平成20年6月22日(日)第15066号

◆湖東・彦年市◆
県立大学グリーンコンシューマーサークル
=環境経営大賞『環境連携賞』受賞=

◆湖東・愛荘町◆
風に漂う紅葉の赤
南幸男作陶展
=藤居本家2階展示場=


◆東近江・東近江市◆
定員の3倍超の申込み
コミュニティカフェ講座
30〜40才代の女性が注目
=今を生きるスキル磨く=


◆東近江・東近江市◆
ミニコンテスト大賞作品
利用客に八日市大凧PR
=吹き抜けの天井に1年間展示=


◆東近江・東近江市◆
万葉の薫り伝える花「ムラサキ」
八日市南高生徒が200株植栽
=船岡山の野草園=


◆東近江・東近江市◆
建部北町の上日吉古墳群「2号墳石室」
東近江市埋文センター敷地内に再現
=発見から12年 日の目見る=


◆東近江・竜王町◆
血糖値測定で採血器具使い回し
=竜王町でも判明 相談窓口設置=


県立大学グリーンコンシューマーサークル

=環境経営大賞『環境連携賞』受賞=


▲授賞式での様子
◆湖東・彦年市◆

 滋賀県立大学グリーンコンシューマーサークル(略称グリコン)はこのほど、第六回日本環境経営大賞の環境価値創造部門の「環境連携賞」を学生団体として唯一受賞した。

 「環境連携賞」とは、住民や企業、行政などが地域内外で機能的に連携している環境保全の取り組みを表彰している賞である。

 グリコンは、平成十年から県立大学生協ショップ文具コーナーで、エコ文具の販売管理「仕入れ・販売・情報提供・振り返り」を実施している。

▲生協ショップ内文具棚作り作業風景
 こうした仕組みを継続することで、十七年度の全供給額中の六〇%(十三年度の全供給額比は三〇%)をエコ文具が占めるまでになった。

 またこの成果を他店舗にも広げるために、共同仕入れを行なっている大学生協京都事業連合管内(京都・滋賀・奈良十九大学)ショップヘ、エコ文具情報紙「文具ウォーカー」を隔月配布している。

 さらに十八年からエコ文具を一斉に販売する「文具キャラバン」企画も、立命館大BKCのレコラボと共同でスタートさせた。

 加えて文具メーカーとエコ文具の共同開発を十七年から開始し、第一弾としてエコ文具「パンチつきWとじファイル」をコクヨマーケティングと共同開発している。これらの実績とその成果が認められ、今回の受賞となった。


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風に漂う紅葉の赤

南幸男作陶展

=藤居本家2階展示場=


◆湖東・愛荘町◆

 南幸男「第三回作陶展」は、二十五日から愛荘町長野の蔵元藤居本家二階展示場で開催される。二十九日までで、時間は午前九時半から午後五時まで。

 展示される作品は、原点ともなる近江湖東の自然を題材に、清流や草木が運ぶ自然の風に漂う紅葉の赤を表現している。南氏は、東近江市五個荘五位田町に窯を持ち作陶活動を続ける一方、愛東町内にも穴窯を設け、新しい作品の創作に意欲を燃やしている。


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定員の3倍超の申込み

コミュニティカフェ講座

30〜40才代の女性が注目
=今を生きるスキル磨く=


▲各地で広まっているコミュニティカフェ
◆東近江・東近江市◆

 県東近江地域振興局が七月十日から五個荘農村環境改善センターで開く女性によるマーケティング戦略チャレンジ事業「東近江1日コミュニティカフェ」に三○〜四○才代の女性に人気が集まっている。

 六月一日から参加者を募ったところ東近江地域を中心に多数の応募があり、翌二日には定員(二十人)をオーバー、その後もキャンセル待ちの応募が相次ぎ、二十日現在で定員の三倍を超える六十八人の申し込みに増えている。

 同事業は、女性たちが蓄積している地域社会の情報や働く意欲、人と交わり共動する潜在力をコミュニティカフェというビジネスツールを活用して引き出し、いきいきと輝ける暮らしを自発的に創り出してもらおうというのがねらい。

 講師に自らもJR栗東駅前にコミュニティカフェを開業しているNPO法人・びぃめ〜る企画室理事長・小川泰江さんを招き、カフェ開設に向けての企画づくりや店舗運営のプランニングを学び、コミュニティをコンセプトとしたビジネスの起業を目指す女性を応援する。

