平成20年4月12日(土)第15006号

◆全県◆
竜王町など5町、基金取り崩し検討
道路特定財源暫定税率期限切れ
東近江市、日野町など
=14市町が道路予算執行留保=


◆全県◆
地上デジタル放送活用して
=びわ湖放送が県政情報発信=


◆大津・大津市◆
聴覚障害者向けに
“わさび”の火災報知器を臨床実験
=滋賀医大=


◆東近江・東近江市◆
復活した名物「永源寺桜」PR
商工会が花見マップ作成
=地区内に800本、見頃は19日前後=


◆東近江・東近江市◆
肩凝り解消・疲労回復・老化防止に!
「有酸素運動とヨガで健康に」
=夜間に開講=


◆東近江・東近江市◆
不安解消 「長寿医療制度」
東近江市 相談窓口を開設
75歳以上すべての人が対象
=保険料 公的年金から天引き=


◆東近江・日野町◆
子どもたちの笑顔を守る!
障害児童クラブ 「ともだち」
=日野町大窪に活動拠点=


竜王町など5町、基金取り崩し検討

道路特定財源暫定税率期限切れ

東近江市、日野町など
=14市町が道路予算執行留保=


◆全県◆

 県は十一日、道路特定財源の暫定税率の期限切れ(失効)に伴う県内の市町の対応状況を取りまとめた。

 それによると、予算執行を保留するなどとしているのは、大津市、彦根市、長浜市、守山市、栗東市、甲賀市、高島市、東近江市、米原市、日野町、愛荘町、多賀町、湖北町、木之本町の十四市町。

 現在、検討中は、近江八幡市、草津市、野洲市、湖南市、安土町、豊郷町、虎姫町、高月町、余呉町、西浅井町の十市町。なお、竜王、甲良、虎姫、余呉、西浅井の五町は、財政調整基金を取り崩して財源確保に充てることを検討している。

 一方、県の試算では、県内の全二十六市町の暫定税率の影響額は約五十億円にのぼっている。

 県がまとめた各市町の対応は、次の通り。

【大津市】国庫補助事業については、国庫補助内示があるまで事業執行をしない。単独事業については、道路維持補修事業や地権者との交渉の関係で緊急性を要する事業のみの執行にとどめる

【彦根市】新規発注事業十億五千四百万円の執行留保

【長浜市】国の動向、地方財政計画などの動向が明らかとなるまで、国交付金事業およびこれに関連する事業、市単独道路改良事業の執行を留保する。なお、市民生活に支障のある道路雑持については精査し執行する

【近江八幡市】四月末時にて暫定税率期限切れが続くようであれば、道路事業の見直しや執行留保を検討せざるを得ないと考えるが、現段階においては未対応

【草津市】四月中の暫定税率延長案成立を想定し、歳入予算への影響額のうち、一か月分△八百万円を五月補正(肉付予算)で減額補正を予定。今後、情勢の変化に注視しながら対応策を検討することとするが、現時点では、歳出(道路関連予算)の執行留保などは考えていない

【守山市】国の動向に注視しながら対応策を検討することとするが、現時点では道路関連事業に対する執行停止の予定なし。ただし、地方道路整備臨時交付金については、特定の事業に財源を充当するため、歳入確保の状況を確認した上で執行していく

【栗東市】地方道路整備臨時交付金事業については交付金の減少の有無を確認の上、事業実施。通常の道路事業については、整備の緊急性を再精査した上での執行を徹底する。原則として新規事業着手は道路特定財財の動向がはっきりするまで執行を留保

【甲賀市】道路の新設改良の入札は留保。ただし、緊急修繕およぴ災害復旧を除く

【野洲市】国の動向を見極めながら、現在執行留保を検討

【湖南市】現在、検討中

【高島市】国の情勢を見極めつつ、計画のうち市民生活に支障のある道路維持など、財源の範囲内で必要最小限の執行を図る

【東近江市】地方道路整備臨時交付金を財源とする事業に関しては国からの内示が出るまでの間、事業実施を見送る。地方道路譲与税等に関しては、今後、財源不足が予想されるため、一部を除き執行を保留する

【米原市】道路開係予算で七億九千万円を執行留保している

【安土町】当面は国の動向を見守るが、この状況が続き国の補てん財源措置もないのであれば、暫定税率分を見込んだ予算編成のため、財源不足分について、その他の諸事業の見直しを迫られることになり今後、検討していく

