平成20年4月6日(日)第15001号

◆全県◆
春の全国交通安全運動
きょうから 県下一斉総ぐるみ
子供と高齢者の事故防止
=飲酒根絶 シートベルトも=

◆東近江・東近江市◆
マーガレット3品種開発
Aiランド・レッド、ピンク、ホワイト
=JA湖東のドリームプロジェクト21=


◆東近江・東近江市◆
郷土の成り立ち知る一冊
「明治の古地図ー能登川ー」
東近江市史編さん室発刊
フルカラー印刷で
=当時の姿鮮やかに=


◆東近江・近江八幡市◆
食育資料「学校給食ができるまで」
自費制作し小学校に配布
=坂東さん ポルトガル語版も=


◆東近江・近江八幡市◆
新入園や新入学を祝って
今年も「花の定期便」
=近江八幡市 三原さん=


春の全国交通安全運動

きょうから 県下一斉総ぐるみ

子供と高齢者の事故防止
=飲酒根絶 シートベルトも=


◆全県◆

 “ゆずりあうマナーが滋賀の通行証”をスローガンに、六日から「春の全国交通安全運動」が県下一斉に始まる。県民一人ひとりが交通安全知識を深め、安全思想の高揚を図るとともに、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付け、交通事故の撲滅と「交通死亡事故ゼロ」を目的に繰り広げられる。

 十五日までの運動期間中は、「子供と高齢者の交通事故防止」を基本に、▽全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底▽自転車の安全利用の推進▽飲酒運転の根絶▽前照灯早め点灯─を重点に、県民総ぐるみの運動を展開する。

 昨年発生した自動車乗車中の死者四十八人のうち、シートベルトをしていなかった人が三十人と六二・五%を占め、このうち着用していれば十六人(五三・三%)が助かったとみられている。

 さらに、子供(十五歳以下)の死傷者九百十二人のうち、四割近くの三百三十八人が自動車乗車中だった。そのうち未就学児童・幼稚園児の約三分の一がチャイルドシートをしていなかったことから、着用推進に力を入れることにした。

 運転者には「車に乗ったらまず全席シートベルト」の習慣付けや同乗者へのチャイルドシートの使用、家庭では出かける前に「シートベルト着用」の声かけ、地域では「シートベルト着用体験車」を活用した交通安全教室を開催してもらう。

 一方、交通事故のうち、高齢者の死者数が三十六人と全体(九十三人)の四割近くを占め、子供の事故とともに発生件数、負傷者数も増加傾向にある。特に、歩行中の十一人ほか、自転車(七人)と二輪車(六人)の運転中に死亡している。

 子供や高齢者事故が多発していることから、運転者には思いやりの運転を呼び掛ける一方、夜間外出時には反射材など安全用具の普及促進を図り、外出前の声かけ「道路の正しい横断」の励行ほか、参加・体験・実践型交通安全教の開催を推進する。

 さらに「ハンドルキーパー運動」ヘの積極参加を呼び掛けるとともに、取り締まりを強化し、特にシートベルト、飲酒、スピード、一時停止などの違反一掃に乗り出す。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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マーガレット3品種開発

Aiランド・レッド、ピンク、ホワイト

=JA湖東のドリームプロジェクト21=


▲開発されたマーガレットの切り花3品種
◆東近江・東近江市◆

 JA湖東が中心になって三種類のマーガレットのオリジナル品種を開発し四日、報道関係者に発表した。

 二年前、マーガレットステーションをイメージする新しい商品づくりをめざし、東近江市大沢町で花の育種を手がけている会社、フローラトゥエンティワンの坂崎潮社長に新品種の開発を依頼。交配を繰り返して在来種より色が鮮やかで、退色に強く、花数が多い赤、ピンク、白の三色の品種開発に成功した。

 昨年、四戸の栽培農家のビニールハウス(約一三○平方メートル)で試作をしてもらったところ、加温しなくてもハウスの保温力だけで冬場を持ちこたえられることがわかり、三月に約八百本が開花。マーガレットステーションの直売館で切り花として店頭に並べたところ、すぐに売り切れる評判を呼んだことから本格的な販売を目指すことにした。

 マーガレットは数百種類もあるといわれる花だが、切り花として販売されているのは珍しく、県内では初の取り組みとして市と県も特産品化に注目している。

 本格的な販売を前にマーガレットステーションの来客とJA湖東職員からネーミングを募集し、寄せられた六十三の名前の中から「Aiランド」のあとに花色に合わせて「レッド」、「ホワイト」、「ピンク」と名付け、種苗と商標の登録申請を行うことにした。

 菊花の少ない三月の彼岸に合わせて出荷出来ることから美しい色合いになるよう五本ほどをセットにして販売する計画で一セット三○○〜三五○円を予定している。

 JA湖東では、今後「ドリームプロジェクト21」部会で取り組みを進め、マーガレットステーションだけのオリジナルフラワーとして販路拡大を目指していくことにしている。


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郷土の成り立ち知る一冊

「明治の古地図ー能登川ー」

東近江市史編さん室発刊
フルカラー印刷で
=当時の姿鮮やかに=


▲能登川地区を網羅した「明治の古地図」
◆東近江・東近江市◆

 東近江市史編さん室は、能登川の歴史別冊資料「明治の古地図」を発刊した。明治初期に国によって作成された地積図を収録したもので、能登川地区全域を網羅した古地図を通して、ふるさとの歴史と文化を知る絶好の一冊となっている。

