平成20年6月17日(火)第15061号

◆全県◆
古い公文書一堂に
=県が17日に「県政史料館」開設=

◆東近江・東近江市◆
次代のニーズに合う役割へ
あかね寮創立20周年
=記念式典で節目祝う=


◆東近江・東近江市◆
手づくりアートを求めて
本町パサージュにぎわう
=八日市本町アーケード通り=


◆東近江・竜王町◆
竹山秀雄氏が初当選
竜王町長選 投票率63・68%
=杼木氏 231票差で敗れる=


◆東近江・竜王町◆
近江伝統の味を伝授!
「鮒ずし漬け込み体験」
=竜王町観光協会 参加者募る=


◆東近江・安土町◆
「早急に検討」を提言
安土町合併検討会議
町の良さを守り受け継ぐために
=来月から住民説明会、秋には枠組み=


古い公文書一堂に

=県が17日に「県政史料館」開設=


◆全県◆

 県は十七日、県庁新館三階県民情報室内に「県政史料室」(百二十平方メートル)を開設する。これは、明治期以降から昭和戦前期までの古い公文書(歴史的文書)が、県庁文書庫で保存されており、歴史的/文化的資料として非常に価値の高い公文書を有効活用するもの。

 明治期以降から昭和戦前期までの歴史的文書(明治元年ー昭和二十年)は、明治期四千百九十七冊、大正期千六百二冊、昭和(戦前)期三千二百九十九冊の計九千九十八冊にのぼっている。

 これらの中には、旧藩県引継書類、知事引継書、市町村合併関係文書、郡役所文書、琵琶湖疏水関係文書、大津事件関係文書、姉川地震関係文書、各郡各村絵図などが含まれている。

 当時の市町村の状況や地域社会の様子、国と地方の関係、地方行政制度など、日本の近代史、地域史を知る上で非常に貴重な資料となっている。

 一方、戦後(昭和二十一年から昭和五十六年)の公文書は、約一万一千冊にのぽり、その中には、在日米軍用地関係文書や引揚援護に関する記録、災害救助を記録した資料など、歴史的・文化的資料として価値のあるものが多く含まれている。

 また「県政史料室」開設を記念して十七日から七月七日まで、「滋賀県のはじまり」と題して、明治期の近代国家として地方行政が始まり滋賀県の県域などが決定していく過程がわかる、当時の公文書や絵図を展示する。

 県県民情報室では「県庁の文書庫に長年にわたり蓄積されてきた公文書を、歴史的資料として活用し、明治以降の県政の歩みを広く県民の方へ知っていただく場になれぱと願っている」と話している。

 なお利用時間は、平日午前九時〜午後五時まで、無料。利用内容は、県が有する明治期から戦前までの公文書(歴史的文書)の閲覧、複写、撮影、相談など。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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次代のニーズに合う役割へ

あかね寮創立20周年

=記念式典で節目祝う=


▲八日市ロイヤルホテルで開かれた創立20周年記念式典
◆東近江・東近江市◆

 社会福祉法人・蒲生野会あかね寮の創立二十周年記念式典が十四日、八日市ロイヤルホテルで開かれ、施設関係者、来賓などあわせて約百五十人が出席して二十年の節目を祝うとともに今後の発展に期待を寄せた。

 式典では、老朽化した施設の大規模改修工事の着工が決まったことが報告され、短期、中期、長期の将来構想が発表された。

 それによると、二○○五年からの十年間を三期に分け、第一期は「障害者自立支援法の対応とニーズに応える事業と発展の芽の創生」、第二期は「事業の拡充と見直し及び修正により、田園型の総合法人としての成長を目指す」、第三期は「目標達成の手だてを講じ、事業の見直しと次期計画の検討」を目標とする基本事業計画を掲げ、施設の再整備を進める。

