平成20年7月3日(木)第15075号


◆湖南・栗東市◆
「栗東市民よ、もっと本気で怒れ!」
岐阜市椿洞不法投棄現場を行く
特措法でも大量撤去が可能
=RD問題 真価問われる嘉田知事 (7)=

◆大津・大津市◆
子どもも楽しめる
シェイクスピア劇
=7月27日「シンベリン」=


◆甲賀・甲賀市◆
7月6日から陶芸の森で
=「ノリタケと懐かしの洋食器」展=


◆東近江・東近江市◆
近江上布の良さ知って
産地初、一般向け展覧会
外村宇兵衛邸などで県内巡回展
=「日本の夏」快適に過ごす製品100点=


◆東近江・東近江市◆
時代越える知恵の結晶
近江商人博物館
テーマ展「商家の家訓」
=書画や書簡など20点展示=

◆東近江・近江八幡市◆
スポーツ・バーで盛り上がろう
夏本番 スッキリ爽快!!
=ホテルニューオウミ「麦酒舎」=


「栗東市民よ、もっと本気で怒れ!」

岐阜市椿洞不法投棄現場を行く
特措法でも大量撤去が可能
=RD問題 真価問われる嘉田知事 (7)=


▲ダイオキシンが検出されている椿洞不法投棄現場(現場は山頂や中腹付近)
◆湖南・栗東市◆

 栗東市小野のRD社(破産)の産廃処分場の有害物質問題で、県が処分場の周囲を土セメントの遮水壁で囲み現地で浄化処理する対策工法「D案」を採用する方針を示したのに対し、地元住民は「全量撤去すべき」と猛反発している。県では、RD社に代わって行政代執行をすることになるが、国から交付税を受けられる産廃特措法の適用を受けようとすると、環境省の提唱する遮水壁の「D案」しかないとしている。
 しかし、RD問題と同程度ながら、不法投棄された産廃の約七割を掘削、撤去する実施計画が産廃特措法で認められたところがある。岐阜市椿洞の産廃処理会社「善商」による大量産廃不法投棄問題がそれだ。

●40万立方メートル撤去へ


 平成十七年に不法投棄現場の地中で、木くずなどがくすぶって不完全燃焼し、十九年には白煙が立ち上って環境基準の二十八万倍という高濃度のダイオキシンが検出された。このため同市は十八年、約七十万立方メートルにのぼる産廃を全量撤去する基本方針を決定。だが今年一月、「善商」などに代わって行政代執行する処理量を約四十万立法メートルにとどめる実施計画案を発表し、三月二十五日には環境大臣の同意を得た。対策工法は、いまも地中で燃えている部分にパイプを打ち込み、水を注入して消火した後に、掘削・撤去するもの。期間は今年度〜二十四年度で、事業費は百億円(うち四十五億円を国が負担)。

●工事に全周遮水壁無用


▲増田実氏(左)・宇留野史朗氏
 岐阜市産業廃棄物特別対策課・安藤強課長は「消火注入水の確保などのために山手側、地下水汚染防止のためにふもと側の二か所に約六十メートルの止水壁を設置するが、工事のための全周遮水壁は必要ない」と語った。

 住民運動のリーダーである宇留野史朗・岩野田北自治会連合会長は「住民の願いはあくまで全量撤去だが、現実的な判断として、とりあえず四十万立メートルを撤去するのに合意した。栗東市民が有害物を現地にとどめる案には納得できないのは当然だ。地下水を水道水に使っているだけに、有害物を撤去しない限り安心できない」と話した。

 増田実・同自治連合会副会長は「現実に岐阜市では産廃特措法で七割近い有害物の撤去
が認められた。滋賀県が本気になれば、できる可能性もあるはず。もし仮に県や行政と裏で癒着する一部自治会役員らが結託して遮水壁の現地封じ込め策でお茶を濁すなら、僕らは『住民の命を殺す気か』と本気で怒る。これだけの状況に置かれながら栗東市民はあまりにおとなしすぎる」と忠告した。


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子どもも楽しめるシェイクスピア劇

=7月27日「シンベリン」=


◆大津・大津市◆

 (財)びわ湖ホール(大津市)は七月二十七日、子どものためのシェイクスピア『シンベリン』を公演する。

 子供のためのシェイクスピアは、一九九五年から毎夏上演されている子どもから大人まで多くのファンを持つシリーズ。

 びわ湖ホールには、大好評だった昨年の『夏の夜の夢』に続いて2度目の登場。とかく難しいと思われがちなシェイクスピアを、子どもにも楽しく観てもらえるように工夫されている。

