平成20年4月29日(火)第15020号

◆東近江・東近江市◆
犯罪白書・少年非行
昨年中の東近江署管内まとめ
刑法犯は前年より74件減少
=検挙うち3割近くが少年=

◆東近江・東近江市◆
近江五個荘商人のふるさと
=こいのぼりの群れ、勇壮に泳ぐ=


◆東近江・東近江市◆
環境とエコPR
親子連れなどで賑わう
=鯉のぼりと菜の花まつり=


◆東近江・東近江市◆
永源寺地区産の杉50%採用
八日市コミュニティセンター完成
=27日に竣工、利用は1日から=


◆東近江・竜王町◆
道の駅竜王かがみの里で
「GWイベント」開催中
=来駅者のお腹も満たす=


◆東近江・日野町◆
「藤沢町長をはげます町民のつどい」
町民の声に耳を傾ける町政へ
=支援者約350人 軽トラ町長へ期待=


◆東近江・近江八幡市◆
PFIのあり方検証
近江八幡市で講演会
光多氏 適切な議論と変化への対応
=きょう午後9時から HOTTVで放映=


犯罪白書・少年非行

昨年中の東近江署管内まとめ

刑法犯は前年より74件減少
=検挙うち3割近くが少年=


◆東近江・東近江市◆

 東近江署がまとめた昨年中の白書「犯罪と少年非行」によると、犯罪の発生件数が前年より減少したことで、検挙者のうち少年が三割近く占める中で、補導された少年も減少していることが分かった。空き巣狙いや出店荒らし、事務所荒らしなどの侵入盗とともに、自転車盗や車上狙い、万引きなど非侵入盗も減少している。

 管内で発生した犯罪件数は千六百七十六件で、前年(千七百五十件)より七十四件減少したものの、二百七十一人(前年二百六十七人)が検挙された。犯罪のうち窃盗犯が千二百七十二件(同千二百八十八件)と圧倒的に多く、全体の七割以上を占める。

 このほかの犯罪では、凶悪犯(殺人・強盗・放火・強姦)六件、粗暴犯(暴行・傷害・脅迫・恐喝)四十一件、知能犯(詐欺・横領・偽造・汚職・背任)六十五件、風俗犯(賭博・強制わいせつ)二件、その他(住居侵入・器物損壊・占有離脱物横領)二百九十件だった。

 一方、特別法犯では四十二人が逮捕されている。青少年保護育成条例違反はなく、迷惑防止条例違反五人、児童買春・ポルノ法違反二人、銃砲刀剣類所持等取締法違反二人、覚せい剤取締法違反八人、廃棄物処理法違反十五人で、前年より件数で一件、検挙数で二人それぞれ増えている。

 最も多い窃盗犯のうち侵入犯は、前年(百五十七件)より三十一件増加し、百八十八件の発生となった。手口では、空き巣狙い四十九件(前年比十件増)、出店荒らし三十三件(同十一件増)、事務所荒らし二十件(同六件減)ほか、忍び込み二十七件、金庫破り二件など。

 非侵入犯の発生件数は、前年(千百三十一件)より四十七件減少している。特に、自転車盗三百三十六件(同三十七件増)と車上狙い百五十件(同三件増)が増加し、逆に万引き百三十件(同三十件減)と自販機狙い六十八件(同十六件減)は減少し、自動車やオートバイの盗難・部品狙いは百三十一件だった。特に、自転車盗の七三%は無施錠の状態という。

 一方、青少年犯罪では、補導された少年は千二百二十人(うち女子三百九十八人)で、前年に比べ八十二人増加している。窃盗、暴行・傷害、恐喝などの刑法犯少年は百五人と前年より一人増にとどまる中で、女子の増加が目立つ。
 不良行為少年の補導状況では、喫煙五百三十人(うち女子百二十二人)と深夜徘徊四百十九人(同百六十四人)で全体の八五%以上を占め、全体では無職少年三百六十三人(同百六十一人)、高校生三百十九人(同百十五人)、中学生二百三十二人(同五十八人)が圧倒的に多い。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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近江五個荘商人のふるさと

