平成20年6月19日(木)第15063号

◆大津・大津市◆
彦根城の謎を解こう
7月に「夏休み子ども歴史教室」
=20日から参加者募る=

◆湖南・栗東市◆
「D案は死の案!?」
RD問題 真価問われる嘉田知事 <5>


◆東近江・東近江市◆
めったにお目にかかれない!
「モリアオガエルの卵」
=東近江市役所 本庁舎東玄関に展示=


◆東近江・東近江市◆
親と子よい歯コンクール
奥田悦子さん・珠永ちゃん親子
=東近江市の最優秀に輝く=


◆東近江・東近江市◆
漢文のリズム♪心地良く
=「論語」素読講座=


◆東近江・近江八幡市◆
子どもたちの楽しみ奪う
プールに土を投げ入れ
=桐原小 4日間使用できず=


彦根城の謎を解こう

7月に「夏休み子ども歴史教室」

=20日から参加者募る=


◆大津・大津市◆

 近江歴史回廊推進協議会(大津市京町)は七月二十七日午前十時から午後二時まで、県内の小学生(四年生以上)と保護者を対象に「夏休み子ども歴史教室」を開催する。定員は、四十人。

 県内には歴史遺産が豊富に残され、日本の歴史に大きな影響を及ぼしたものも少なくない。そこで夏休みに、親子で彦根城に隠された数々の謎を解き明かそうと、歴史教室を催す。普段は公開されない場所も見ることができ、夏休みの自由研究にも最適。

 参加料は、一人五百円。申し込みは今月二十日から、近江歴史回廊推進協議会「夏休み子ども歴史教室」(077―522―6268、FAX077―524―6300、Eメール jimukyoku@shiga-bunshin.or.jp)で受け付ける。


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「D案は死の案!?」

RD問題 真価問われる嘉田知事 <5>

◆湖南・栗東市◆

 嘉田由紀子知事は先月二十八日から今月十一日まで、栗東市のRD処分場問題で、七自治会に対し「D案の対策工法を実施したい」と理解を求めたが、いずれの自治会も「有害物の全量撤去を」と猛反発。逆に住民から「D案は地域を殺すDeath(デス=死)案であり、嘉田知事の欺瞞(ぎまん)」(早川洋行・滋賀大教授)とまで言われる始末だった。       

【石川政実】


●ラブキャナル事件

 「遮水壁(しゃすいへき)は年々劣化し、水漏れも激しくなる。大雨などで地下水の水位が上がれば、この汚染水が周辺に流れ出す恐れがあり、日本版ラブキャナル事件になりかねない」と不安がるのは、市民団体「産廃処理を考える会」の青木安司代表。

 米国ニューヨーク州のラブキャナルで、ダイオキシンを含む産業廃棄物が大量に投棄された。その後、土地は整備され、廃棄物の上に学校や住宅が建設された。昭和五十三年、地下に埋められた発がん性物質を含む有害物が大雨の影響で地上に染み出して患者が続出した事件だ。RD処分場にも、旧焼却炉の周辺をはじめとしてダイオキシンを大量に含んだ灰が埋められているとの元従業員の証言がある。 D案は、有害物を放置して、処分場の周り約八百メートルを地下四十メートル(最深部)まで、土にセメントを混ぜた遮水壁で囲み、水処理施設で何十年もかけて浄化するもの。

●粘土層修復緊急提案 

 「産廃処理を考える会」と市民団体「飲み水を守る会」(杉田聰司代表)は合同で十六日、「県は産廃特措法の申請を、危険性のあるD案の『全周遮水壁』ではなく、『処分場底部の粘土層の修復』と有害物除去を行う対策工法にすべき」と県に緊急提案した。期間は数年で、費用は二十四億円と試算。

●武村、藤井両氏苦言

 十五日に開かれた市民団体「政策フォーラム滋賀」(阿部圭宏代表)の研究会に講師で招かれた武村正義元大蔵大臣は、本紙取材に対し、折り返し点の嘉田県政について「嘉田さんは人の意見を“馬耳東風”に受け流す図太さがある。しかしRD問題では、臭い物にふたをするD案を押しつけるのでなく、粘土層の修復や有害物の撤去を訴える地元住民の声を謙虚に聞くべきだ。遮水壁を設置することで粘土層を破壊して二次被害を引き起こしてはならない」と苦言を呈した。

 研究会に参加した県環境生協の藤井絢子理事長も「もともと嘉田知事にはRD問題に関して深い認識がなかったのでは。RD問題では、同氏のモットーの“対話と現場主義”が一番欠けている。粘土層の修復や有害物撤去などが産廃特措法でどこまできるか、もっと住民の側に立って環境省と折衝すべき」と指摘した。


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めったにお目にかかれない!