【日野町】道路改良事業等の年度内での進度調整

【竜王町】財政調整基金による調整

【愛荘町】道路新設改良事業については優先度を設定、執行を留保し、今後の動向を見極め判断したい

【豊郷町】暫定税率延長法案が成立するか否か、国の動向を注視しつつ、暫定税率の取扱い、および国の財源補てん措置が確定した段階で事業の見直しなど予算措置を検討

【甲良町】財政調整基金の取り崩しで対応する

【多賀町】四月発注予定の道路事業をとリあえず五月発注とした。道路関係予算については今後の動向を見極め判断したい

【虎姫町】今後の動向を注視し、状況によって基金の追加繰り入れを検討

【湖北町】新規発注事業の執行保留

【高月町】国の動向を見極めながら、現在執行留保も検討

【木之本町】新設改良事業(投資的事業)の着手留保、または補正財源保留額に振り替え、可能な限り補正事業の抑制を図る

【余呉町】現段階では道路維持経費などの財源は留保財源への振り替えで対応できるが、暫定税率の復活が遅れるような事態になれば、今後、基金繰り入れなど何らかの対応策を検討する

【西浅井町】平成二十年度の投資的経費は、必要最小限の予算計上であり、基金繰り入れなどを含め、今後、検討する。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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地上デジタル放送活用して

=びわ湖放送が県政情報発信=


◆全県◆

 びわ湖放送(株)は、一日午前九時から全国都道府県で初めて、地上デジタル放送を使用した滋賀県県政情報発信データ放送電子版「データ放送 滋賀プラスワンd」の試行放送をスタートさせ、十一日までに正式運用を始めた。

 データ放送とは、地上デジタル放送ならではの新しい視聴者サービスで、デジタルテレビや携帯ワンセグから文字による情報が入手できる。

 今回のデータ放送では、滋賀県が県内全戸に配布している県広報誌「滋賀プラスワン」を、電子版“データ放送 滋賀プラスワンd”として深夜・早朝を問わず二十四時間流し、いつでもどこでもテレビを通して情報提供が行われ、随時最新情報に更新されるという。

 地上デジタルデータ放送には、一般家庭のデジタルテレビで視聴できる十二セグデータ放送と携帯ワンセグで視聴できる一セグ(ワンセグ)データ放送の二種類のデータ放送がある。

 まず、十二セグデータ放送では、従来の「滋賀プラスワン」の特集記事をテレビ画面を通して届けるほか、「県からのお知らせ」や「お出かけ案内」、県広報番組と連動した「番組情報」、緊急・災害時の「緊急・防災情報」が発信される。

 一方、ワンセグデータ放送は、一セグ放送受信可能な携帯電話から「県からのお知らせ」が視聴できるほか、携帯電話の動画閲覧機能を活用したコンテンツ「いま。しが」(http://www.bbc-tv.ne.jp/imashiga/index.html)も配信。

 この「いま。しが」は、知事からのメッセージや県広報番組、観光といった動画を見ることが可能。緊急・災害時には、十二セグ同様に緊急・防災情報も提供される。

 視聴方法は、十二セグデータ放送は地上デジタルテレビでデジタル三チャンネルびわ湖放送にチャンネルを合わせ、テレビリモコンのdボタンを押す。ワンセグデータ方法については、ワンセグ放送を受信可能な携帯電話でデジタル三チャンネルびわ湖放送に合わせる。


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聴覚障害者向けに

“わさび”の火災報知器を臨床実験

=滋賀医大=


◆大津・大津市◆

 火災時、特に睡眠中に聴覚障害者や耳の遠い高齢者らが警報を聞き逃して逃げ遅れてしまう問題を解決するため、警報音の代わりに「わさびの臭い」を使って知らせる火災報知器の開発をシームス(本社・東京都)、エア・ウォーター防災(同・神戸市)らが進めており、国立大学法人滋賀医科大学(大津市)の今井眞助教(精神医学講座)がさきごろ、臨床実験を行なった。