=こいのぼりの群れ、勇壮に泳ぐ=


▲青空に溶け込むこいのぼり
◆東近江・東近江市◆

 端午の節句をひかえた五個荘の空で、こいのぼりの群れが春風に乗って勇壮に泳いでいる。家庭から寄せられたこいのぼりを揚げる恒例の「スイスイこいのぼり」が、てんびんの里文化学習センター(五個荘竜田町)の駐車場で二十三日から始まっている。五月十四日まで。

 この時期の地元の風物詩となっており、小さな子どもを連れた母親やお年寄りが遊びに訪れたり、保育園児らが散歩に来るなどして毎年好評だという。

 準備作業では、職員らが二時間ほどかけて、長さ三十メートルほどのロープ三本にこいのぼり三十七匹を一匹一匹丹念にくくりつけ、センター三階から駐車場のポールまでロープを張った。さらに、こいのぼりの真下に車が入らないように、カラーコーンを設置して駐車禁止にした。

 駐車場一面に揚げられたこいのぼりは、この日を待っていたかのように風をはらんで泳ぎだし、黒や赤、青、緑の色鮮やかな錦が、さわやかに晴れわたった青空に溶け込んでいた。


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環境とエコPR

親子連れなどで賑わう

=鯉のぼりと菜の花まつり=


▲バイオディーゼル燃料で走る車に試乗する市民
◆東近江・東近江市◆

 菜の花畑が広がる柴原南町の宮溜貯水池周辺で二十七日、市が取り組んでいる菜の花エコプロジェクトをPRする「鯉のぼりと菜の花まつり」が開かれた。

 市新エネルギー推進協議会が同町営農組合と玉緒地区まちづくり協議会の協力を得て、毎年実施している。

 ことしは、満開を迎えた菜の花畑(約三○ヘクタール)の中に鯉のぼりが設置され、春本番の風情が広がる中、天ぷら油など家庭からの廃食油でつくられたディーゼル燃料で走る車の試乗やよさこいグループの演技、八日市高吹奏楽部のミニ演奏会などが行われ、好天にも恵まれ家族連れなどで賑わった。


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永源寺地区産の杉50%採用

八日市コミュニティセンター完成

=27日に竣工、利用は1日から=


▲木の香りが漂うホールで行われた竣工式
◆東近江・東近江市◆

昨年七月から旧市立中央公民館(八日市公民館)跡で建設が進められていた市立八日市コミュニティセンターが完成、二十八日午前九時から関係者ら約四十人が出席して竣工式が行われ、完成を祝った。利用は五月一日から。

 旧公民館建物がアスベスト建材が使われていることが判り、また、阪神淡路大震災以降に定められた耐震基準に未対応であったこと、築後三十五年が経ち地元から新しい公民館の改築要望が毎年、挙がっていたことなどを理由に市が事業費二億二、七一八万円を投じて建設を進めていた。

 完成した建物は、地域のコミュニティセンター(旧公民館)としては初の木造で大切断2方向ラーメン構造の平屋建て(床面積七一八平方メートル)。木材の約半分を永源寺地区産の杉材を採用した。

 ステージ付のフロアー(一九五平方メートル)を備えたホール棟と調理室、和室(八畳二室)、コミュニティホールを備えた事務所棟の二棟建てで、バリアフリー化されている。屋外には、駐車場(十五台収容)と倉庫が設けられている。

 テープカットのあと、ホールで行われた竣工式で中村功一市長は「市民と行政による協動のまちづくりをめざし、人づくり、まちつぐりの素地を培う生涯学習の拠点としての役割は大きい。永源寺地区や県内の木材をふんだんに使った木造の良さを味わうことができ、癒される質感や温かさ、和みなど木のよさが地域に愛される施設利用の中に活かされることにも期待したい」とあいさつした。