 今年の作品は、シェイクスピアのロマンス劇のひとつで、イギリスの伝説的な歴史に題材をとったといわれる『シンベリン』。一族の離散、夫婦の別離、長い歳月の放浪といった数々の悲劇から、後半は、再会、再生とハッピーエンドの結末に逆転する作品。物語の根底に流れるのは家族や愛する者への信頼。

 入場料は一般三千五百円、青少年(二十五歳未満)は二千円。

 なお、この公演にはより多くの青少年に観劇してもらえるように、シアターメイツ優待料金が設定されている。シアターメイツに加入してからチケットを購入すると、青少年料金の半額の千円になる。問い合わせは、びわ湖ホールチケットセンター(077―523―7136)まで。


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7月6日から陶芸の森で

=「ノリタケと懐かしの洋食器」展=


◆甲賀・甲賀市◆

 県立陶芸の森は七月六日から九月十五日まで、日本の洋食器デザインの発展を紹介する特別展「世界に誇る和製テーブルウェアーオールドノリタケと懐かしの洋食器」を開催する。

 鹿鳴館に象徴される西洋文化の導入とともに、ヨーロッパの製陶を学ぶ時代が到来し、有田をはじめ、京都、瀬戸、薩摩、横浜などで和製の洋食器が作られるようになった。日本の洋食器は試行錯誤を繰り返しながら発展を続け、次第にノリタケを中心とした日本の輸出用陶磁が、欧米で一世を風靡するに至った。

 一方、国内では、大正から昭和初期にかけての都市部で、カフェーや洋食屋、デパートが、ハイカラな生活スタイルを提供し始めた。それまでの欧米人好みの輸出陶磁とは違う、わが国ならではの和洋融合のデザインを生み出したのだ。

 同展では、日本人の好むデザインヘと発展した洋風陶磁器を一堂に集めて回顧する。守屋コレクションを中心に約二百点を展示。観覧料は一般七百円、高大生五百円、中学生以下は無料。問い合わせは、県立陶芸の森陶芸館(0748―83―0909、FAX0748―83―1193)まで。


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近江上布の良さ知って

産地初、一般向け展覧会

外村宇兵衛邸などで県内巡回展
=「日本の夏」快適に過ごす製品100点=


▲風に揺れる様が涼しげなのれん(外村宇兵衛邸)
◆東近江・東近江市◆

 能登川・五個荘地区、愛荘町など湖東の伝統的な麻織物・近江上布の生産者十社でつくる「今さら近江商人委員会」は、地域ブランド「近江の麻」「近江ちぢみ」として今春認定された近江上布の良さを一般の消費者に知ってもらおうと、産地として初の一般向け展示会を始めた。同委員会は消費者のニーズをつかみ、現代生活にあった麻製品をつくろうと、従来の生地生産だけでなく、販売まで一貫して手掛ける試みに挑戦している。


 日野町を皮切りに県内六カ所を巡る展示販売会「行SHOW(ぎょうしょう)2008」は現在、近江商人屋敷・外村宇兵衛邸(五個荘金堂町)で開催されている。七月二十日まで。

 伝統家屋である会場には、のれんや座布団カバー、シャツなど約百点が展示され、昔懐かしい「日本の夏」が演出されている。製品に触れることもでき、麻特有の「通気性・透湿性の高さ」、「爽やかで肌にサラッとした感触」を実感できる。

 この中で、夏を快適に過ごす知恵が最も現れているのが、縁側にかけられたのれん。麻の質感、シンプルな格子柄のデザインもさることながら、風で涼しげに揺れる様は、暑さを視覚的に和らげてくれる。

 北川陽子委員長は「麻は夏を快適に過ごすエコ素材としても注目されている。訪れた人は、夏を楽しむ心のゆとりも感じてもらいたい」とPRしている。

 入館は大人五百円、子ども二百五十円。問い合わせは同屋敷(0748―48―5557)へ。

 なお、展示の今後のスケジュールは、琵琶湖・ビアンカ船上(源氏物語千年紀の一環)七月十二日▽愛荘町歴史文化博物館麻コレクション(ファッションショー、松尾寺)十月十八日―となっている。