「モリアオガエルの卵」

=東近江市役所 本庁舎東玄関に展示=


▲東近江市本庁舎東玄関に展示の「モリアオガエルの卵」
◆東近江・東近江市◆

 東近江市役所の本庁舎東玄関で 「モリアオガエルの卵」が展示されている。市役所を訪れた市民は、卵を目の当たりに「何これ、花かな、綿菓子みたい」と足を止めて首をかしげている。

 モリアオガエルは体長六〜八センチくらいで、体全体が緑色をしていて、日本の固有種で主に山林に生息している。特徴的なのは産卵の方法で、沢や池に生い茂る木の枝に直径十〜十五センチぐらいの綿菓子状の泡を作って、その中に卵を産み付ける。約一〜二週間で泡が溶け出し、卵から替えったおたまじやくしが水面に落ちるという。

 人の手が入らず、水面にまで周辺の木々の枝がかかる水のきれいな沢や沼地にしか卵を産まないため、生息地は限られ年々その数も減り続けている。このことから、福島県や岩手県では、天然記念物として、その繁殖地も保護されている。

 東近江市内では、愛東や永源寺地区などの山林でわずかに見ることができる。今回展示しているモリアオガエルの卵は、十一日に生活環境課の職員が市内を巡回中に愛東地区の山林で見つけたもの。

 東近江市の生き物の多様性を広く市民に知ってもらい「豊かな自然環境を守り続けていくきっかけになれば」と、市では卵が替えっておたまじゃくしになるまで展示し、おたまじゃくしになった後は飼育が難しいため、元の池に返すことにしている。

 卵がおたまじゃくしに替わる日は、今のところ特定できないが、市職員も「図鑑やテレビの特別番組でしか見たことがなく、自分のまちにいたので驚いた」「おたまじゃくしが出てくる瞬問を自分の目で確かめたい」と暖かく見守っている。


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親と子よい歯コンクール

奥田悦子さん・珠永ちゃん親子

=東近江市の最優秀に輝く=

◆東近江・東近江市◆

 東近江市親と子のよい歯コンクールがこのほど、五個荘保健センターで開かれ、参加した親子十組の中から、最優秀賞にひばり丘町の奥田悦子さん、珠永(たまえ)ちゃん親子が選ばれた。

 このコンクールは、子どもの歯の健康管理を通して、親と子の歯科保健に対する意識を高めてもらおうと、平成十九年度に歯科検診を受けた三歳児のうち、むし歯のない幼児と親を対象に実施したもの。審査では、むし歯の有無のほか、歯並び、噛み合わせについて審査が行われた。

 悦子さんは「家では飴やガムなど甘いものはできるだけ控え、歯を大切にしています。食べたあとはお茶を飲んで、口の中を清潔にするように心がけています。子どもはこれからどんどん大きくなるので、自分で体を守れるような人になってほしいです」と話していた。


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漢文のリズム♪心地良く

=「論語」素読講座=


◆東近江・東近江市◆

 中国の思想家・孔子の教えを記した「論語」を声に出して読む入門講座がこのほど、てんびんの里文化学習センター(五個荘竜田町)で開かれた。小学三年生から七十代のお年寄りまでの十七人が集い、かつて近江商人の子弟が学んだ論語の世界に浸った。

 同館で論語の素読を楽しむサークル「佐朋登(サポート)会」主催で、九月十三日まで全五回開くもの。
 第一回講座で学んだのは、「子(し)曰(のたま)わく、学びて時に之(これ)を習う、亦(また)説(よろこ)ばしからずや」で始まる論語の有名な第一編で、孔子が弟子に学ぶことの喜びを語った部分。

 講師の松田元信さんが声に出して手本を示し、これを受講者が見習って音読した。教室には漢文独自の心地良いリズムが響きわたり、まるで江戸時代の寺子屋のような雰囲気に包まれた。 


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子どもたちの楽しみ奪う

プールに土を投げ入れ

=桐原小 4日間使用できず=


▲土が取り除かれ子どもたちの歓声と水しぶきが戻るのを待つプール(柵の向こうが学級園)
◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市立桐原小学校(池田本町 勝田即榮校長)のプールに何者かによって土が投げ込まれたため、十六日からプールの一時使用中止を余儀なくされている。水泳の授業を楽しみにしている子どもたちの怒りは、収まらない。

 土が投げ込まれていたのは、低学年児童用の小プール。十六日午前七時五十分頃、担当の教諭が水泳授業のための水温測定と消毒剤投与にプールサイドに入り、小プールの数か所で、水中に土の山があるのを発見した。

 土の山は、ボール状のものが崩れたようになっており、中に小石も入っていたことから、プールに隣接する児童たちが野菜や花を育てている学級園の土を小石を芯にして丸め、投げ込んだのではないかとみられる。

 また、プールは地面から高くなっている上にフェンスもあり、二メートルほどの高さを越し、プールサイドを飛び越えて、プール内に投げ込むには、小さな子どもには難しいと思える。

 同日の授業が始まる前に勝田校長が、校内放送で全校児童に状況を説明し、プールの一時使用中止を伝えたほか、各学級担任による確認も行われた。また、各家庭に事件の内容と、十九日まで使用停止、二十日から使用再開の予定を知らせる文書も配布した。

 学校では、市教育委員会と警察に被害を届けるとともに、ポンプによる土と汚水の除去、雑菌処理などを行い、念のためプールの水を水質検査に出した。水質に問題がなければ、二十日からプールの使用を再開する。

 十三日午後四時半の施錠時には異状は見られなかったことから、土が投げ入れられたのは、十三日の夕方から十六日朝までの間。土曜日と日曜日は学校は休校だが、様々な団体が運動場や体育館などを使用しているほか、一般の人でも学校敷地内に入るのは可能。

 勝田校長は、「子どもたちが怒るのも無理は無い。二十日に無事、使用再開を迎えられ、楽しみにしていた水泳授業ができることを願っています」と、話している。


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