平成20年4月20日(日)第15013号

◆全県◆
差し押さえた自動車など
インターネットで公売
=第2弾=

◆東近江・東近江市◆
不当要求に立ち向かう
東近江市 庁内連絡会議開く
マニュアルに基づき強化策
=人事異動後の連携を再確認=


◆東近江・東近江市◆
サヤームギャラリーオープン
タイと交流深める拠点に
=塚本さんと妻のサルチャーさん=


◆東近江・東近江市◆
大正〜戦後にかけての
日記集を寄贈
=幸町の荻須さん=


◆東近江・日野町◆
2代目・日野町長
橋田氏の白寿祝う
=日野ライオンズクラブ=


◆東近江・日野町◆
中国湖南省で友情育む
日野少年少女合唱団
=声を合わせて重なる心=


◆東近江・安土町◆
ゆかりの寺に香道新流派
安土町の教林坊
歴史と文化継承し、新たな発信へ
=26日に体験香会、5月から香あそび=


差し押さえた自動車など

インターネットで公売

=第2弾=


▲フェアレディZ(最低入札価格10万円)
◆全県◆

 甲賀県事務所税務課と湖北地域振興局税務課は、県税滞納で差し押さえた自動車や動産などを、五月七日から九日までインターネットで公売する。

 滋賀県では、県税の収入未済額の大半を占める個人住民税や自動車税の徴収対策として、平成十七年度より「滞納整理特別対策室」を設置するとともに、県下八つの県税事務所が市町とも連携を強化し、地方税全体の収入未済額縮減に取り組んでいる。

 また、平成二十年度より、滞納整理の一層の推進を図るため、県と県内すべての市町が協働して地方税の滞納額縮減に取り組む組織として「滋賀地方税滞納整理機構」を設置した。

 特に、度重なる納税催告に応じない滞納者に対しては、預金や給与をはじめ不動産・動産(自動車等)の差し押さえを執行し、厳正な滞納処分を実施している。

 今回行われるインターネット公売は、これまでの会場における期日入札(指定した日時・場所での入札)に比べてインターネットを通じて、何時でも全国どこからでも入札に参加することができる新しい公売システムで、より多くの人に入札に参加してもらうことで公売が成立しやすくなり、その分だけ滞納の早期徴収につながる。

 二回目となる公売物件は、家宅捜索により差し押さえられたもので、フェアレディZ(最低入札価格十万円)とDVDプレーヤー(同千円)、ラジアルタイヤ(同千円)の三点。

 参加申込期間は、今月二十八日午後五時まで受け付けられており、入札期間は五月七日午後一時から同九日午後二時までとなっている。公売物件の閲覧や入札は、Yahoo!JAPANの官公庁オークション(http://koubai.auctions.yahoo.co.jp/shiga)へアクセスする。


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不当要求に立ち向かう

東近江市 庁内連絡会議開く

マニュアルに基づき強化策
=人事異動後の連携を再確認=


▲開かれた不当要求行為等対策連絡会議
◆東近江・東近江市◆

 東近江市は、不当要求行為への対策を一層強化するため、このほど不当要求行為等対策連絡会議(会長・久田元一郎副市長)を庁内三階会議室で開いた。

 十八年十二月施行の同対策要項に基づき開催されたもので、部長級職員ら二十四人が出席し、具体的な場面を想定した対応マニュアルに沿って、この種の事案への対処方法などを話し合った。

 同時に、一日発令された人事異動に伴い、業務に間隙が生じないよう対処するとともに、早めに組織の体制を固め、不当要求ヘの再認識を図ろうと開かれ、今後も全職員が毅然とした態度で立ち向かうことを確認した。

 久田会長は「個人で対応することなくマニュアルに基づいて組織全体で取り組むことが大切。最近は教育現場にまで波及し、根絶に向け連携を密に取り組んでほしい」と、全職員の意識向上を促した。

 担当者から昨年度における職員からの相談状況や県内の不当要求事案などの説明を受け、職員からの相談(約八十件)中、一割が不当要求に関係したものだった。

 また、東近江署の刑事課から「管内の暴力団情勢について」の研修を受け、暴力団や不当要求への対応策を学び、大事に至らないためにも、芽の小さいうちに組織ぐるみで対処することを確認し合った。

 要綱では、許認可や請負契約、入札、人事などへ介入し有利な取り扱いを迫る行為ほか、暴力・脅迫・強要・粗暴な言動、損害賠償目当ての金品要求などを不当要求行為に位置付けている。


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サヤームギャラリーオープン

タイと交流深める拠点に

=塚本さんと妻のサルチャーさん=


▲オープンを祝うタイ式の法要が行われたサヤームギャラリー
◆東近江・東近江市◆

 東近江市八日市金屋二丁目に十九日、タイ王国の魅力を紹介するまちかど博物館「サヤーム(タイ)ギャラリー」がオープンした。

 燃料店を経営する塚本晃弘さん(35)が、八日市商工会議所と市のまちかど博物館事業の認定を受けて開設するもので、これまで倉庫として使っていた建物の一階部分(約80平方メートル)をギャラリーに改装した。

