って、出場選手六百人が堂々の入場を行い、後援の土田建材提供の祝砲に包まれ、吉澤大会長の開会宣言で第二十回記念大会は始まった。

選手宣誓は多端凌平主将 ―長峰少年野球クラブ―
 共催の冨田正敏滋賀報知新聞社長のあいさつに続き、中村功一市長や小林優市議会議長、小川脩哲教育長、木沢成人県議会
議員らの激励を受け、長峰少年野球クラブの多端凌平主将が「感謝の気持ちを忘れず、精いっぱい戦う」との選手宣誓を行った。

▲大会に華添える玉園中学ブラスバンド
 最後に、二十年の長きにわたって大会を支えてきた東近江市軟式野球連盟役員の田窪賢、安田禎男、小堀順弘の各氏、吉田忠・綾野ガッツ監督、三上英文・中主スポーツ少年団監督の五人に感謝の記念品が手渡された。

 初日は四ゾーンに分かれて十六試合が行われ、大会二日目の二十三日には、実力伯仲の強豪を抑え混戦から抜け出した多賀少年野球クラブ、ジュニア愛東、三雲スポーツ少年団、稲枝東ポーツ少年団が四強入を決めた。

 最終の二十九日は、午前十時から二コートに分かれて準決勝が行われ、多賀―愛東(Aコート)、三雲―稲枝東(Bコート)が対戦し、続いて決勝と三位決定戦が同十一時半から行われる。予備日は翌三十日。

  【準々決勝結果】
 ▽多賀2―0八日市ビクトリー▽愛東5―1綾野ガッツ▽三雲5―2秦荘スポーツ少年団▽稲枝東7―2中野チビッ子クラブ


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自然の幼虫に興味津々

幼虫1,300匹プレゼント

=八日市ライオンズクラブ=


▲実際に手にとってカブト虫の幼虫を観察する子どもたち
◆東近江・東近江市◆

 河辺いきものの森で二十三日、カブト虫の幼虫がプレゼントされる「こども写生大会」が開かれ、子どもや親子連れを中心に約六百人の市民が訪れ賑わった。

 八日市ライオンズクラブ(野田清久会長)が、身近にある自然環境を大切にする心を養ってもらおうと六年前から昼食を準備して続けている地域活動で、カブト虫のプレゼントは今年初めて。

 プレゼントされた幼虫は、同クラブが、二○○二年から布施公園で始めた清掃奉仕活動で、ゴミとして集めた枯れ葉や小枝等を永源寺地区の山里に移して堆肥として積んでおいたところ、翌年にカブト虫の幼虫が自然に育っていることがわかり、以後、生育環境を守っているもの。

 三年後には、カブト虫の寝床となるぐらい、たくさんの成虫が生まれ、幼稚園などに贈って子どもたちに喜ばれた。

 堆肥の規模が大きくなるにつれ、大量のカブト虫が育つ環境も整い、ことしは約一、三○○匹の幼虫を子どもたちにプレゼントすることにした。

 幼虫は、午後一時前から同森のネーチャーセンター前広場に集まった子たちに堆肥と二〜三匹を袋詰めにして手渡された。

 会場では、県立琵琶湖博物館の農学博士・八尋克郎氏を招いた「カブト虫の育て方教室」が開かれ、小さな命を大事にする心とともに餌や周囲の環境など、カブト虫の生態に合わせた元気な育て方を分かりやすく解説され、子どもたちが知識を深めて持ち帰った。

 同クラブでは、カブト虫を育てることを通して子どもたちに小さな命を大切にする心と、世話を続けることにより、成虫に育った感動を味わってほしいと願っている。


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中・高12校が共演

スプリングコンサート

=ウインドソサエティ東近江=


◆東近江・東近江市◆

 ウインドソサエティ東近江と湖東地域の中・高校の吹奏楽部が共演する「スプリングコンサート」(滋賀報知新聞社など後援)が二十三日、八日市文化芸術会館で開かれた。

 ことしは、東近江市内からは愛東、能登川、玉園、聖徳、朝桜、湖東の六校、近江八幡市からは八幡西と八幡東の二校、そして愛知、豊日、日野の合わせて十一中学校と八日市高校の吹奏楽部が順番に力いっぱいの演奏を披露し、会場から拍手が送られた。

 また、フルートとサクソフォンの四重奏やウインドソサエティ東近江の力強い演奏も行われ、ステージを盛り上げた。最後に合同演奏を披露してコンサートのクライマックスを演出した。


