平成20年6月26日(木)第15069号

◆湖南・栗東市◆
武村氏『もっと住民と真剣な対話を』
「地下水汚さない最善措置必要」
武村正義氏に本紙が緊急インタビュー
=RD問題 真価問われる嘉田知事 <6>=

◆湖東・愛荘町◆
色とりどりの思いを込めて
びん細工手まり作りに挑戦
=初心者17人が真剣に取り組む=


◆東近江・東近江市◆
箕作山の自然に親しんで
新八日市駅にウォーキングマップ
=清水・小脇街づくり委員会が設置=


◆東近江・東近江市◆
あなたの願いかなえます
=マーガレット七夕企画=


◆東近江・日野町◆
まちの存続をかけて!
日野町長選 中盤戦へ
=有権者に響く政策とは?=


◆東近江・安土町◆
街角寄席は満員御礼
笑いでまちおこし
=安土楽市楽座館 1/2周年記念=


◆東近江・近江八幡市◆
金魚すくい大会出場者募集
=7月5日 近江八幡・願成就寺で=


武村氏『もっと住民と真剣な対話を』

「地下水汚さない最善措置必要」

武村正義氏に本紙が緊急インタビュー
=RD問題 真価問われる嘉田知事 <6>=


▲武村正義氏
◆湖南・栗東市◆

 ----今日はRD問題の方向性を探るために武村正義元大蔵大臣に緊急インタビューをさせていただきます。

 武村 私はもう過去の人間ですからね。それに現場を知りませんから話がアバウトになりますよ。

 ----結構です。まず嘉田県政が来月二十日でちょうど丸二年になりますが、新幹線新駅、RD問題などについての評価はいかがですか。

 武村 雰囲気はいいですね。しかし仕事の評価は白紙です。とにかく、女性・ソフト・学者という嘉田さんのフワーッとしたムードは悪くないと思います。遠くから県政を見ている人達の人気は落ちていない
のではないか。ただし、嘉田さんを近くで見ている人達から批判がでているのがちょっと気になります。期待をしていた人は、熱い思いがあるだけにがっかりしたり、怒りだすことも避けられません。嘉田さんの本音がみえてこないのでイライラしている人もいます。

 ----栗東新駅は凍結を通りこして中止になりました。これは評価されますか。

 武村 これはよくやられたと思います。最大の公約を果たされたことになりますね。途中はひやひやしながらみつめていましたが、ラッキーな条件にも恵まれました。ただ大事業を止めたあとの始末ができていません。地権者をはじめ多くの関係者が、しぶしぶでも矛を収めるところまで県は努力する責任があります。

 ----ところで平成二十年度の予算編成はどう映りましたか。議会は多数で福祉医療費の修正をしましたが…。

 武村 予算の削減の努力をされたことには敬意を表しますが、あちこち削るに当っての考え方がよくわかりません。県単独事業を、削れるところはどんどん削った感じがあります。滋賀県の顔の部分やもっともユニークな特色だと思っていた分野まで削られたのはがっかりしました。「滋賀県政から福祉と環境と文化を除いたら何が残るのか」と怒った人もいました。

 公共事業や国の補助や行政指導にかかわる分野の削減も対象に含めてもよかったのではないかと思いますし、一般財源の中心をなす人件費や組織や管理職のあり方も積極的に議論の対象にすべきでしょう。つい大阪府の橋下さんの人件費の削減と比較してしまいますね。

 ----ダム問題についてはどう見ていますか。

 武村 嘉田さんはダムについては見識をお持ちです。しかし発言をみていると信念と政治の現実のはざまで揺れ動いている感じがします。関係者を喜ばせたり怒らせたりしているから誤解は解かれた方がよいと思います。

 ----RD問題は、ある意味で滋賀県の公害問題とも言えます。県の諮問機関である対策委員会が有害物を全量撤去するA―2案を四月に推奨したが、嘉田知事は五月十一日に住民との意見交換会を栗東市で開催したが、その四日後に処分場を全周遮水壁で囲んで、水処理施設で囲むD案を採用することを県議会で公表した。そのあらっぽい対話のあり方に批判が集っているが、武村さんはRD問題をどう思われますか。