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道の駅竜王かがみの里で

「GWイベント」開催中

=来駅者のお腹も満たす=


▲地元農家が出荷している新鮮野菜は来駅者に大人気
◆東近江・竜王町◆

 竜王町鏡の道の駅竜王かがみの里が、二十六日から「ゴールデンウィークイベント」を開催している。開催期間は五月六日までで、今月三十日休館。

 身近な場所で連休を楽しんでもらおうと、同里は、近江米やトロピカルマンゴー、近江牛カレーが当たる“お楽しみ抽選会”や子どもたちが大喜びする“ふあふあラビット”(五月三〜五日)、初登場のミスタージョーシンによる“マジックショー”(三日午前十一時と午後二時)、似顔絵コーナー(四、五、六日)、大正琴(五日午後一時半)、しいずん演奏(五日午前十一時と午後二時)を企画した。

 また、レストランでのランチバイキング(三〜五日午前十一時〜午後三時)や焼きたてパンの日替わり奉仕、お菓子半額のお買得コーナーのほか、ポン菓子(六日まで)・小浜直送海産加工品(四日)・焼きたてきんつば(今月二十九日)の実演販売コーナーも設け、来駅者のお腹を満たす。

 ちなみに、同里の売れ筋商品を聞いたところ、地元農家が出荷している新鮮野菜とその場で精米する近江米が断然トップで、竜王ファーム・しんちゃんたまごから届くうみたて卵や岡田豆腐店の豆腐・あげ、ヌーベルムラチの足太あわび茸、杉本バラ園のバラ、山面で栽培されているストック、株式会社いのうえの鏡まんじゅう、かがみの里オリジナル黒豆寿し・ソフトクリーム、パン工房のパイシュー・近江牛コロッケパンなども人気が高いという。

 営業時間は、午前九時半から午後六時まで。詳しくは、道の駅竜王かがみの里(0748―58―8700、ホームページhttp://www.rmc.ne.jp/kagaminosato/)へ。


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「藤沢町長をはげます町民のつどい」

町民の声に耳を傾ける町政へ

=支援者約350人 軽トラ町長へ期待=


▲支援者約350人を前に再選へ向けた決意を語る藤澤町長(日野公民館で)
◆東近江・日野町◆

 藤澤直広日野町長の支援団体“あたたか日野町みんなの会・藤沢なおひろさんを励ます会”(儀俄嘉会長)が二十七日、六月の町長選挙を見据えて「藤沢町長をはげます町民のつどい」を日野公民館で開いた。会場には支援者約三百五十人が詰め掛け、対話・現場主義を掲げ休日でも町内を駆け回る姿から軽トラ町長の異名を持つ藤澤町長の再選に向けて気持ちを一つにした。

 午後八時から始まった町民のつどいは、約三百五十人の支援者で会場が埋め尽くされ、壮年層や女性の姿が目立った。「日野で生まれ育ち、農業そして日野町を一番愛する人だ」や「何を言ってきたかではなく、私たちのために何をしてくれたかが重要。藤澤町長は言ったことを確実に実行し、威張らず誠実で実行力のある三拍子そろった町長だ」といった人物評価のほか、「障害のある人やお年寄りが安心して暮らせるまちを作ってほしい」や「町民の声が届く町政を続けてほしい」との願いを七地区の住民が発信。

 この激励を受けて登壇した藤澤町長は、国の三位一体改革の影響で三年間で二十八億円の財源不足が生じることが発覚した就任当初から、最大の懸案事項だった日野中学校改築着工や教育・福祉の充実、産業振興、健全な財政運営に向けた行財政改革といった取り組み成果を挙げつつ、国保・水道料金の値上げに着手し「町民にご無理をお願いするという苦い経験もした」と四年間を振り返った。

 合併しないと取り残されるのではないかとの不安の声に対して「住民がいるのに役場行政が撤退することこそが取り残されることではないか。合併自体が悪ではなく、住民合意のない合併の押し付けがよくない。現在、自律のまちづくりを進めているので、直ちに合併相手を探しに行くようなことは現時点で考えられない。しかし、合併問題が生じた場合には十分な調査・研究をし、情報収集する中で住民と議論して住民投票で決める」と述べ、自然環境・歴史伝統・町民の愛郷心といったまちの特性を生かして徹底した行財政改革を進めながら持続発展可能なまちづくりを目指す。

