平成20年4月16日(水)第15009号

◆全県◆
草津、甲賀両市で新たに検出
=県の昨年度地下水質測定調査=

◆東近江・東近江市◆
災害時の救援活動を応援
東近江市が協定を締結
生活の安全確保へ迅速対応
=電気の復旧や飲料水の提供=


◆東近江・東近江市◆
模擬体験で学ぶ
年齢を考慮した事故防止
=高齢者交通安全教室=


◆東近江・東近江市◆
祖父母に聞いた昔話を本に
「天狗つるべ」寄贈
=会社社長・平居さん=


◆東近江・東近江市◆
猪子山で“春”見つけた
親子20人自然観察楽しむ
=採取した山菜は天ぷらに=


◆東近江・安土町◆
吉信さんの書展&
木のおもちゃ展
=安土町図書館で開催中=


草津、甲賀両市で新たに検出

=県の昨年度地下水質測定調査=


◆全県◆

 県は、昨年度に実施した「県内の地下水質測定結果」を公表した。

 この調査は、県内の全体的な地下水質の概況を把握するために実施するもので、県内を二キロメッシュで二六四に区分し、その代表井戸を五か年間で一巡する。

 昨年度の調査対象市町は、大津市、長浜市、草津市、甲賀市、高島市、東近江市、安土町、愛荘町の六市二町。

 調査等により新たに環境基準健康項目が検出された場合、速やかに検出井戸の周辺における地下水質の汚染の状況(範囲と程度等)を調査し、検出井戸周辺調査等で確認された環境基準を超える汚染地域の継続的な監視を定期的に実施する。調査の結果、一年間全ての地点で環境基準以下となった地域は、さらに一年間の経過観察調査を行いうことになっている。

 今回は、八市町の六十五地点で、人の健康に係る地下水環境基準が定められている項目等二十八項目について調査した。その結果、六地点で検出が見られた。なお、そのうち四地点は過去の調査で既に検出が確認されており、今回新たに検出が確認されたのは二地点あった。

 新たな検出は、草津市下笠町付近およぴ甲賀市水口町松尾付近で、硝酸性窒素および亜硝酸性窒素が環境基準を超えていた。

 既に過去の調査で汚染が確認されている地域での検出では、草津市野路町付近でテトラクロロエチレンが環境基準を超えて、また、草津市野路町付近でシスー1、2一ジククロロエチレンおよびトリクロロエチレンを、さらに東近江市糠塚町付近でトリクロロエチレン、愛荘町愛知川付近でテトラクロロエチレン、長浜市上八木町付近で砒素をそれぞれ環境基準以下で検出した。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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災害時の救援活動を応援

東近江市が協定を締結

生活の安全確保へ迅速対応
=電気の復旧や飲料水の提供=


▲災害時の応援協定書に署名の3氏―左から草野理事長、中村市長、竹川社長―
◆東近江・東近江市◆

 東近江市は十四日、滋賀県電気工事工業組合(草津市、草野吉次理事長)と大丸エナウィン株式会社(本社・大阪市、竹川夘三郎社長)の間で、災害発生時における復旧活動を緊急応援する協定をそれぞれ締結した。

 これは、市民生活にかかわりの深い電気や飲料水の確保について協定を結び、災害時に市民の安全確保と復旧に向けた迅速対応を図るのが目的で、電気設備の応急復旧を行う県電気工事工業組合との協定では、市から応援要請があった場合に、八日市支部(黄地常久支部長、四十四社)が工事を担当し、速やかに復旧作業に取り掛かる。

 一方、同市市ヶ原町の工場でミネラルウォーターを製造する大丸エナウィンからは、地震や風水害などの災害が発生した時、市の要請を受けて、同社が保管する飲料水の提供などについての協力が得られる。

 調印式では、東近江市の中村功一市長、県電気工事工業組合の草野理事長、大丸エナウィンの竹川社長の三人がそれぞれ協定書に署名した。中村市長は「災害への市民の関心も強く、発生した場合の備えが必要で、安全・安心の確保へ協定締結は心強い」と感謝を述べた。

 一方、草野理事長と竹川社長は、そろって「電気も水も生活の基盤となるので、社会責任として貢献できればと考えていた。組織を生かして災害などに対処できるよう、体制強化にも取り組んでいきたい」と、締結ヘの思いを語った。


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模擬体験で学ぶ

年齢を考慮した事故防止

=高齢者交通安全教室=


▲軽トラに同乗しての衝突実験
◆東近江・東近江市◆

 春の全国交通安全運動期間中の十五日、高齢者を対象にした「シルバードライバー交通安全実践教室」が八日市自動車教習所で開かれた。

 同運動の重点項目に掲げられている「子どもと高齢者の交通事故防止」の実践教室として、愛荘町の老人クラブに参加を呼びかけて開いた。

 午前九時半から始まった実践教室には、三十人が参加。開会あいさつのあと同教習所の教官が、高齢になると車のスピード感や体力の衰えから事故防止や回避の即座の対応が難しくなることや高齢者の事故原因など、具体例を挙げて説明し、参加者に事故防止への注意を喚起した。