 今回の大規模改修では未整備だった施設内のバリアフリー化など施設全体のリニューアルや集団生活から自立するケアホームの整備などが含まれている。


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手づくりアートを求めて

本町パサージュにぎわう

=八日市本町アーケード通り=


▲店の人と会話を弾ませながら品定めをする買い物客
◆東近江・東近江市◆

 東近江市の八日市本町商店街アーケード通りで十四日、本町パサージュ2008「アートが街にやってくる」(実行委主催)が開かれた。

 八日市の原点ともなるかっての市場町のにぎわいを再現し、市民に芸術・文化に触れる機会を提供しようと開催された。県内外から集まった様々な分野のアーティストが一堂に会し、手づくり作品の展示、販売、制作実演などをしていた。

 石畳鋪装のアーケード通りにはアクセサリー、バルーンアート、カバン、小物・雑貨、ドール、木工、陶器、袋物、子供服、ネイルアートなど約四十五店舗が軒を連ね、お目当ての品を求める家族連れなどでにぎわい、買い物を楽しんでいた。


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竹山秀雄氏が初当選

竜王町長選 投票率63・68%

=杼木氏 231票差で敗れる=


▲万歳三唱で喜びを分かち合う竹山氏(竜王町山之上の選挙事務所で)
◆東近江・竜王町◆

 新人同士の一騎討ちとなった竜王町長選挙は、竹山秀雄氏(62)=山之上=が杼木捨蔵氏(66)=山之上=を二百三十一票差で敗り、四年越しの初当選を果たした。

 投票率は、前回(平成十六年執行)を一・三二ポイント下回り、六三・六八%だった。町政刷新(杼木氏)とふるさと一新(竹山氏)を掲げ、両氏とも行財政改革の必要性を説いたものの、訴えに大きな差がなく判断材料が乏しかったため、新興住宅地以外に旧集落でも静観した人が多く、投票率の低下を招いた。

 男女別に投票率を見ると、全十二投票所で女性の投票率(六八・六六%)が男性の投票率(五八・九六%)を上回り、地縁・血縁者や同級生のネットワークを生かして女性票の獲得に動いた竹山氏の勝利の決め手となった。

 開票率九〇%を過ぎても勝負の行方はわからず、待ちに待った当選吉報に支援者が喜びを爆発させた竹山氏の選挙事務所には、近隣の近江八幡市・東近江市・野洲市・湖南市・安土町の首長らが続々とお祝いに駆け付けた。

 小差で涙をのんだ四年前の雪辱を果たした竹山氏は「みなさんからいただいたお心は忘れない。まちの隅々まで目を行き届かせ、住民本位の政治に生かしていく」と誓い、嘉田由紀子知事も「竜王の未来を決める大事な選挙で、みなさんの意志を表していただいた。県政も応援する」とサポートを約束した。

 二十四日に初登庁する竹山氏が、早急に取り組むべき課題の一つに合併問題が挙げられる。選挙では、合併しないと明言した杼木氏に対して、町の検討会議が出した答申を尊重する立場で、中核都市(人口三十万人以上)へ向かって再編時期を町民と意見を交わしながら見極めると強調。

 両氏の考えが唯一対峙(たいじ)し、それぞれの票には少なくとも合併に対する有権者の思いも含まれている。竹山町政の船出とともに、周辺市町が竜王町に明確な意思表示を求めてくることも考えられ、住民の意見をどのように集約して方向性を導き出していくか目が離せない。

    竜王町長選挙開票結果(敬称略)

投票率63・68%(無効134票)
当 竹山秀雄 3,316票
  杼木捨蔵 3,085票


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近江伝統の味を伝授!