 A4判でフルカラー印刷、百八十ページ、千部発行した。価格は一冊二千円(税込み)。同市史編さん室は、平成二十六年度までに本文編三巻、資料編一巻、ダイジェスト版を刊行する計画で、同書は別冊資料として発行された。

 内容的には、能登川地区を二十三区に分けて古地図を収録し、それぞれ解説文やコラムを加えた。章立ては、明治二十二年の町村制施行で成立した旧の八条村、八幡村、栗見村を単位にした。

 明治初期の古地図を見ると、戦後の食料増産政策で干拓されて消滅した、かつての大中湖と小中湖(安土内湖、伊庭内湖)がみえ、湖岸の福堂・乙女浜町には広大な湿地、複雑な入り江、人工水路があったことがうかがえる。また、城跡のある安土山の周囲は、南側を除いて小中湖に囲まれ、まるで湖に突き出た半島のようだ。

 同書の販売は、市埋蔵文化財センター(山路町)内の能登川の歴史編さん室、または能登川公民館で扱っている。問い合わせは能登川の歴史編さん室(0748―42―5011、IP電話050―5801―5011)へ。


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食育資料「学校給食ができるまで」

自費制作し小学校に配布

=坂東さん ポルトガル語版も=


▲自費制作した資料(手前がポルトガル語版)について話す坂東さん
◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市の児童委員を務める坂東あけみさんは、学校給食ができる過程を知ることを通して「食育」の大切さを各家庭で考えてもらおうと、独自の資料(A4判カラー二ページ 日本語とポルトガル語)を自費制作し、先月までに市内の全小学校に配布した。

 桐原東小学校PTA会長だった平成十八年度に、市学校給食会に委員として参加し、給食づくりの苦労を知った。それ以来持ち続けていた、何としても学校給食のことをみなさんに知ってもらいたいという熱意から、昨年夏から、資料「学校給食ができるまで」づくりに着手することにした。

 特に、子どもたちの栄養バランス、カロリー、安全、費用等を考慮して、二か月も前からはじまる献立づくり、食材の選定、発注といった給食の準備段階にスポットを当てている。

 さらに、たいへんな準備作業、実際の給食づくり、校長先生による検食などの過程を経て、ようやく給食が子どもたちのもとへ配膳されるという流れを、栄養士や調理員、学校長、教育委員会などの協力で直接取材することができ、写真と共にわかりやすく編集した。

 また、市内の学校には外国から働きに来ている人たちの子どもも多く通っていることから、学校で何を食べているか心配する保護者のために、外国語版の作成にも挑戦し、ポルトガル語版を完成させ、日本語版とセットで各校一部ずつ配布した。

 坂東さんは、「給食には、食材を作る人、運ぶ人、献立を考える人、調理する人、後片付けをする人と多くの人の“手”と“心”が入っている。当たり前のようにして食べている給食や、家庭などで食べる食事の中で、感謝の気持ちを忘れていないでしょうか」と、問いかける。

 毎日のように大量に出る食べ残し、給食費の滞納などの問題も見過ごすことができない。「一番身近にある学校給食。“命”を食べていることを、親子でいっしょに考えてもらいたい」と、胸の内を語った。

 「食育」の大切さが叫ばれている中で、学校給食そのものが「食」を学ぶ大切な場であると、「学校給食について、この資料を使って親子で考えてみてはいかがでしょう」と、呼びかける。

 学校によっては拡大コピーした上で掲示し、子どもたちや保護者に見てもらっているところもある。まもなく新学期がスタート、新一年生にとってははじめての給食もはじまる。坂東さんの思いが込められた資料が、生かされる時を待っている。


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新入園や新入学を祝って

今年も「花の定期便」

=近江八幡市 三原さん=


▲今年も花を届けた三原さん(右)――近江八幡市役所西別館前で――
◆東近江・近江八幡市◆

 新学期がはじまるのを前に、近江八幡市中村町で生花店「みはら花苑」を営む三原茂靖さん(65)が、今年も市内の子どもたちに素敵な花のプレゼントを贈った。

 「花の定期便」として三十八年続く心あたたまるプレゼントは、茂靖さんの母・綾子さん(昨年五月に八十九歳で亡くなる)が、孫(茂靖さんの長男)の保育園入園を機に、「緊張する子どもたちの気持ちを少しでもやわらげることができれば」と寄贈したのがはじまり。十一年前からは茂靖さん夫妻が引き継いだ。

 今年は、赤やオレンジ、ピンクなど色鮮やかで可憐な花を春から初夏にかけて毎年楽しむことができる「カランエコ」百六十八鉢が、市内の公立と私立の保育所、幼稚園、小学校の、三十三校園の新入児や新入生の教室に分配され、晴れやかな子どもたちを華やかに迎える。

 市役所西別館前で三日、市職員に花を託した三原さんは、「今年も無事納めることができました。子どもたちが花を見て心なごみ、きれいやな、水をあげようなどと、やさしい気持ちをもっていただければ」と、話していた。

 


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