 地域ブランド 平成十八年度からスタートした特許庁の制度で、地域名と商品名が結びついた商標権を事業協同組合などの団体に与え、地域の活性化に役立てようとするもの。認定数(六月十七日現在)は全国で三百八十六件、このうち県内は「近江牛」など六件となっている。


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時代越える知恵の結晶

近江商人博物館
テーマ展「商家の家訓」
=書画や書簡など20点展示=


▲物語風になっている日本画の掛け軸「長者三代鑑(ちょうじゃさんだいかがみ)」
◆東近江・東近江市◆

 東近江市近江商人博物館は、商家に伝わる家訓を紹介するテーマ展を七月十三日まで開いている。会場には、近江商人が家業の永続を願い、先祖の知恵や自らの人生で培った経験を書や画、書簡などの形で伝えた家訓二十点を展示している。

 この中でユニークなものは、塚本喜左衛門家に伝わる日本画「長者三代鑑(ちょうじゃさんだいかがみ)」。

 泥だらけになって働く創業者、茶の湯にうつつをぬかす二代目、貧しい身なりで犬に追われる三代目がリアルに描かれ、子弟の教育で物語風に諭したという。 

 内容は、創業者が小さな炭を倹約して懸命に働き成功しても、二代目が道楽にのめり込み家業をおろそかにすれば没落し、このため三代目は無一文になってしまう、と質素倹約と勤勉の大切さを説いている。

 また、同家に伝わる扁額には、家訓「積善家必余慶有」(善行を積み重ねた家は、その報いとして子孫に必ず幸福が訪れる)がしたためられている。

 自分たちだけが儲かる商売は長続きせず、利益は世間に必ず還元するよう諭しており、近江商人の精神である「三方よし」(売り手よし、買い手よし、世間よし)に通じる。

 上平千恵学芸員は「家訓は近江商人の知恵の結晶で現代でも十分通じる。入館者に少しでも伝われば」と話している。

 入館は大人二百円、小中学生百円。月曜休館。問い合わせは同博物館(エ0748―48―7101)へ。

 


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スポーツ・バーで盛り上がろう

夏本番 スッキリ爽快!!

=ホテルニューオウミ「麦酒舎」=


▲ジョッキ片手に盛り上がるホール
◆東近江・近江八幡市◆

 いよいよ夏本番を迎え、JR近江八幡駅前のホテルニューオウミにオープンしたビヤホール「麦酒舎(びーるや)」では、連夜、ビジネスマンやグループが大勢詰めかけ、うまいビールと料理で暑さと疲れを吹き飛ばしている。

 「麦酒舎」の今年のコンセプトは「スポーツ・バー・スタイル」。白で統一された壁にはアスリートをデザインした大きなイラストなどが施され、大型モニターを使ってスポーツシーンも映し出されている。もうすぐ開幕の北京オリンピックやプロ野球オールスター戦など、今年の夏は盛り上がらずにはいられない。

▲自慢の料理が並ぶバイキングビュッフェ
 生ビールは、アサヒスーパードライ、プレミアムモルツ、エビス、ギネスなどの生と黒生、充実の八種を用意。このほか、カクテル、酎ハイ、中国果実酒、ノンアルコールカクテルやソフトドリンクなど、三十種以上が飲み放題。

 もちろん同ホテルのシェフ自信の料理の方も、串焼きにした肉をシェフが一枚一枚切り落してくれる「牛モモ肉のナッツロースト」をはじめ、スポーツシーンにマッチしたパーティー料理、スタジアム観戦の雰囲気にピッタリなアメリカンドッグやホットサンドなど、洋食を中心に二十五種類が、バイキングビュッフェで食べ放題。

 料金は二時間予約制で、前売四千三百円(限定一千枚、当日四千八百円、子ども二千円)。日曜日から木曜日は午後六時から九時までの営業。金曜日と土曜日は午後五時半からと七時四十五分からの二部入替制となる。営業は八月十七日まで。スポーツ放映の日に合せての予約は、早い者勝ち。生演奏(火曜日)やレディース(木曜日)といったスペシャルデーや、無料送迎バスなど、うれしいサービスもある。

 予約と問い合わせは、フリーダイヤル(0120―26―6663)へ。


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