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ホテルニューオウミの小谷料理長

古式ゆかしく庖丁式

=日牟禮八幡宮でアマダイ奉納=


▲小谷料理長による庖丁式
◆東近江・近江八幡市◆

 ホテルニューオウミ(近江八幡市鷹飼町)の日本料理調理長・小谷明宏さんが、日本料理界に伝わる「四條流庖丁(ほうちょう)儀式」による庖丁式を、二十日、近江八幡市宮内町の日牟禮八幡宮で奉納した。

 四條流庖丁儀式は、平安時代に光孝天皇の命により、四條中納言藤原山陰が作法として確立した。生き物への供養と感謝の気持ちを込め、素手で素材に触れることなく、庖丁と俎箸(まなばし)だけを使ってさばき、神に供物として捧げる。

 日牟禮八幡宮では一昨年から行われるようになり、コイやその時期に合せた旬の魚が素材に選ばれている。今年は、御題が「花見の鯛(たい)」ということで、アマダイを奉納することになった。

 拝殿に公家の装束姿で登場した小谷料理長は流儀に則り、厳かな所作でまな板の上のアマダイを、頭、胴、尾に切り分け、さらに胴は切り身にさばき、手際よくまな板の上に飾り付けた。その後、皿への盛り付けが行われ、神前に供えられた。

 ホテルの見学食事会に参加し、儀式に参列した一般客三十人のほか、たまたま同宮を訪れ庖丁式に遭遇して遠巻きにする観光客らも、目の前で繰り広げられるめったに見られない、脈々と今に伝わる荘厳かつ美麗な日本伝統の儀式に、思わず目を奪われていた。


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問題点や意見出し合う

近江八幡市立総合医療センターを考える会
設立記念シンポジウムに300人
=関係者、市民、広域医療の立場で=


▲現状と課題を話し合ったシンポジウム――県立男女共同参画センターで――
◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市民や、東近江地域の住民、医療関係者、議員らが先月末に設立した「近江八幡市立総合医療センターを考える会」(中谷哲夫会長)の設立記念シンポジウムが、二十三日、同市鷹飼町の県立男女共同参画センターで開かれた。

 「東近江保健医療圏の現状と市立総合医療センターの課題について」をテーマに、基調講演やパネルディスカッションが行なわれ、約三百人が参加した。

 全国保健所長会会長の角野文彦東近江保健所長は、国レベルでの医療制度改革や医療崩壊、東近江地域の現状と近江八幡市立総合医療センターの役割について解説。東近江圏域での中核病院、急性期病院としての位置付けを地域住民にも理解してもらう必要性などを、訴えた。

 パネルディスカッションでは、大橋正光前市議が財政負担の削減と市民サービスの向上を目的にPFI方式による病院建設を決めた経緯を説明し、一床あたりの建設費(二千五百八十万円)を、他の自治体病院(三千二百四十万円)、民間病院(二千五百三十万円)と比べても高くなく、「豪華病院である」という指摘に反論した。また、特別目的会社(SPC)と病院の役割の明確化、空席となっている管理者の配置によるコントロール体制、モニタリングの徹底、東近江地域の他の市町にも応分の負担など、提言した。

 岡地勝二龍谷大教授は、赤字とされる二十四億円に、減価償却などPFI関連以外の費用二十一億七千万円が含まれ、実際の赤字は二億三千万円で、市からの繰入金七億五千万円を当初計画通り十億円にしていたら、逆に二千万円の黒字になるという見解を示した上で、十億円の繰り入れを五年間続ければ健全化できるとした。

 また、PFI解除には違約金や期待収入の支払いなど約四百億円の債務が必要となり、PFI法の規程からも難しいと指摘。さらに、「SPCへの支払利息約五・三七%が高すぎる」という見方については、基準金利約一・八二%に資金調達手数料とSPC利益分のスプレット分約三・五五%を上乗せしているのは「経済の常道」と言及した。

 一般市民代表の田中美智子さんは自分の体験などから、受付対応や診療連携、出入り口の狭い駐車場や患者が出ることができない庭園など、利用者の立場から新病院に注文を出した。

 このほか、東近江医師会の小鳥輝男会長、近江八幡・蒲生医師会の久我正文副会長が、東近江地域の医療・住民にとっての医療の現状と、医師確保などの課題、その中での近江八幡市立総合医療センターの重要性などについて訴えた。**********

 


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