平成20年6月29日(日)第15072号

◆全県◆
障害児家族にアンケート
=募る身体・精神的な疲労感=

◆全県◆
西の湖ラムサール条約登録記念
「びわっ子大使」を派遣
=韓国で開催の締約国会議に10人=


◆大津・大津市◆
人気若手交えて
=納涼さざなみ狂言会=


◆東近江・東近江市◆
政所小、130余年の歴史に幕
来年4月、山上小と学区統合
児童数の僅少続く山間校
=甲津畑小は議論継続=


◆湖東・彦根市◆
生活サポート付き高齢者マンション
「アネシス南彦根」 誕生
経験豊富な田中ケアサービスが管理運営
=入居者募集中=


◆湖東・愛荘町◆
サツマイモ苗植え体験
愛荘町の保育園児100人
=農遊倶楽部の指導で千本植える=


障害児家族にアンケート

=募る身体・精神的な疲労感=



◆全県◆

 障害児者の豊かな放課後と余暇生活を保障するネットワーク滋賀(放課後ネット滋賀)は昨年十一月、学齢期にある障害児の家庭を対象に実施した「障害児の子育て支援(制度)充実のためのアンケート調査」の結果をまとめ、発表した。

 この調査は、二○○六年日野町で起きた障害児家族の心中事件を教訓に、障害児とその家族が置かれている生活実態や精神面について調べ、そうした痛ましい事件が二度と起きないよう社会が取り組んで行くためのきっかけにしようと行われた。アンケートの有効回答率は三三・三%で回収数は五五○。

 調査対象の七割が、重複障害を含めた知的障害者がいる家庭で、うち四人家族が全体の三割、子供と父母の核家族が六割を占めた。また、子供の主たる介助者が母親である家庭が全体の七割、就労している母親は五割だった。

 入浴時に子供の介助が必要なのは四割、排泄は三割。他動・徘徊のある子供は二割だったが、自閉症障害のある子供の他動・徘徊は、四割に増えている。

 主たる介助者が母親の場合、その六割が腕、肩、背中の痛みなどの疲労感があると答えている。また、子育ての不安が毎日ある人で、子育てのイライラ感も毎日あると答えた人は七割に達していることも分かった。さらに、ゆったりとした入浴や夕食、十分な睡眠が取れないと悩んでいる母親も四割あった。

 一割の利用者負担が科せられた障害者自立支援法が実施されて以後、変わりなく福祉サービスを利用している人は五割ある反面、利用を控えるようになったと答えた人は一五%程度あり、経済的な負担が利用を控えざるを得ない事情を招いている。

 「子供のたちが放課後、誰と過ごしているのか」の問い(複数回答)では、「母親」の六五・五%をトップに次いで「姉妹、兄弟」、「一人」の順となっている。また、「放課後、どこで過ごしているか」の問いでは、「家の中」が八四・九%で、「どのように過ごしているか」については「テレビ・ビデオを観る」が七五・八%だった。

 介助者の相談相手は、保育園、幼稚園、学校の先生と答えた人が五割近くあった。また、心の悩みを打ち明けられるは「配偶者」の六割に次いで、「学校(保育・幼稚園含む)の先生」も六割近く(複数回答)あり、私的な悩みも学校の先生に相談する傾向が強いことが分かった。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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西の湖ラムサール条約登録記念

「びわっ子大使」を派遣

=韓国で開催の締約国会議に10人=


▲ラムサール条約に登録される予定の西の湖
◆全県◆

 県と財団法人淡海環境保全財団は、十月二十六日から三十日まで韓国の昌原(チャンゴン)市で開催される第十回ラムサール条約締約国会議(COP10)に派遣する環境特派員「びわっ子大使」を募集している。

 同会議では、国際的な湿地保全を目的とするラムサール条約に、すでに登録されている琵琶湖に加えて西の湖の登録認定書が授与される予定になっている。

 そこで、ラムサール条約をより多くの県民に知ってもらうため、特に次の世代を担う滋賀の子どもたちに理解を深めてもらおうと、環境特派員「びわっ子大使」を組織。韓国では、県の取り組みを琵琶湖からアジアへ、さらに世界へ発信するとともに、韓国の子どもたちとの交流を通じて、広い視野を養ってもらう。