 また、国・県とのパイプがないとの指摘には「町長就任当初に、県職員の先輩が『三千人の県職員のパイプがある』と言ってくれたことを思い出す。国・県の事業を大いに取り入れ、連携を深めていきたい」とかわし、文部科学省のモデル事業である子育て教育相談センターの設置や地域再生法を活用した公共下水道工事の推進など実績も示した。

 選挙公約については、中学校校舎建築の完遂やプール・グラウンド・体育館の改修、給食の導入、子育て支援強化、産業・観光振興、都市農村交流促進による定住人口の拡大、道路整備などを挙げ、「まだ素案なので町民の意見をもらい、より具体的に充実させた政策を発表したい」と語った。

 最後に、藤澤町長は「今回の選挙は、町民の声に耳を傾けない町政に逆戻りしていいのか、また住民の間に息づいてきた協働の意識をどう前進させるかが問われている」と語気を強め、特定の政党に属さず推薦も受けない無所属での立候補を表明した。

 今後、あたたか日野町みんなの会・藤沢なおひろさんを励ます会の各地区代表者らが核となり、三千五百戸、一万人(二十七日現在の入会者数は四千六百六十人、千五百五十戸)の入会を目指して支援を呼び掛けるという。

 


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PFIのあり方検証

近江八幡市で講演会

光多氏 適切な議論と変化への対応
=きょう午後9時から HOTTVで放映=


▲市民や市職員ら約200人が参加した病院PFI事業講演会――近江八幡市文化会館で――
◆東近江・近江八幡市◆

 民間の資金や経営能力などを活用するPFI方式によって全国ではじめて建設され、開院した近江八幡市立総合医療センターが厳しい経営状況に立たされている問題で近江八幡市は、病院PFI事業を改めて検証し、認識を深め、今後のセンター経営の方向性を探る講演会を、市文化会館で二十五日開いた。

 講演を前に冨士谷英正市長は、「PFIについて(関係者や市民の)理解が十分でない。PFIの正否を問うのではなく、PFIを正しく理解し、経営改善に向けた間違いない解決策を見い出したい」とあいさつした。

 PFIを推進する立場の閣府PFI推進委員会専門員・光多長温鳥取大教授は、講演「海外のPFIの動向とわが国におけるあるべき姿」で、PFIが効率的・効果的な社会資本整備実現のための「あくまで手段の一つ」であり、「目的ではない」ことを強調し、PFIの内容は国や導入する事業によって違いが生じ、「生かすも殺すも使い方次第」と、イギリスやフランスでのPFIの動向と比較しながら、日本や近江八幡市のPFIの課題を示した。

 PFI導入については、行政と契約企業との責任分担の明確化、行政・契約企業・ファイナンス(銀行など)間での適切なリスク分担、行政と契約企業との継続的な協議(モニタリング)、社会経済の変化への適切な対応――が不可欠とし、企業選定や運営の段階で行政と企業が事業費用を提示しあって議論を進め、支払いに対して最も価値の高いサービスを決定する「VFM(バリュー・フォー・マネー)」など、適切に行われているかどうか問いかけた。

 会場からの質問に、「市の支払う金利が高いのは企業やファイナンスのリスク設定によるもの」「近江八幡はPFIのペースメーカー的役割を担うことになったので、議論しながら、いい形の先例を作っていただきたい」などと、答えた。

 また、「市の財政や将来の社会変化を考慮した評価ができているか。当初の検討でよくわからない点が多い。今後は書類をきちんと残しておくべき。行政が企業をしっかり監視し、あぶない時は最後まで行政が責任をとる覚悟がなければPFI導入の資格がない」と言及した。

 冨士谷市長は、一月のあり方検討委員会からの提言を受けて、PFIの抜本的見直しについてSPC(特別目的会社)に提案し、協議を申し入れたが、今だに応じてもらえていない現状を訴えた。

 最後に光多氏は、「今後、あらゆる議論の情報公開を」と付け加えた。

 今回の講演会の模様は、二十九日午後九時からケーブルテレビ「ほっとてれび」のHOTチャンネル(9チャンネル)で放映される。

 


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