 武村 すさまじい環境破壊の問題ですね。ユンボで踏みつけた沢山のドラム缶の写真を見てぞーっとしました。これからでも県は地元との真剣な対話を重ねるべきです。それに少なくとも産廃が地下水脈に達している個所は、地下水が汚れないように最善の緊急措置が必要だと感じました。この問題は、軽くあつかわれない方がよいと思います。

【聞き手・石川政実】


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色とりどりの思いを込めて

びん細工手まり作りに挑戦

=初心者17人が真剣に取り組む=


▲びん細工手まり保存会が催した初心者向け講習会
◆湖東・愛荘町◆

 愛荘町内の初心者を対象にした「びん細工手まり講習会」が二十一、二十二両日、町立びんてまりの館で開かれ、びん手まりを作るのは初めてという十七人(うち男性一人)が参加し、出来栄えを創造しながら、額に汗し難関に挑戦していた。

 講習会は、伝承工芸愛知川びん細工手まり保存会(辻みよ子会長、約二百人)から七人の先生が指導に当たり、教科書もなく見よう見まねの口伝えで、一人ひとり懇切丁寧に教えていた。

 初日は、さらしで芯(しん)を作り、その上に毛糸を巻き、さらにミシン糸でグルグル巻きにして、円周三十八センチ(直径十三センチ)きっちりのボール状に仕上げた。

 次に上下の中心を起点に、円周を十六等分したポイントに糸を合わせ、待ち針で止める作業で一日を終えた。辻会長は「元になる手まりを真ん丸に仕上げるのがコツで、待ち針で止めたポイントがずれていると、刺しゅうの模様がバラバラになる」と教えていた。

 二日目は、赤やピンク、黄、グリーン、紫など、色とりどりの約十色の刺しゅう糸が用意され、待ち針で止めたポイントに向かって、刺しゅう針を使って思い思いの糸を張り巡らしていった。

 この道三十五年の辻会長は、今回の作業について「基本となる簡単な手まりを作ってもらっているが、二日間ではとっても無理で、完成させるのには最低でも三日間は必要」と話していた。

 講習会は保存会のメンバーを増やす目的で開かれ、自分が手掛けた手まりは、会員が毎月第二木曜日(午前十時〜午後三時)に愛知川公民館に集まって、びん細工手まり作りの腕を磨く教室で完成させることにした。


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箕作山の自然に親しんで

新八日市駅にウォーキングマップ

=清水・小脇街づくり委員会が設置=


▲新八日市駅に設置されたみつくり山ウォーキングマップ
◆東近江・東近江市◆

 清水・小脇街づくり委員会(熊木喜一会長)はこのほど、太郎坊宮が鎮座する箕作山(みつくりやま)と周辺の自然に市民に親しんでもらおうと、近江鉄道・新八日市駅に「みつくり山ウォーキングマップ」を設置した。

 同委員会は、八日市地区まちづくり協議会の箕作山麓里・山づくりプロジェクトで活動しており、昨年は太郎坊宮前駅に設置した。 

 マップは縦一・三五メートル、横二メートルの大きさで、新八日市駅を中心に箕作山を巡るルートが描かれている。原画は、委員の林格(いたる)さんが手掛けた。


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あなたの願いかなえます

=マーガレット七夕企画=


◆東近江・東近江市◆

 東近江市あいとうマーガレットステーションは、今年も毎年恒例の七夕企画「あなたの願いかなえます」を行うことにし、田園ホール内に設置の竹笹の下にある応募箱で願い事を受け付けている。

 応募の全メッセージの中から、一つの願い事を選び、その願いをかなえようという企画で、惜しくもかなえられなかった十人にはRaptyのジェラート券がプレゼントされる。

 昨年は、奈良県から訪れた家族の願い事「マーガレットステーションが子どもたちの思い出の場所になるように記念植樹をしたい」が選ばれ、この願いが後日かなえられた。

 毎年、様々な願い事が書かれているが、最近では「○○(芸能人など)に会いたい」や「○○へ行きたい」など一般的なものが占める中で、「家内安全」「世界平和」「○○合格」などと、比較的身近な願い事をする人が多いという。


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まちの存続をかけて!