 派遣までにも、七月から月一回、計四回の「事前学習会」、八月二十二・二十三日に新潟県で開催される「KODOMOラムサール国際湿地交流inにいがた」に代表二人を派遣するほか、COP10参加後の十二月には報告会も開く。

 びわっ子大使の応募資格は、県内に在住する小学五年生から中学二年生までの児童・生徒で、定員は十人。費用費は
、一人二万三千円。

 応募は所定の用紙に、住所、氏名、学校、学年、電話番号、メールアドレスを明記の上、「行っている環境活動」「今後取り組みたい環境活動」「知っている水辺」の三つのテーマすべてを含む千二百字以内の文章に学校名(ふりがな)、学年、氏名(ふりがな)を明記し、活動や水辺をPRする写真や図表などを添えて、七月七日までに、〒520―0807 大津市松本一―二―一 大津合同庁舎六階 財団法人 淡海環境保全財団まで、郵送で申し込む。

 応募多数の場合は、選考委員会で選考し、七月中旬までに当選者に通知される。

 問い合わせは、淡海環境保全財団(TEL077―524―7168)まで。


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人気若手交えて

=納涼さざなみ狂言会=


◆大津・大津市◆

 茂山千之丞氏の解説を交えた構成で人気を博している「納涼さざなみ狂言会」が、七月十九日午後二時から大津伝統芸能会館で開かれる。今回は狂言ファンから初心者まで楽しめる作品を、人気若手を交えた三世代キャストで贈る。

 内容は、茂山千之丞氏が演目のみどころをわかりやすく解説したあと、「二人袴(ふたりばかま)」」「鎌腹(かまばら)」が演じられる。

 「二人袴」は、聟(むこ)入りに一人で行くのが恥ずかしいと、兄についてきてくれるよう頼み、袴まではかせてもらう情けない弟。兄に門前で待っていてくれるよう念を押し、舅と対面するが、兄が外にいることを知った舅は、中に入るよう勧める。しかし、袴が一枚しかないため、兄は聟の袴をはいて、舅に会いに行く。すると、聟がいないと舅が指摘し、今度は聟が袴をはいて会うが、とうとう二人揃って来て欲しいと言われ…。出演は、舅・茂山七五三、太郎冠者・増田浩紀、兄・茂山逸平、聟・茂山童司、後見・茂山千之丞の各氏。

 「鎌腹」は、怠けてばかりいて働こうとしない夫に腹をたてた女房は、鎌を結びつけた棒で追い回す。仲裁人が止めに入り夫は嫌々ながら山へ薪を採りに行く。道々女房に侮辱されるくらいなら、いっそ死んだほうがましと、自殺を思い立つが…。出演は、太郎・茂山千之丞、女房・茂山あきら、仲裁人・丸石やすし、後見・増田浩紀の各氏。

 チケットは全席自由で二千五百円で、大津市伝統芸能会館、大津市民会館、大津駅・石山駅・堅田駅前各観光案内所で販売している。


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政所小、130余年の歴史に幕

来年4月、山上小と学区統合

児童数の僅少続く山間校
=甲津畑小は議論継続=


▲来年3月末で閉校が決まった政所小
◆東近江・東近江市◆

 東近江市教委は二十七日、市立政所小学校を平成二十一年三月末で閉校する方針を決めた。同小は明治八年の創立で、地域とともに歩んだ百三十数年の歴史に幕を閉じる。来年度からは通学区域を山上小学校と統合し、児童らは同小へ通うことになる。

 市教委は、児童数の減少が著しい同小と甲津畑小の通学区域の適正化と良好な教育環境を整えるため、四月に市立小学校通学区域審議会(長山慈信会長)を設置し、検討を重ねてきた。

 両小は複式学級規模になるほど児童数が減り、とくに政所小は今年度に入って全校児童数が十三人となり、県基準に基づき、教頭と事務職員が配置されなくなった。

 さらに来年度の入学予定者の後は当面新入生が望めないことから、審議会は、甲津畑小と分けて早い時期に方向付けを行うことを確認した。

 説明が行われた両小PTA総会では、保護者の間で方針に対して温度差がみられ、統合に慎重な甲津畑小に対して、政所小では「早期に統合の方向付けを行い、準備を整えてほしい」との意見が大勢を占めた。自治会長会議でも「子どもの人数から判断するとやむえない」との意見が多数出された。