 臨床実験では、わさび臭には睡眠からの覚醒作用があり、とくに聴覚障害者に対して有効であることが実証された。

 この実証実験は、聴覚障害者四人を含む二十〜四十歳代の被験者十四人に対し、脳波検査において睡眠を確認した後、まず臭気を含まない気体を室内に噴霧し、睡眠の継続を確認した。

 次に一分半後、わさび臭を含有した気体を噴霧し、睡眠覚醒状態の変化を観察したところ、鼻づまりの被験者一人を除いて、枕元に臭気が到達してからおよそ十秒から二分後にすべての被験者が目を覚まして室内のブザーを押すことができた。

 聴覚障害者向けに「わさびの臭い」で知らせる世界初の本格的火災警報器の開発や実証試験の模様は、ロイター通信社、英BBCなどによって世界各国に向けて配信され、反響を呼んでいる。


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復活した名物「永源寺桜」PR

商工会が花見マップ作成

=地区内に800本、見頃は19日前後=


▲イラストと写真で見やすいマップ
◆東近江・東近江市◆

 東近江市永源寺商工会は、同地区固有の遅咲きサクラ「永源寺桜」をPRしようと、花見マップをこのほど二万部発行し、市内の公共施設、観光協会で配布している。

 サイズはA3判で、カラー印刷。イラストや写真を使って、花見スポットや最寄りの駐車場などを分かりやすく紹介している。

 若芽が伸びるのと同時に開花する永源寺桜は遅咲きで、十九日前後には見ごろを迎えそう。花びらが七ー十三枚もあって一見八重桜のようにみえ、花の直径は大きく五センチもある。

 同地区の永源寺桜はいつの間にか途絶えていたが、商工会女性部が地域の名物にしようと、十一年前から毎年、関東地方で発見された苗を植樹し、今では八百本以上が地元の春を彩っている。

 なお、最も花のつきが良い永源寺地域産業会館駐車場一帯では、十九日午前十時から春まつりが開かれる。ステージショー(歌謡、手品、大道芸)、親子で楽しめるちびっ子広場(バルーンアート、エア遊具・ふあふあドーム)、フリーマーケット(永源寺ソバ、イワナの塩焼き、ジェラートなど)、小物づくり体験が催される。

 問い合わせは同商工会(0748―27―0360)へ。


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肩凝り解消・疲労回復・老化防止に!

「有酸素運動とヨガで健康に」

=夜間に開講=


▲呼吸に合わせて刺激とリラックスを繰り返すヨガ(3日、蒲生公民館で)
◆東近江・東近江市◆

 働いている人が参加しやすいようにと、蒲生公民館は、今年度から「有酸素運動とヨガで健康に」の午後の部(午後八時〜同九時半)をスタートさせた。

 この教室は、心肺機能を強化して代謝をよくする有酸素運動と、ポーズ・瞑想・呼吸法で心と体を一つに結ぶヨガを取り入れ、運動不足解消とストレス発散を図るもの。

 昨年度までは、毎月一回水曜日の午前中に開講されていた。無理なく続けられる内容だけに、参加者からは夜間の開講や日数の拡大を望む声が多く寄せられたという。

 参加者の要望にこたえて、蒲生公民館は、今年度から毎月二回の開講に増やし、水曜日を午前の部(午前十時〜正午)、木曜日を午後の部(午後八時〜九時半)に設定した。

 初の夜間開講となった今月三日には、男女合わせて二十一人が参加。講師の山本いづみさんが、参加者の年代にあわせた有酸素運動を指導、必ず体のどの機能に働きかけているか解説しながら、「周りと自分を比べず、楽しく体を動かしてくださいね」と呼び掛けた。

 体が温まったところでヨガへ。参加者は、血液の流れを感じつつ、自分の呼吸に合わせて気持ちのいいポジションを見つけ、刺激とリラックスを繰り返した。社会人の娘とともに参加した母親や中高年層の男性の姿も見られ、肩凝りや猫背、疲労回復、老化防止など性別問わず気になる症状を改善するポーズを習得していた。

 次回の開講は、午前の部が十六日、午後の部が五月一日となっている。参加費は三百円で、事前申し込み不要。参加者は、ヨガマット(バスタオルでも可)を持参すること。

 問い合わせは、蒲生公民館(0748―55―0207)まで。


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不安解消 「長寿医療制度」

東近江市 相談窓口を開設

75歳以上すべての人が対象
=保険料 公的年金から天引き=


◆東近江・東近江市◆

 東近江市は、七十五歳以上すべてを対象にした後期高齢者医療制度「長寿医療制度」が四月一日からスタートしたことを受け、制度への理解とともに不安解消につなげてもらおうと、市役所保険年金課に窓口を設け、相談を受け付けている。

