平成20年5月17日(土)第15035号

◆全県◆
“持続可能な滋賀社会ビジョン”
=県が冊子発行=

◆東近江・東近江市◆
公立園運営の課題解決へ
地域格差や低年齢保育増加など
=就学前教育・保育検討委員会が意見書=


◆東近江・東近江市◆
季節限定のおいしさ
大凧ケーキ 「共生」
=クラブハリエで販売=


◆東近江・東近江市◆
東近江市 スポーツ少年団が総会
加盟84団体 団員2500人
独自の表彰制度を創設
=交流大会など開き組織強化=


◆東近江・東近江市◆
温かい看護の心伝える!
蒲生のナイチンゲール
=買い物客の健康チェック=


◆東近江・東近江市◆
子どもの夢を育てよう!
=探検の殿堂に無線倶楽部発足=


◆東近江・東近江市◆
山越商人の活躍に思いはせ
=110人が千草街道を探訪=


◆東近江・安土町◆
中庭に茶室「天正庵」
=安土中 卒業生らの募金で=


“持続可能な滋賀社会ビジョン”

=県が冊子発行=


◆全県◆

 県琵琶湖環境部はこのほど、今年三月に策定した「持続可能な滋賀社会ビジョン」の冊子を発行した。

 内容的には、目指すべき持続可能な滋賀の社会像として、「琵琶湖をはじめとする滋賀の環境と生態系が健全に保たれ、バランスのとれた経済発展が図られる豊かで安全な社会を目指している。このための目標として▽「低炭素社会の現実」=二〇三〇年における県の温室効果ガス排出量(一九九〇年比)が五〇%削減▽「琵琶湖環境の再生」=琵琶湖流域および周辺で健全な生態系と、安全・安心な水環境の確保――など。

 また、「低炭素社会の実現」に寄与すると想定される四つのプロジェクトを提案している。

 具体的には (1)持続可能な交通システム(2)木材や農産物の地産地消の確立(3)Co2排出の可視化による環境配慮行動の促進(4)経済界と協働したカーボンオフセット制度の創設――などとなっている。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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公立園運営の課題解決へ

地域格差や低年齢保育増加など

=就学前教育・保育検討委員会が意見書=


◆東近江・東近江市◆

 東近江市就学前教育・保育検討委員会(委員長・上月智晴滋賀文化短期大学准教授)は、これまでの検討結果を報告書にまとめ、中村功一市長に手渡した。

 報告書は、合併後も旧市町時代の運営が続いている保育・幼稚園の現状を見直し、東近江市としての統一した就学前の乳幼児施策の実現に向けての方針を示したもの。

 検討委員会は、市教育委員らも加わった十一人の委員で構成。昨年十二月から三月まで計五回の会議を開き、議論の結果を意見としてまとめた。

 報告書では、市街地と山間部の地域間で保育・幼稚園の入園児数に大きなばらつきがある現状を受けて、園区の再編や園舎の建て替えなどの研究が必要であることや、国が定める幼稚園の一学級三十五人制についても市としては減らす方向で検討が求められる、としている。

 また、保育園では〇歳児から二歳児の低年齢の入園希望者が年々増え、幼稚園においても三歳児の託児希望が増加していることから、実状に似合った早期の対応が必要としている。現在、市内二十三幼稚園のうち約半数の十二園が三歳児保育を実施しているのに留まっていることについては、施設整備を急ぎ、社会変化に対応した受け入れを指摘している。取り組みがはじまっている保育園と幼稚園の一体化施設の運営については、現場と保護者が十分な意見を交わすことが重要と提言している。

 幼稚園の三歳児保育に限っては、湖東地域には一園もない一方で、蒲生幼稚園では百八人(今年五月一日現在)も受け入れているなど地域間格差の是正と適切な集団規模の検討を求めている。

 家庭で行われている未就学児の育児支援については、子育てに関する相談や保護者の交流の場を提供している子育て支援センターの機能を総括するシステムの導入と専門的な相談に当たる人的配置が望ましいとしている。

 このほか、市内でも一クラスに平均三〜四人になっている多動性障がいのある子どもや会話がうまくできない軽度の発達障がい児への対応、給食センターからの配給により中学生と同じ献立になっている三歳児の給食の見直しにも言及している。

 さらに県内でも国の制度改正を受けて導入が始まった認定こども園については、慎重な検討を求めている。

 市では、園数の減少で休園しているかえで園がある一方で、三歳児を百八人受け入れている蒲生幼稚園など、地域間格差をはじめ公立園運営が統一されていないなど課題を抱えており、今回の意見書受けて、こうした意見や提言を出来るだけ早期に施策に反映させめため、具体策の検討を始めることにしている。


