平成20年5月27日(火)第15043号

◆全県◆
県教委の『滋賀の教師塾』
臨時、非常勤講師向け
=コース新設=

◆全県◆
淡海ネットワークセンター
十周年記念出版
=「気楽に元気で」=


◆東近江・東近江市◆
100畳大凧「共生」が大空に
「小雨開催」の判断、後に奏功
=近年にない雄姿に満足=


◆東近江・東近江市◆
動くおもちゃづくりに挑戦
キッズ探検倶楽部23人
=西堀榮三郎記念探検の殿堂=


◆東近江・近江八幡市◆
患者自身が抜針して避難
近江八幡市立総合医療センター
透析中の地震や火災を想定
=腎臓センターが独自の訓練=


◆東近江・東近江市◆
第51回左義長まつり写真コンクール
よみがえる感動と迫力
=きょうから白雲館で入賞作品展示会=


県教委の『滋賀の教師塾』

臨時、非常勤講師向け
=コース新設=


◆全県◆

 「滋賀県で教師になりたい」という強い意欲と情熱をもった学生や社会人に対して、実践的指導力や教師観を身につけるてもらおうと、県教育委員会では昨年度から「教師塾」の“スタンダードコース”を開講しているが、今年度から新たに公立学校の臨時講師や非常勤講師などの社会人を対象とした“アドバンスコース”を新設することになった。

 “スタンダードコース”は、県内の公立の小学校、中学校教員を目指している大学生、大学院生と通信教育在学で、平成二十一年四月一日から二十二年三月三十一日までに小学校または中学校の普通免許状を取得見込みの人(今年度に限り、短期大学卒業後、専攻科に学ぶ二年生も対象)。募集人員は、百二十人。受講料は、一万円。

 “アドバンスコース”は、今年度に県内の公立学校で臨時講師や非常勤講師として任用されて、県公立学校教員採用選考試験の小学校、または中学校教員を受験予定の人。ただし、六月三十日現在、任用期間の総計が六年未満。必修講座は七回など。募集人員が五十人。受講料は、五千円。

 パンフレットおよび出願書類は、県庁の県民サロン、県庁本館および新館受け付け、県教委教職員課、各市町教育委員会、県南部振興局、南部振興局甲賀県事務所、各地域振興局、高島県事務所、米原文化産業交流会館、滋賀大学教育学部、滋賀県立大学、びわこ成蹊スポーツ大学、聖泉大学、立命館大学、龍谷大学などで配付している。

 なお、パンフレットなどは、県教委のホームページからでも入手できる。アドレスは、http://www.pref.shiga.jp/edu/入塾の出願期間は、六月三十日〜八月八日。通塾期間は、十月十二日〜来年六月二十日。


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淡海ネットワークセンター

十周年記念出版

=「気楽に元気で」=

◆全県◆

 淡海ネットワークセンター((財)淡海文化振興財団・中村順一理事長)はこのほど、センター設立十周年記念出版として「滋賀の市民社会のカタチ 気楽に元気で」をサンライズ出版(株)から発行した。

 今まで十年間の市民活動団体を取り巻く情勢の変化をふまえながら、「これからの滋賀はもっとおもしろくなる」とのメッセージを込めている。

 第一部「市民社会をかたちづくる人々」と第二部「センター十年のあゆみ」の二部構成。第一部では、滋賀らしい活動に取り組む人に市民活動の苦労とやり甲斐を語ってもらい、関係者の解説も織り交ぜている。さらに、明日を担う若い人たちの座談会も。第二部は、センター設立の経緯など。


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100畳大凧「共生」が大空に

「小雨開催」の判断、後に奏功

=近年にない雄姿に満足=


▲大空高く飛揚に成功した100畳敷大凧「共生」
◆東近江・東近江市◆

 八日市大凧まつりが二十五日、愛知川八千代橋下流の河川敷で行われ、三年ぶりに新調された百畳敷大凧「共生」は、見事一回の飛揚で大空高く舞い上がり、初飛揚に成功した。

 この日、昨夜からの降雨が朝になっても残り、まつりの開催が危ぶまれたが、昼過ぎから好天に変わる予報をもとに午前六時前から関係者が何度も検討を重ねて開催を決断。

 しかし、予定されていた昼前の百畳敷大凧の飛揚は、梅雨の走りとも思える前線の影響で正午頃まで時折霧雨に見舞われたため、大凧をブルーシートから出せず、初回の飛揚を断念。午後からの一発挑戦にかけた。