 このため審議会は「政所小についてはPTA、地域ともに統合の考え方にある」との中間答申を二十日に同市教委へ提出した。

 これを受けて市教委は、政所小と山上小を平成二十一年四月一日に統合し、政所小を閉校する方針を決定。

 統合に向けた準備では、▽学校間の交流や調整▽PTAや後援会組織の統合に向けた調整▽通学手段の確保(審議会は市負担によるバス通学を提案)―を挙げ、閉校後の校舎の活用についても検討する。

 なお、甲津畑小については、地域の議論の深まりが今後さらに必要なことから、審議会の最終答申を待つことにしている。


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生活サポート付き高齢者マンション

「アネシス南彦根」 誕生

経験豊富な田中ケアサービスが管理運営
=入居者募集中=


◆湖東・彦根市◆

 介護保険サービスや生活支援サービスを受けながら二十四時間安心して暮らせる高齢者マンション「アネシス南彦根」(適合高齢者専用賃貸住宅)が先ごろ、彦根市小泉町一三五番地に誕生した。貸主は、田中建設ホールディングス(株)(本社・伊香郡木之本町、田中正孝社長)で、現在、入居者を募集中である。

 「アネシス南彦根」の施設概要は、鉄筋コンクリート造り五階建てで、住宅数は四十戸。敷地面積は千五百九十四平方メートル、建築延べ床面積は千五百二十平方メートル。部屋(一戸)は、約十九平方メートル(ベランダは別)でエアコン完備。また共同施設としては、一階に共同浴室、共同洗濯室、共同ラウンジ、食堂などがある。

 施設の管理運営は、長浜市、彦根市、高月町、東近江市、栗東市、大津市など県内各地で訪問介護や訪問看護などを行っている田中ケアサービス(株)(本社・伊香郡高月町、田中正孝社長)が担当。二十四時間三百六十五日、スタッフが常駐する。

 サービスの内容は<1>管理人業務(郵便、宅配物、クリーニングの取次ぎ、来訪者の受付案内、家族への近況報告など)<2>介護保険サービス(ケアプラン作成、訪問介護、訪問看護、デイサービス)<3>日常生活支援サービス(介護保険でまかないきれない介護)<4>健康管理(看護師によるバイタルチェック、健康相談ほか)<5>食事提供――など。また提携協力医療機関は、友仁山崎病院(救急総合病院)、すみよしクリニック(内科、消化器科)。

 月額家賃は、家賃六万三千円、共益費二万五千円、管理人費二万円、居室水光熱費一万円の合計十一万八千円、入居時に必要な費用は、敷金(三か月)十八万九千円、礼金(同)十八万九千円、事務手数料五万円、火災保険一万五千円の合計四十四万三千円。

 同施設の見学・相談は、田中ケアサービス(フリーダイヤル0120−27−3354)まで。


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サツマイモ苗植え体験

愛荘町の保育園児100人

=農遊倶楽部の指導で千本植える=


▲土の感触を味わいながらサツマイモの苗を植える園児
◆湖東・愛荘町◆

 今年十月の愛荘町農遊フェスタに向け、同町内すべての六保育園から約百人の園児(五歳児)が、軽野にあるスポーツセンター北側の収穫体験農園に集まり、サツマイモの苗千本を植えた。

 農遊倶楽部(小菅久宣会長、二十三人)ら五十人が、さつまいも農園(三反)に、一メートル幅の畝(うね)を二十本作り、苗植え体験する園児を待ち受けた。

 畝には、生分解して土に戻るビニールシートがかぶせられ、真ん中に十五センチ間隔で開けられた穴に苗を植え付けていった。ただ単に植え付けるだけでは根が出ず枯れてしまうことから、太陽の向きに合わせて土にしっかり根を埋め込み、園児は持参したペットボトルの水をやった。

 今後は、各園の児童が、植えたサツマイモ(紅あずま五百本、鳴門金時五百本)の草むしりや水やりなどの管理を行い、成長する姿を見守ることにしている。

 今年の農遊フェスタは、十月十九日に同農園などを主会場に開催され、収穫した農産物の試食や新鮮野菜の収穫体験などを通して、生産者と消費者の顔が見える信頼関係を築く。自然の恵みや食材に感謝する心を育む「食育」と、地域で生産した農産物を地域で消費する「地産地消」の推進を図ることを目的に開かれ、毎年千人以上がイベントを楽しんでいるという。


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