 塚本さんは大学時代、古代遺跡研究でタイを何度も訪問。その時、現地の大学で日本語を教える友人から教え子のサルチャーさんを紹介された。そのサルチャーさんが、日本語を学ぶため滋賀大学に留学したのを機に交際をはじめ、二○○○年に結婚。

 現在は、二人の子どもを授かり幸せな生活を送っているが、日本で暮らす外国人妻は、日本の生活や習慣に馴染めず、孤独になっている人が少なくないことを知り、サルチャーさんと一緒にそうした人たちのコミュニティーづくりの拠点として同ギャラリーの開設を話し合い、計画を進めてきた。

 午前十時から行われたオープニングイベントでは、タイ人や国際交流の仲間など約三十人が集まった。ギャラリーでは、千葉県にあるタイ仏教寺院から僧侶三人を招いて開設を祝う法要やサルチャーさんと仲間のタイ人女性が手作りしたタイ料理、民族舞踊が披露され、オープンを喜び合った。

 ギャラリー内には、塚本さんが現地から買い付けた椅子やテーブルなどの家具や彫刻が飾られタイのムードがいっぱい。今後は、一般の人々を対象にしたタイ料理教室やタイ語教室などを開催したり、ホームパーティーなどにも貸し出していきたいとしている。

 塚本さんは「タイ人ばかりでなく、日本に来て心細い思いをしている外国人にコミュニティーの場を提供し、お互いの異文化が共生する拠点になって、今以上に外国人と日本人が、仲良く交流できるようになればうれしい」と話している。問い合わせは、同ギャラリー(20-5900)へ。場所は、八日市図書館と太子ホールのほぼ中間の住宅街。


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大正〜戦後にかけての日記集を寄贈

=幸町の荻須さん=


▲荻須さんが八日市図書館に寄贈した日記集
◆東近江・東近江市◆

 大正から戦後にかけての八日市のまちの移り代わりや人々の暮らしぶりを日記風に記したたくさんの資料が八日市図書館に寄贈された。

 贈ったのは幸町の荻須憲一さん(83)。荻須さんは、八日市の歴史を後世に残そうとこれまでに「八日市飛行場物語」をはじめとする手記を綴った手製の本や元建築士の作画の腕を活かして描いた繊細な挿し絵を加えた日記などを作り、同図書館が郷土資料として展示会などを開いてきた。

 今回新たに寄贈されたのは、戦前、戦中、戦後の八日市のまちの様子を記した絵日記集や八日市尋常高等小学校の郷土本の原本、戦時中、八日市にあった中部第九四部隊の施設図面なども含まれている。

 荻須さんは「今まで、大事に保管していたもので、後世の人たちに八日市のまちの歴史を伝えられることができればうれしい」と話している。


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2代目・日野町長

橋田氏の白寿祝う

=日野ライオンズクラブ=


▲趣味の三味線を披露する橋田氏
◆東近江・日野町◆

 日野ライオンズクラブ(山中壽勇会長)がこのほど、同クラブ初代会長である橋田喜一郎氏の「白寿を祝う会」を日野町大窪の寿志屋で開いた。

 橋田氏は、明治四十三年四月七日に元県議・橋田治右ヱ門の長男として誕生した。昭和六年に富山薬学専門学校(現富山医科薬科大学)を卒業後、同十三、十四年に支那事変、同十六〜二十一年に大東亜戦争へ出兵。

 その後、同二十四〜三十八年に町議会議員を歴任、同四十〜四十八年にかけては二代目・日野町長として活躍。平成二年に日野町名誉町民第一号を受賞した。

 同クラブ会員が企画した“白寿を祝う会”では、誕生日を祝う花束贈呈に続いて、橋田氏が趣味の小唄と三味線を披露。先輩会員の凛とした姿に会員らは圧倒され、「知性を高め、友愛と相互理解の精神を養い、平和と自由を守り社会奉仕に精進する」とのライオンズの誓いを噛みしめていた。 


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中国湖南省で友情育む

日野少年少女合唱団

=声を合わせて重なる心=



▲明徳中学校を訪れて浴衣姿で歌う日野少年少女合唱団員ら
◆東近江・日野町◆

 言葉がわからなくても歌さえあればいい―。日野少年少女合唱団がこのほど、中国で開催された滋賀県湖南省友好県省協定調印二十五周年記念行事に出席し、長沙市第十一中学校と明徳中学校の二校との音楽交流で友情を育んだ。

 滋賀県には琵琶湖、中国湖南省には洞庭湖と両国を代表する湖を有することが縁となって、昭和五十八年三月二十五日にミシガン船上で友好県省協定調印が交わされ、民間レベルも含めて交流が続いている。