 新制度ヘの加入は、これまでの国民健康保険の加入者ほか、会社などの健康保険の加入者と被扶養者(扶養家族)を含む七十五歳以上のすべての人に義務付けられ、障害認定を受けた六十五歳以上の人も対象になる。

 制度導入を前にして同市は先月、新しい保険証「後期高齢者医療被保険者証」=写真=を、約一万三千人(一般一万二千人、障害認定千人)の対象市民に一人一枚の発送を終えた。これまでの老人医療制度では二枚(医療受給者証と被保険者証)必要だったが、届けられた保険証は診察券のようなカードサイズ一枚に簡素化されている。

 保険料は、原則として公的年金から天引きされ、均等割額と所得割額の合計を納めることになる。均等割りは三万八千百七十五円に設定され、各世帯の所得水準に合わせて七割・五割・二割の三段階で減額される。

 所得割りでは、基礎控除後の総所得額に率(六・八五%)を掛け算出されるが、年間保険料の上限額を五十万円とした。一方、病院などで支払う自己負担割合は、これまでと同様に一般(年金生活者など)が一割、現役並の所得者は健康保険並みの三割を負担する。

 保険料の年金天引き以外の人は市役所から送られる納付書で納めるが、保険料を滞納した時には短期被保険者証が発行され、一年以上滞納が続くと資格証明書は交付されるが、医療費は全額自己負担となる。

 手続きや制度について詳しく知りたい人は、市役所保険年金課(TEL24―5634)の相談窓口に問い合わせる。

 


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子どもたちの笑顔を守る!

障害児童クラブ 「ともだち」

=日野町大窪に活動拠点=



▲サマースクールの歌「てをつないであるこう」を歌って楽しむ参加者ら(日野町大窪で)
◆東近江・日野町◆

 子どもたちが集える場所がなければ笑顔は咲かない―。わたむきの里福祉会が五日、日野町の障害児童クラブ「ともだち」の開所式を同町大窪で開き、障害のある子どもたちと保護者ら約四十人が参加して新たな活動拠点開設を喜んだ。

 東近江地域内養護学校の寄宿舎廃止や補助金削減によるサマーホリデー事業継続の難しさなど、障害のある子どもたちが家族以外で人間関係を築き、生活力を付ける放課後支援の在り方が大きな課題となっている。

 地域の学童保育所の受け入れには限界があり、障害の特性がありながら友だちと集まって遊べる場所の確保が急務だ。

 そこで、サマースクール事業を展開しているわたむきの里福祉会が、保護者が主となって町内で障害児学童に取り組んできた“みつまめの会”とも協議し、今年度から障害児学童保育事業とサマーホリデー事業を一体的に担うこととなった。

 四年前まで共同作業所として活用していた町所有の施設を再度借り受け、障害の重い軽いにかかわらず誰もが参加でき、親同士のつながりを大切にした学童保育所として新たに出発する。 

 利用対象者は、日野町内在住の支援学級や養護学校に通う子どもたちで、すでに二十一人が登録済み。

 活動日は、毎週水曜日(午後三時〜五時)と土曜日(午後一時〜五時)、夏休み期間中は週五日(午前十時〜午後三時)。主任指導員一人と指導員三〜四人、ボランティア数人が、子どもたちとスポーツやレクリエーションをして過ごす。

 施設内は、すべてバリアフリー整備されており、自閉症の子どもたちが安心して遊べるように別室も設けられている。

 午後二時からの開所式で、わたむきの里・盛井彰司施設長は「友だちをたくさん作って、大いに成長できる発達の原動力の場になれば」とあいさつ、保護者会代表者も「『楽しかった』という声が聞けたらいいなと思う。そのためにいっぱい思い出を作って、楽しい時間を過ごしてほしい」と期待を込めた。

 その後、参加者全員でサマースクールの歌「てをつないであるこう」を青空に向かって思いっきり歌い、盛井施設長のフルートの音色に合わせて日本一の学童になるよう祈り、看板も手作りした。

 


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