 ぐずついていた天候は、早朝の予報通り午後になって回復し、川下から川上に向けて安定して流れる川風も出始め、午後一時過ぎは、最大風速六メートル毎秒を超える絶好の条件に恵まれるようになった。

 大方の人が「きょうは揚がるのでは!」と信じた午後一時半過ぎ、先に行われていたミニ凧コンテストの終了を待って大凧揚げへの準備が本格的に始まり、引き手には、一般の見物人や凧関係者ら合わせて約百四十人が集まった。

 午後一時四十五分、大凧がゆっくり立ち上げられるのとほぼ同時に太鼓の乱打を合図に「引っ張れー」のかけ声がかけられ、引き手が一斉に走り出すと、大凧はフワリと舞い上がり、そのまま安定してグングン上空へ。雨上がりの大空に伝統の雄姿が浮かびあがった。

 さらに飛揚を続けるには、場所が足らず、約二百メートル揚がったところでやむなく降下させることに。対空時間は三分三十五秒だった。

 近年にない、満足のいく飛揚に引き手に参加した人々からは「揚がった、揚がった」、「やったー!」という歓声があちこちで沸き立ち、また、引き下ろした百畳敷大凧の前では「万歳、万歳」の歓喜の叫びが広がり、歴史ある八日市大凧揚げの醍醐味を味わった。

 今回の大凧揚げは、不純な天候に悩まされたが、天気の回復を見込み、思い切って下した開催決定の判断が奏功。ことしは、毎年悩まされる河床と上空の風の流れが、川に沿って同じ方向に吹き、風速にも恵まれ、近年にはない大成功を呼び込んだ。また、警察の周辺警備や会場内の安全対策もこれまでになく強化されたことにも評価が集まった。


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動くおもちゃづくりに挑戦

キッズ探検倶楽部23人

=西堀榮三郎記念探検の殿堂=


▲蓮渓先生から旋盤の使い方を教わる子供たち
◆東近江・東近江市◆

 東近江市横溝町の西堀榮三郎記念探検の殿堂で先週日曜日、キッズ探検倶楽部の小学三年から中学一年までの男女二十三人が「動くおもちゃをつくろう!」に挑戦した。

 長浜農業高等学校の美術教師である蓮渓円誠さんを講師に招き、くるくるとまわる木のおもちゃ(飛行機が旋回しつつ着陸するおもちゃ)を制作した。

 子供たちは、初めて使う糸鋸(いとのこ)の扱いに苦労しながらも、三時間という長時間を集中しながら、力のいる作業を途中で断念することなく取り組んでいた。

 蓮渓先生は「テレビゲームは遊んでいるのではなく、遊ばされているようなものではないか。自分で作ったおもちゃで遊ぶということは、それとはまったく別のもので、とても楽しいことだと思う」と話していた。

 必要な形に切り出した十数点のパーツを組み合わせることで、完成させたおもちゃは高さ約三十センチ、幅四十センチで、子供たちは、軸を中心にして糸と木の棒でつながった飛行機が旋回するよう組み立て、大事に両手で抱えるようにして持ち帰っていった。

 キッス探検倶楽部の「作って遊ぼう!」は、子供たちが自分の手で道具などを使い、創意・工夫を重視した「ものづくり」や、不思議が詰まった「科学の実験」など、見知らぬ世界を体験する夢のイベントで知られる。


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患者自身が抜針して避難

近江八幡市立総合医療センター
透析中の地震や火災を想定
=腎臓センターが独自の訓練=



▲自己抜針する患者
◆東近江・近江八幡市◆

 県下最大規模を誇る近江八幡市立総合医療センターの腎臓センターでこのほど、血液透析中に大規模災害や火災が発生したことを想定した、独自の避難訓練が行われた。

 総合医療センター最上階の五階にある腎臓センターは、約六十人の患者が同時に透析治療を受けることができ、現在、約二百人の患者が利用している。

 訓練には、実際に治療を受けている患者と医師や看護師、病院職員ら百五十人ほどが参加。二班に分けて、避難時の自己抜針、避難誘導、避難経路確認などに取り組んだ。

 災害により下階で火災が発生、「緊急離脱」の指示が腎臓センターに流れると、看護師ら透析室スタッフが透析機械を一台一台手動で停止。患者は、止血ベルトを自分で巻き、腕に刺さっている二本の針(訓練では針が付いていない)を自分で抜き、歩行可能者、車いす利用者それぞれに別れて決められた場所に集合。歩行可能者はスタッフの誘導で非常階段から一階へ、車いす利用者はスタッフが非常口からバルコニーの屋外避難場所へそれぞれ避難した。