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季節限定のおいしさ

大凧ケーキ 「共生」

=クラブハリエで販売=


◆東近江・東近江市◆

 二十五日の「八日市大凧まつり」にちなんだクラブハリエ八日市玻璃絵館のオリジナルケーキ「大凧ケーキ 共生」=写真=の販売が、十六日から始まった。

 まつりの地元店として商品開発したビックサイズ(縦18センチ・横15センチ・高さ6・5センチ)のケーキで、イチゴ、バナナ、キウイ、オレンジ、白桃、パインの六種類のフルーツをたっぷりの生クリームとともにフワフワの生地に包み込み、素材を生かした甘味に整えられている。重さは約九百グラムあり、ショートケーキにすると十人前のボリュームがある。

 表面には、三年ぶりに新調した八日市大凧「共生」の図柄がチョコレートで描かれている。同店の季節のケーキとして毎年、人気を集めているヒット商品で、まつり当日までの期間中八百個の販売を見込んでいる。

 一個二千三百十円(税込み)。店では「予約申し込みを頂くと確実です」と話している。問い合わせは同店(0748―23―4880)へ。二十日は定休日。


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東近江市 スポーツ少年団が総会

加盟84団体 団員2500人

独自の表彰制度を創設
=交流大会など開き組織強化=


▲東近江市スポーツ少年団の委員総会
◆東近江・東近江市◆

 東近江市スポーツ少年団(矢島正男本部長)の二十年度委員総会が十四日に開かれ、本年度に取り組む事業計画や予算などが承認されたほか、新たに独自の表彰制度を創設することを決めた。

 市スポ少には、八十四団体(団員二千五百人、指導者四百八十八人)が加盟し、県下一の大組織となったことから、矢島本部長は「団の交流を中心とした事業に取り組み、一致団結と組織強化を目指して、団員の親睦と指導者育成を目的に運営を図りたい」との方針を示した。

 激励に訪れた小川脩哲教育長は、子供を取り巻く環境が悪化の一途をたどる中で、スポーツを通じて「子供、保護者、指導者が一つになって、優しい心とたくましい体づくりに取り組むスポーツ少年団の存在価値は高い」と評価し、子供の健全育成に力添えを願った。

 一方、合併から四年を迎え飛躍の年にしたいと、これまでの体育協会功労表彰とは別に、団独自の顕彰制度を新たに設け、子供の育成に取り組む指導者を中心に表彰することにした。

 本年度は、剣道(六月一日、湖東体育館)、サッカー(六月七日、蒲生グラウンド)、卓球(七月六日、布引体育館)、ソフトテニス(八月二十四日、ひばり公園・聖徳中)、軟式野球(十月十一・十三・二十六日、長山グラウンド)、バレーボール(十月二十五日、布引体育館)、柔道(未定)、ミニバスケット(同)などの交流大会を催す。

 このほか、異種目間や地区での交流会ほか、駅伝競走大会や元旦マラソン大会へ参加するとともに、指導者のレベルアップを目的に研修会を開き、県主催の認定員養成講習会への受講派遣などに取り組むことにした。


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温かい看護の心伝える!

蒲生のナイチンゲール

=買い物客の健康チェック=


▲看護師らが見守る中で血圧や体脂肪率を測定する買い物客(平和堂蒲生店前で)
◆東近江・東近江市◆

 近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ制定された看護の日(五月十二日)を含む看護週間(十一日〜十七日)に併せて、東近江市立蒲生病院が十三日、平和堂蒲生店前で買い物客の健康チェックを行った。

 午前十一時から午後一時まで店舗前に設けられた“まちの保健室”には、同病院から飛び出して看護師と看護助手、薬剤師ら十人が常駐。買い物に来た主婦や高齢者夫婦に声を掛け、血圧や体脂肪率の測定を呼び掛けた。

 地元に密着した病院だけあって、看護師と顔なじみの買い物客も多く、体調の変化や薬に関する相談にも丁寧に応じ、温かい看護の心が広がった。

 メタボリックシンドロームへの関心は高く、ある男性は、体脂肪率が二〇%を超えた測定結果に「二〇%を超えたことがなかったので、ショックだ。これからは気を付けよう」と自らの生活習慣を反省していた。

 同病院の黒瀬洋子総看護長は、「働き盛りの人や子育て中のお母さんたちは、なかなか病院へ来て検診などを受けることができない。(まちの保健室で)自分の血圧や体重、体脂肪率を知ることで、毎日の健康管理・維持に気を付けるきっかけにしてもらえれば」と話していた。


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子どもの夢を育てよう!