 このあと、コースに出て、参加者がよく利用している軽トラに同乗しての模擬衝突実験やシートベルト着用の効果、交差点の状況や服の色によって異なる視認性、義務化された後部座席のシートベルト着用の重要性などを学んだ。


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祖父母に聞いた昔話を本に

「天狗つるべ」寄贈

=会社社長・平居さん=


▲中村市長に本を手渡す平居さん(左)
◆東近江・東近江市◆

 東近江市出身のアパレル会社社長・平居一郎さん(京都市在住・73歳)が、生まれ育った旧湖東町の昔話を調査し、まとめて自費出版した故郷の昔話のシリーズ本「お婆の囲炉裏ばなし第二巻」を、市内の小、中学生に読んでもらえればと三十五冊(各校一冊)を市に寄贈した。

 平居さんは幼い頃、祖父母からたくさん聞かせてもらった昔話を大切な地域文化として全五巻にまとめる計画で、昨年に第一巻「だいじょもん椿」を出版している。今回寄贈した第二巻は「天狗つるべ」(A5版・全246ページ)という書名で、タイトルにした「天狗つるべ」や「横溝納豆」など三十話を載せている。

 平居さんは「普段の生活の中では、お年寄りが子どもたちにしつけや、ものを教える機会がめっきり減りました。この本を通じて子どもたちに地域の文化や歴史を学ぶきっかけになればうれしく思います」と話した。


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猪子山で“春”見つけた

親子20人自然観察楽しむ

=採取した山菜は天ぷらに=


▲登山道を歩く参加者
◆東近江・東近江市◆

 能登川地区の猪子山で十二日、自然観察会「春の猪子山探検」が開かれ、親子二十人が参加した。東近江市能登川博物館が身近な自然の変化を感じてもらおうと、毎年春と秋に催しているもの。

 当日は、ボランティアで郷土の歴史、文化、自然を案内する地域学芸員四人が同行し、春の猪子山の自然を解説した。手入れが行き届いた登山道を歩くと、かわいらしいピンクの花を咲かせるショウジョバカマをはじめとする草花や、山菜が見受けられ、参加者は春の訪れを体で感じていた。

 一時間ほど山歩きを楽しんだあとは、採取したタカノツメ、タラノメ、タンポポの葉を天ぷらにして味わった。春の山菜はほろ苦い味わいで、児童は「苦いけどおいしい」とほお張っていた。

 子ども三人と参加した男性は「地区内に住んでいますが、大阪出身なのであまり猪子山のことを知らなかったので、よい体験になりました。子どもたちも身近な自然に触れることができ、また訪れたいと思います」と話していた。


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吉信さんの書展&木のおもちゃ展

=安土町図書館で開催中=


▲美しい文字の芸術「吉信清子書展」と川口さんの木彫作品展
◆東近江・安土町◆

 安土町立図書館で、町内の書道家の作品展と木のおもちゃ展が開かれ、ちびっこからお年寄りまで、来館者の好奇心をくすぐっている。二十七日まで。

 近江八幡市や旧能登川町の中学校で教鞭を執り、退職後もカルチャースクールなどで指導を続け、町内の様々な場で活躍している吉信清子さん(下豊浦)の書展は、展覧会出展作品や日頃楽しみながら仕上げた作品を紹介している。

 仮名作品「近江百人一首」や、山頭火の句「道」、論語や漢詩など、筆と墨で表現する文字の美しさ、面白さを味わうことができる。

 吉信さんは、「書道を芸術としてどのように残していくか。暮らしの身近な存在として何かを感じてほしい」と、言葉を寄せている。

 また、併せて展示している「平家物語」など文字の彫刻は、川口清一さん(西老蘇)の作品。趣味を極め、字体や書の雰囲気を大切に、仕上げている。

▲子どもたちも夢中の「木のおもちゃ展」
 木のおもちゃ展の方は、安土建築工房(下豊浦 西沢由男社長)の職人さんが、家を建てた時に出る建築端材を利用して作った汽車、飛行機、パズルなどのおもちゃの数々。

 同社では、地域循環完結型社会の実現を目指した「ゼロエミッションプロジェクト」の一環として「おもちゃ工房」で、木のおもちゃ作りと普及販売に取り組んでいる。

 展示作品も単なる遊び道具ではなく、ヒノキの木の素材を生かし、手触り、香り、木のぬくもりなどを感じてもらえる。樹皮の部分を残した積み木は、実際に触って遊ぶこともできる。

 館内には、木工に関する図書のコーナーも設けられ、木や木工についての理解を、さらに深めることもできる。

 紙と、墨と、筆と、木と、素朴な美しさが、見る人をホッとさせているようだ。


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