日野町長選 中盤戦へ

=有権者に響く政策とは?=



▲町民の声に耳を傾ける協働のまちづくりを掲げる藤澤候補
▲町政刷新と希望の持てるまちの実現を約束する高井候補
 【日野】 任期満了による日野町長選挙が二十四日に告示され、現職の藤澤直広(52)=清田=と新人の高井章博(42)=大窪=の無所属二人が立候補した。超党派で草の根選挙を展開する藤澤に、自民・公明・対話の会を後ろ盾とする高井が挑む格好で、し烈な戦いを繰り広げている。まちの存続と未来を託す町長にどちらがふさわしいのか、有権者は候補者本人の訴えにじっと耳を澄ます。(届け出順、文中敬称略)

 特定政党の推薦を受けていない藤澤は、超党派の支援団体“あたたか日野町みんなの会・藤沢なおひろさんを励ます会”を選挙母体とする。

 選挙事務所(平山敏夫宅)での出陣式には、壮年層を中心に支援者約百五十人が結集。冨士谷英正近江八幡市長が、国・県に頼る時代から地方競争時代へと移行する中、これからは事業見直しによる無駄の排除とまちの良さ・特色を生かしたまちづくりが重要だとして「(藤澤候補は)大きな流れに従おうとする風潮を打破し、日野川土地改良や東近江行政組合でも堂々と意見を述べ信念を持った人。何よりも日野のいいところをよく知っている」と絶賛、津村孝司安土町長や久田元一郎東近江副市長も応援に駆け付けた。

 「町民の声に耳を傾けない町政に逆戻りさせてはいけない」と第一声を発した藤澤は、一日三カ所開いている個人演説会で“町民が主役の持続発展可能なまちづくり”を掲げ、「貯金を増やし借金を減らして、二期目に向けた財政基盤が築けた。徹底した行政改革と身の丈に合った健全な財政運営に努め、町民とともに生み出した財源は住民の暮らしを守るために活用する」と力説。

 ▽子どもたちと子育て世代(中学校給食実現・子どもの医療費無料化・県下トップを目指す妊婦検診の負担軽減・延長学童保育の充実・地域子育てサークル支援)▽高齢者・障がいのある人とその家族(国民健康保険税の負担軽減・通所施設の利用料無料化)▽産業・農業・観光振興(優良企業の誘致・有害鳥獣対策強化・特産品振興・都市と農村交流による定住人口拡大)▽安全・安心な暮らし(公共交通の利便性向上・町道や基幹道路、下水道の整備)―という四つのサポート別に政策を提示し、特に福祉施策に重点を置く。

 一方、自民党と嘉田由紀子知事を支援する対話の会から推薦、公明党から支持を得た高井は、最大野党の蒼風クラブ所属町議や山田尚夫県議、浦田一郎元県議、同級生・商店主らによる政治活動団体“日野元気プロジェクト”が起動力となっている。

 選挙事務所(ふれあいホールぎんえん)での出陣式には、大学卒業の翌年から東京都三鷹市議を三期連続務めてきた政治経験と若さに期待を寄せる支援者約三百五十人が集い、共産党町政からの奪還に燃えた。

 岩永峯一衆議院議員は、中学校建設や名神名阪連絡道路の実現のために自ら尽力してきた経緯を強調して「日野を陸の孤島にしてはいけない」と訴え、山田県議も「(現町政は)県幹部級とのパイプがなく、公共料金の値上げなど町民に我慢を押し付ける」と批判、停滞また前進のいずれかを選択する選挙と位置付けた。