 十二月まで計七回の講座で、夢の実現に向けて企画方法の学習や成功しているコミュニティカフェへの見学、カフェランチの体験、「東近江1日コミュニティカフェ」の開設などを通して実践する行動力をつける内容となっている。

 コミュニティカフェは、単に飲食を提供する店舗ではなく、集積した情報をもとに世代を越えた人と人の交流、同じ夢の共同実現、地域での役割や居場所の発見などの機能を持ち合わせた交流スペースを提供する場で、それぞれの地域に合わせた様々な形態のものが全国各地に誕生している。

 今回の募集には、参加費無料で託児もしてもらえるなど、参加しやすい条件が整えられたが、企画した地域振興課も予想以上の女性の反応に驚いている。同課では、「何かにチャレンジしたい」や「仲間づくりをしたい」という女性の高い意欲や積極性をいきいきと生きる力に結びつけるチャンスとらえ、続く第二弾の事業を計画している。


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ミニコンテスト大賞作品

利用客に八日市大凧PR

=吹き抜けの天井に1年間展示=


▲待ち合いロビーの2畳大賞と判じもん賞のミニ大凧
◆東近江・東近江市◆

 先月二十五日に愛知川河川敷で開かれた2008八日市大凧まつりの「ミニ八日市大凧コンテスト」ヘの参加作品が近江鉄道八日市駅ホールに展示されている。

 大凧まつり大賞の八畳部門で大賞を獲得した野中連合子ども会の「単調なカラを割り翔(と)びたとう」は、吹き抜けの天井に一年間ぶら下げられ、駅の利用客に八日市大凧をPRする。

▲吹き抜けの天井に舞う大凧まつり大賞作品(8畳敷)
 一方、二畳部門の大賞「日々、コツコツと技を実らす東洋アルミエコープロダクツ」(東洋アルミエコー大凧倶楽部製作)と、判じもん賞の「裁判員制度始まります」(大津地方検察庁製作)が駅待ち合いロビーに飾られ、参加全作品を紹介した写真とともに、七月十四日まで展示される。

 ミニコンテストには三十一チームか参加し、判じもんやデザイン、滞空時間など厳しい審査を受けた。展示作品以外に、デザイン賞は御園風神会の「EcoCity東近江」、ジュニア大賞に東中野子ども会の「笑う門には福来たる」、ジュニアデザイン賞には御園地区子ども会連合会の「子は宝なり」が輝いている。

 新調された最大メインの百畳大凧『共生』(テーマいのち〜たくましく生きる喜び〜)は、引き手百人がドラの合図で一斉に引っ張ると大空高く舞い上がり、滞空時間三分三十五秒の間、眼下の観衆三万人だけでなく、世界に向けて「命の大切さ」を発信していた。


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万葉の薫り伝える花「ムラサキ」

八日市南高生徒が200株植栽

=船岡山の野草園=


▲丁寧に植栽する生徒ら
◆東近江・東近江市◆

 飛鳥・奈良時代の宮廷歌人である額田王(ぬかたのおおきみ)が、蒲生野で詠んだ相聞歌に登場する花「ムラサキ(和種)」を、八日市南高校農業技術科の生徒十一人が二十日、万葉の森船岡山(野口町)の野草園五十平方メートルに二百株植栽した。

 和種のムラサキは草丈三十―六十センチで、白く愛らしい花は直径六―八ミリ程度と小さく、六月から八月にかけて次々と開花する。紫色で太い根は、古来から乾燥させて、貴族の衣服の染料(紫色)や皮膚病薬として用いられた。

 かつては全国各地の山野で自生していたが、外来の植物や環境破壊により、今では希少種となっている。栽培は極めて難しいが、復活させようと各地で栽培法が研究されている。

 八日市南高でも、万葉集にゆかりのある東近江市でムラサキを増やし、一人でも多くの市民に実物を見てもらおうと、栽培研究を進めている。船岡山や夏涼しく生育条件の良い永源寺地区での植栽のほか、栽培を希望している市内小中学校十三校にも分けることにしている。

 植栽では、生徒らはムラサキをまっすぐ立てて、根に土をかぶせて、やさしく抑えたあと、粒状の肥料四―五粒と、乾燥を防ぐためのもみ殻を根元にまき、茎が折れないように支柱を立てた。