 平成十三年に、日野少年少女合唱団は友好交流使節団として湖南省を訪問。湖南師範大学附属中学校などで芸術文化交流を深め、同十七年には湖南省人民政府が「湖南省で再びあの美しい歌声が聴けることを期待している」と再度派遣を熱望するほど国際親善に大きく貢献した。

 今回、訪問したのは、同合唱団員二十六人(小学六年〜大学一年)と国際親善団ら十人の計三十六人。前回の中国派遣に参加できず、ずっと訪問チャンスの到来を待っていた団員もいたという。

▲友情を育み笑顔が広がった夜の友好交流会
 日程は四泊五日で、先月二十五日午前六時に日野町を出発、上海を経由して湖南省長沙市へ到着した。翌二十六日には、長沙市第十一中学校で日本の唱歌を浴衣姿で披露し、拍手喝采を浴びた。

 続いて、滋賀県湖南省友好県省協定調印二十五周年記念行事に出席した後、再び長沙市第十一中学校の合唱団と出掛けた森林公園センター前の芝生の上で輪になって「琵琶湖周航の歌」を大合唱し、心が重なり合う感動のひとときを過ごした。

 午後二時からは明徳中学校を訪問し、日本の童謡のほか、中国語で「茉莉花」を歌い上げた。夜の友好交流会では、両国の団員たちが一気に打ち解け、言葉の壁をも打ち砕く歌のパワーを実感していた。その後、オリンピックを間近に控えた北京市内なども観光し、同二十九日に帰着。

 同合唱団指導者の菱川きよみさんは、「長沙市の子どもたちや日野の子どもたちが大きな交流活動で国際親善の役目をしっかりと果たしてくれた。今回で二回目の訪問だが、長沙市のみなさんとのつながりを
より深められ、人との出会いのすばらしさを改めて知った感謝の旅だった」と振り返る。

 今年七月には明徳中学校の生徒が滋賀県を訪問する予定で、日野町でのホームステイも計画されている。

 


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ゆかりの寺に香道新流派

安土町の教林坊

歴史と文化継承し、新たな発信へ
=26日に体験香会、5月から香あそび=


◆東近江・安土町◆

 小堀遠
▲組香を楽しむ参加者
州作名勝庭園で知られる安土町石寺の石の寺・教林坊で、香道の新たな流派が誕生した。

 廣部光信住職が、教林坊と香道の歴史的な縁を今の時代に生かし、安土町の歴史的財産、後世へ残す日本の文化伝統として香道をもり立てていきたいと、「教林坊流」を発流した。

 十六日には、町内や近江八幡市、東近江市などから関係者約三十人が出席して本堂で発流式が行なわれた。

 家元でもある廣部住職は、一昨年から「香道の会」を始め、昨年からは毎月香道の教室を開催して来た経緯から、新流派を立ち上げることを決意したこと、また、教林坊の開祖である聖徳太子が香道のはじまりに大きく関わったとされること、近くの観音寺城本丸跡から香炉が発見され、京都で香道を大成させた建部隆勝は佐々木六角の家臣で、教林坊のすぐ上に屋敷があったこと、小堀遠州が香道にも通じていたこと、かつて教林坊の蔵には香道の道具や解説書がたくさんあって、現在は早稲田大学の教林文庫にそれらの資料が保管されているいことなどを紹介し、いかに教林坊と香道が深い歴史と関係で結ばれているかを披露するとともに、「建部氏や佐々木氏と香道のつながりを顕彰し、香道をもり立て、広めていきたい」と、決意を込めてあいさつした。

 本堂の仏前には観音正寺から贈られた本尊・千手観音再建に使われたインド産白檀(びゃくだん 「教林坊」と命名)が奉納され、その一部を削って香炉に入れて供える献香、奉告法要などが営まれた。

 記念香席も書院で開かれ、献香白檀「教林坊」の香りを出席者が聞いたほか、最後に聞いた香りが先に聞いた三種類の香りのどれかを当てる組香(くみこう)「三寶香(さんぽうこう)」を、春の新緑に染まりつつある庭園を背景に、作法に則って楽しんだ。

 廣部家元は、「教林坊復興も十二年目。十年目で一区切りできたので何かを中心にと考え、香道に決めました。早くからはじめている茶道と今回の香道を併せて、(教林坊を)文化発信の場にしたい」と、意気込みを語った。

 二十六日には発流記念の体験香会が、午後一時、三時、五時の三回開かれる。各回定員二十人。参加費一千円。

 また、今年が源氏物語千年紀であることから、五月二十一日から「さらりと読む源氏物語と香あそび」も十回シリーズ(原則毎月第三水曜日)でスタートする。

 参加申し込みと問い合せは、教林坊(TEL0748―46―5400、5539)まで。 


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