「鮒ずし漬け込み体験」

=竜王町観光協会 参加者募る=


▲昨年の体験で力を合わせて飯漬け作業をする夫婦ら(竜王町岡屋にある竜王ふなずし工房敷地内で)
◆東近江・竜王町◆

 竜王町観光協会は、近江の伝統的な食文化を守り伝える「鮒ずし漬け込み体験」への参加者を募集している。
 鮒(ふな)ずしは、一年間かけて作る貴重な珍味かつ保存食品で、奈良時代には朝廷へ特産物として献上されていたという。しかし、昔と比べて各家庭で鮒ずしを漬ける機会は減少。伝統の味を絶やしてはいけないと、同協会が、昨年初めて体験教室を開いた。

 「私は食べられないが、主人が好きなので」や「自分流で漬けたものと味を比べてみたい」など、同町や東近江市以外に湖南地域からも参加があるほど好評を博した。

 二回目となる今回は、七月十三日(都合が悪い場合は別の日の指定可)午前十時から開催される。会場は同町岡屋にある竜王ふなずし工房で、今年二月に塩漬けされた子持ち鮒を使って、参加者は樽への飯漬け作業を行う。

 飯漬けは、鮒ずし特有のにおいが強くなる樽に水を入れる発酵方法ではなく、少しにおいがやわらぐ水を張らない“から漬け”を、同工房の辻澤茂男代表が伝授する。

 樽の中に鮒とご飯を交互に漬けていき、重石をのせて約六カ月発酵させると完成する。飯漬けした樽を、食べ頃を迎える十二月まで同工房が預かるサービスもある。

 料金は、五キロ(約十五匹)三万円、十キロ(約三十匹)六万円。募集人数は五・十キロ各十五人で、先着順。

 参加希望者は、開催日の二週間前までに、竜王町観光協会(電話0748―58―3715)へ申し込む。


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「早急に検討」を提言

安土町合併検討会議

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=来月から住民説明会、秋には枠組み=


▲津村町長(右)に提言書を提出する真山会長(左)と杉原副会長(中)――安土町役場町長応接室で――
◆東近江・安土町◆

 安土町の市町合併のあり方について検討して来た安土町合併検討会議の検討結果がまとまり、十二日、真山達志会長と杉原養一副会長から提言書が津村孝司町長に提出された。

 提言では、「安土町の良さを守り次世代へ受け継いで行くために市町合併は有効な手段であり、早急に合併について検討をすすめるべき」との方向性を示し、合併の枠組みなどについては、国や県の支援が受けられる合併新法の期限切れとなる平成二十一年度末までに、住民、議会、行政が協議して、一定の結論を出すべきだとした。

 提言を受けた津村町長は、「結果だけでなく会議の経緯や空気も尊重したい。難しい議論をうまくまとめていただきました」と感謝した。

 真山会長は、「委員のみなさんは、安土のことをものすごく大切に思われ、愛着を感じておられるのが印象的だ。今の良さを維持するために、合併して自治体を強くする必要があるとの意識があった。全国で行なわれた財政を中心とした合併議論とは性格が異なった。どんなまちにしたいかで合併を考えて来た。そういう意味でも住民のみなさんに合併を身近なものとして捉えてもらえる」と振り返った。

 津村町長は、「提言を尊重しながら、方向性を決めて行きたい。これからがスタート」と、意欲を見せた。その上で、法期限まで残された時間が少ないこともあり、十六日の町議会全員協議会で議会に報告したのをはじめ、県が提示した枠組みの近江八幡市と竜王町に東近江市と日野町を加えた東近江地域二市二町に報告と打診を行ない、来月には住民説明会を数会場で開いて意見を聞き、秋には合併の枠組みを含めた合併の方向性を出す意向を示した。

 合併検討会議は、学識経験者と公募四人を含む住民の二十一人、合併に積極的な委員から合併に反対の委員まで幅広い思いを持った委員で構成。今年二月から七回にわたって、「はじめに合併ありき」ではなく、町の良さや課題を見直し、合併のメリット・デメリット論よりも、十年・二十年先を見越した上で「何をしなければならないか」について激論を交わして来た。

 提言書には、提言を出発点として、住民と行政の間で「将来のまちづくりのあり方」についての意義や情報の共有を深めること、また、住民自治の検討と合併の検討がうまくリンクされることへの期待も、盛り込まれている。


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