 生徒は「名前はムラサキですが、白く愛らしい花が咲きます。珍しい花なので、多くの人に見にきてくれればうれしい」と話していた。


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建部北町の上日吉古墳群「2号墳石室」

東近江市埋文センター敷地内に再現

=発見から12年 日の目見る=


▲発見当時の石で再現された石室。
◆東近江・東近江市◆

 東近江市立埋蔵文化財センターの敷地内にこのほど、平成八年に発見された上日吉古墳群遺跡(建部北町)二号墳の横穴式石室が移され、職員の手づくりで再現された。移設にふさわしい場所が見つからず、転々と場所を変えて保管されていたが、ようやく日の目を見ることができた。

 この横穴式石室古墳は、八世紀初めの十メートル四方の小ぶりな方墳で、ほ場整備に伴う文化財調査で水田下から見つかった。死者を安置する石室の上に盛られた土、石室の天井石や壁石の多くは、後世になって取り除かれ、石室基底部のみ残っていた。

 調査が済めば遺跡はもとの田に戻され、石室の石は破棄されるところだったが、担当の県文化財保護協会、松沢修氏(故人)が「せめて石室はどこかで再現して、一般の人に見てもらいたい」と希望し、地元の旧八日市市教育委員会が譲り受けた。

 石は人頭ほどの大きさから長さ一メートルほどの板状のものまで百十個あり、位置関係が分かるようにそれぞれ数字を記し、市教委の文化財資料室に一時保管された。この後、資料室は老朽化で取り壊されたため、候補地が見つからないまま、転々と場所を変えて保管されるようになった。

 転機となったのは市町合併で、東近江市と合併した旧能登川町の埋蔵文化財センター敷地に白羽の矢が立てられた。昨年十一―十二月に同センターへ移し、職員らが手の空いた時間を利用して、図面と写真を参考にして組み立て、今春になって完成した。

 再現した石室の大きさは、遺体を埋葬する玄室(げんしつ)が奥行き二・八メートル、幅一メートルで、玄室と古墳入口を結ぶせん道は長さ二メートル。視界を遮る天井石がないので、横穴式石室の構造が一目で分かる。

 再現した石原道洋さん(市埋蔵文化財センター副主幹)は「調査の時点ですでになかった部分は、別の石材で補ったが、ほぼ再現できた」と話している。 


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血糖値測定で採血器具使い回し

=竜王町でも判明 相談窓口設置=


▲竜王町内での使い回しが判明した微量採血用穿刺器具本体(左)とキャップ部分(右)
◆東近江・竜王町◆

 竜王町は二十日、血糖値測定に用いる微量採血用穿刺(せんし)器具の不適切な使用があったとして、記者会見を開いて使用状況と今後の対応策を発表した。

 平成十八年三月、厚生労働省は、B型肝炎やC型肝炎ウイルスに感染する危険性があることから、採血用穿刺器具の共用禁止について製造販売業者に添付文書改定を指導し、医療機関に対して注意喚起の通達を出した。

 今年五月に島根県で採血器具の使い回しが発覚後、全国へと問題が波及。六月上旬に東近江保健所の調査を受け、同町でも町国民健康保険診療所と町主催イベント「福祉と健康のまちづくり大会」で微量採血用穿刺器具の不適切な使用があったことが分かった。

 使用されたのは、血糖値測定に用いる採血用穿刺(せんし)器具“マイクロレット”。指先など皮膚に器具のキャップ側面を押し当て、中から飛び出る細い針を刺して血液を出すもので、針は毎回交換していたものの、皮膚と接触するキャップ部分はアルコール消毒のみで取り替えていなかった。

 この器具を使って血糖値測定をした人は、町国民健康保険診療所(平成九年十月七日〜同二十年六月四日)が百十六人で、すでに個別に通知している。

 一方、福祉と健康のまちづくり大会(平成十五年十一月、十六年十月、十七年十一月、十八年十一月、十九年十一月開催)は、血糖値測定者の氏名など受け付け控えを取っていなかったため、特定できていない。同町担当者は、大会当日、測定結果などを記して手渡したチラシの枚数から、毎年百人前後が血糖値測定を受けたのではないかと推測する。

 北川治郎住民福祉主監は、「町民の健康を守る立場にある町行政の不適切な使用により、町民みなさんに多大のご心配とご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 現在のところ、健康被害の報告はないという。 同町では、健康推進課に相談窓口(0748―58―1006)を設け、午前九時から午後五時まで(土・日・祝日除く)保健師が対応する。また、相談内容に応じて、町国民健康保険診療所で無料の肝炎検査も実施していく 


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