=探検の殿堂に無線倶楽部発足=

市内のハム仲間らが18日・発足総会


▲免許が下りた無線局で、訪れた子どもにモールス符号を教えるメンバー
◆東近江・東近江市◆

 西堀榮三郎記念探検の殿堂に無線倶楽部が誕生する。十八日に倶楽部発足の総会が開かれ、正式に活動をスタートする。

 同倶楽部は昨夏、同殿堂が南極越冬五○周年を記念して開催した企画展「南極との通信」で、第一次南極地域観測隊が日本と交信に活用したアマチュア無線に焦点を当て、初めて交信に成功した当時の通信隊員や通信相手となったアマチュア無線家を招いた講演会を開催したことをきっかけに来場した地元のアマチュア無線家の間で昭和基地と探検の殿堂との無線交信にチャレンジする話しが持ち上がった。

 昨年十一月には、東近江市内を中心に海外通信を得意とするアマチュア無線家ら十一人が発足準備委員会を立ち上げ、探検の殿堂と協働して地元地域の子どもたちに科学の芽を育み、将来は昭和基地をめざす科学者や技術者が生まれることを願って計画を進めてきた。

 今年度のメイン事業として、第四十九次越冬隊の通信担当として現在、昭和基地で活躍している滋賀県出身の近藤巧隊員(42)との交信をめざし、このほど探検の殿堂内にアマチュア無線局を開設。すでにコールサイン(JL3YRT)を取得し、メンバーやその仲間の寄付による無線機材も揃った。

 同倶楽部では、地元の子どもたちや無線通信に興味を持っている人々に、メンバーらが知識集団となって蓄積している無線通信に関する豊富な知識や技術を提供し、一緒に楽しめる工作教室や優しい無線通信のお話会などを通して科学に興味を持つ子どもの育成に取り組んでいきたいとしている。

 現在、会員を募集している。入会資格は特になく無線の運用資格がなくても会の趣旨に賛同する人なら誰でもよい。倶楽部事務局では「無線通信に興味を持ってる子どもやこれから取り組もうとする親子など、多くの人に参加してもらえればうれしい」と話している。

 募集会員は、無線局運用が楽しめる個人会員(有資格者)と倶楽部の会の活動を支援してもらえる団体(企業)で、入会金は、正会員(個人)年間三千円、准会員(同)年間千円。団体(企業)からは活動事業へ支援(寄付金一口一万円)を求めている。問い合わせは、探検の殿堂(0749―45―0011)へ。

 


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山越商人の活躍に思いはせ

=110人が千草街道を探訪=



▲新緑を楽しみながら林道を歩く参加者
◆東近江・東近江市◆

 永源寺地区から伊勢方面へ抜ける交易の道「千草街道」を探訪する「わがまち探訪・フィールドワーク」がこのほど開催され、市内外から約百十人が参加し、新緑の中でさわやかな汗を流した。

 千草街道は、東近江市永源寺地区の市原野町から標高千メートルの杉峠を越えて伊勢方面へつながる間道であり、古くから山越商人(近江商人のルーツ)が往来した交易の道として知られていた。

 参加者は、岩ケ谷林道から歩き始め、大きな石を足場に渓流を渡るなどして、かつて難所を乗り越え活躍した山越商人の苦労に思いをはせた。また、杉谷善住坊が織田信長を火縄銃で狙撃したとされる「善住坊かくれ岩」をはじめ、名所や旧跡も訪ね、街道の歴史を肌で感じとった。

 参加者の一人は、「県内の山をいくつか登りましたが、ここはアップダウンがあり景色もすばらしい。個人ではなかなか登れないので参加しました」と話していた。


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中庭に茶室「天正庵」

=安土中 卒業生らの募金で=


▲完成した茶室「天正庵」
◆東近江・安土町◆

 安土町立安土中学校の中庭にヨシ葺き茶室「天正庵」が完成し、このほどしゅん工式が行われた。

 茶室建設は、木瀬啓前校長が自ら整備し、平成十六年四月から創立五十周年記念事業として進められて来た中庭整備事業の一環。

 一昨年秋にはPTAや同窓会などを中心に建設実行委員会が立ち上げられ、基金を開設。呼びかけに応じた卒業生や住民ら八百七十四人から集まった四百五十万円で、町内に残っていた古い茶室の柱などを譲り受け建設、屋根は職人の手により安土らしいヨシで葺いた。

 「天正庵」の名は、生徒会の高谷知江副会長が「安土が誇る織田信長が生きた時代にふさわしい」と応募し、選定された。

 津村孝司町長は「信長は茶を愛した。安土の子どもたちが歴史と文化に親しむ教育ができれば」と完成を祝い、木俣幾和実行委員長に感謝状を贈った。

 木俣委員長は「中庭には地域の人の中学生への深い思いが込められ、茶室はシンボルです。学校の誇り、心の安らぎの場としていただきたい」とあいさつ。堀尾秀治校長は「心の教育の場として有効活用したい」と礼を述べた。

 最後に小杉有加生徒会長が、「茶道への興味がより深められ、日本の文化を知ることに一歩近づけたよう。中庭は安土中学校の宝です」と生徒を代表して感謝の言葉を述べた。

 同校では一年生で茶道の体験学習が伝統となっており、今後、天正庵で本格的な茶道を学ぶことができる。


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