▲5階から非常階段を避難する参加者
 避難の途中、非常階段の入り口まで何枚も扉を開けながら迷路のように曲がりくねった通路を進まなければならない、非常階段の場所がわかりにくい、非常階段が建物の中央にあり屋外(駐車場)に出るまでに時間を要する、ドアや入り口が多い上に非常出口の位置が分かりづらい場所に設置されているため自分の位置や方向が分からなくなってしまう、別々の方向に避難したはずなのに歩行避難者と車いす避難者が途中の通路で交錯してしまいお互いの避難に支障をきたすなど、建物自体の複雑な構造にともなう避難経路の設定や、お年寄りや病人の五階からの避難など、今後検討が必要な問題点の確認などが行われた。

 このほか、止血ベルトを枕元に伸ばして置いて置く、貴重品はまとめて手の届くところに、タオルやハンカチの用意、非常口の場所の確認など、日頃の心構えも確かめた。

 訓練の前には、先日の近江八幡消防署との合同避難訓練に参加した同センター患者の日下部鐘一さん(77)が、その時の反省点や、自身が体験した火災避難の経験から、避難に備えてクツをはく習慣をつける、センター内の構造を知っておくなど、アドバイスした。また、自己抜針の経験の必要性を強く訴えると、腎臓センターの八田告センター長も「やってみよう」と同意した。

 同センターでは、昨年から災害対策チームを立ち上げて模擬訓練などを行ってきたが、実際の患者がこれだけ参加しての訓練ははじめてで、実際に災害が発生した時に大いに役立つ成果を得ることができた。


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第51回左義長まつり写真コンクール

よみがえる感動と迫力

=きょうから白雲館で入賞作品展示会=


▲推薦に輝いた福本英之さんの作品「引き回し」
◆東近江・東近江市◆

 今年の左義長まつりの感動を伝える第五十一回左義長まつり写真コンクール(近江八幡市・全日本写真連盟滋賀県支部主催、びわこビジターズビューローなど後援)の入賞作品展示会が、きょう二十七日から六月八日まで、白雲館(為心町)で開催される。三十一日には展示会場で表彰式も行われる。

 絶好のまつり日和に恵まれた今年の左義長まつりの写真コンクールには、県外百四十三人、県内八十人(うち市内十五人)の計二百二十三人から、あわせて六百九十四点の作品が寄せられた。

 西岡伸太委員長ら九人の審査員による審査の結果、兵庫県伊丹市の福本英之さんの作品「引き回し」が推薦に選ばれたほか、特選三点、準特選三点、入選三十点、佳作二十点の入賞五十七作品が決まった。

 西岡審査委員長は、「天候が良かったこともあり、色鮮やかな写真が多く、まつりの特徴がよく出ていた。まつりのカラフルさが最大に生かされている作品など、レベルの高い作品が多かった」と、総評した。

 推薦の「引き回し」は、スローシャッターの技法を使うことでまつりの感じがよく出ていて、昼のまつりと夜のまつりの狭間の良い時間帯をうまくとらえたのが高く評価された。

 白雲館(TEL0748―32―7003)は入館無料。会期中無休。主な入賞作品は次の通り。敬称略。

 【推薦】市長賞「引き回し」福本英之(兵庫県伊丹市)

 【特選】市議会議長賞「白壁をゆく」三上善治(野洲市)▽近江八幡商工会議所会頭賞「炎の輪」川岸春喜(近江八幡市)▽近江八幡観光物産協会賞「左義長最高潮」前河栄次(彦根市)

 【準特選】びわこビジターズビューロー会長賞「力を合せて」續木博茂(京都府京田辺市)▽近江八幡商店街連盟会長賞「華やぐ近江八幡」楠見浩(三重県鈴鹿市)▽近江八幡左義長保存会長賞「帰り道」遠藤稔(大阪府高槻市)


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