 実績と知名度不足を補うため六千五百戸以上を歩いた高井は、第一声で「出口のないトンネルを歩いている日野町を変えなければならない」と町政刷新を訴え、一日四会場の個人演説会では「国に反する形で合併しないでいくと、財政面の締め付けが厳しくなってくる。五年、十年先の将来、税金になって返ってくるような施策に、今ある税金を効率よく配分していく必要がある」と攻めの行政を打ち出す。
 
合併せずにやっていくための政策として、▽新名神高速道路土山インターチェンジから日野を最短距離で結ぶ県道41号土山蒲生近江八幡線の整備を進めて企業誘致や観光振興を図る南玄関整備▽花と歴史と文化の回遊ルート▽日野ブランド化の三構想を挙げ、道路整備アクションプログラム策定など基盤整備を核とした産業振興策を示している。

 


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街角寄席は満員御礼

笑いでまちおこし

=安土楽市楽座館 1/2周年記念=


▲森乃福郎さんの創作落語「安土の夢」の一席を楽しむ住民
◆東近江・安土町◆

 安土のまちの一角から、大きな笑い声が響き渡った。先日、JR安土駅近くの安土楽市楽座館で開館半年を記念して開催された「安土街道 街角寄席」は、昼の部、夜の部とも大入り満員の大盛況だった。

 安土町常楽寺のかつてのメインストリートにある同館は、滋賀銀行、その後びわこ揚水事務所として使われていた重厚な建物で、町民にも親しまれていた。近年は使われなくなり、売却の話が持ち上がっていたところ、三村善雄代表ら地元有志二十人が資金を出し合って買い取り、修復して、昨年十二月に「安土楽市楽座館」としてよみがえらせた。地域住民が気軽に利用でき、観光客が町の歴史や文化、特産品、町民との交流に立ち寄れる施設としてオープンした。毎週土・日曜日に住民が交代で運営にあたっている。

 今回、地域に活気を取り戻そうと、落語の上演を計画、単なる落語ではなく、住民に分かりやすく、親しみを持ってもらえるようにと、安土に関することを題材とした創作落語を上演することにし、三人の作家により完成した「安土三部作」のうち、「安土の夢」が森乃福郎師匠によって初上演された。

 今を生きる織田信長の子孫が突然戦国の世に迷い込み、信長に出会ったことから、“天下布武”を目指す信長と子孫のやり取りに、今の世相への痛烈な風刺も随所に盛り込まれ、会場は笑いと拍手の渦に包まれた。今後の、残る二作品の上演も楽しみになって来た。

 同館では、これからも様々なイベントが企画されているほか、ボックスショップ、新鮮野菜市場、名物「信長うどん」(三百五十円)や、安土城天主の七分の一ひな形模型、常楽寺区伝統文化コーナー、地域ガイドコーナーなどもあり、気軽に立ち寄ることが出来る。開館は土・日・祝日の午前十時から午後四時。入館無料。問い合せは、安土町観光協会(TEL0748―46―7049)へ。


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金魚すくい大会出場者募集

=7月5日 近江八幡・願成就寺で=


◆東近江・近江八幡市◆

 子どもも大人もついつい熱くなってしまう「金魚すくい」。「全国金魚すくい大会予選・近江八幡大会」(NPO法人秀次倶楽部・喜兵衛塾主催)が、七月五日午後三時半から近江八幡市小船木町の観音山・願成就寺で開催される。

 競技は、制限時間の三分間に一枚のポイで何匹すくえるかを競う。近江八幡在住の大人・子ども一位が、奈良県大和郡山市で開催される全国大会に出場でき、大人・子ども各二人が全国大会にエントリーされる。

 募集人数は、大人の部五十人、子供の部(小中学生)百人。参加無料。予選大会の出場申し込みは、往復はがき(一人に一枚)に、氏名、住所、電話番号、年齢、「大人の部」「子供の部」のいずれかを明記し、NPO法人秀次倶楽部(〒523―0892 近江八幡市出町一三三 天八シガ一階)まで。応募締め切りは六月三十日。応募者多数の場合は抽選を行う。問い合わせは、同事務局(TEL0748―33―2914)まで。

 一般の金魚すくい(二回百円)も同時開催される。 


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