平成20年7月5日(土)第15077号

◆甲賀・甲賀市◆
信楽高原鐵道
第一大戸川橋梁
=国の登録有形文化財に=

◆東近江・東近江市◆
ガソリン高騰で
公用自転車の利用増える
=東近江市=


◆東近江・東近江市◆
管内市町職員100人が認識深める
東近江署 不当要求対応研修会
=事案発生時の対処方法など学ぶ=


◆東近江・東近江市◆
見た目も涼しく
五個荘支所に「緑のカーテン」
=日光遮る壁面緑化で省エネ=


◆東近江・東近江市◆
農業の今を伝える補助教材
小5向けに4、644冊
=JA4組合が市教委に寄贈=


◆東近江・竜王町◆
田んぼでふ化した子どもたち探す!
=竜王町で「魚のゆりかご水田学習会」=


信楽高原鐵道

第一大戸川橋梁

=国の登録有形文化財に=


◆甲賀・甲賀市◆

 このほど開催された国の文化審議会で、新たな建造物の有形文化財登録についての答申が行われ、県内からは甲賀市信楽町の信楽高原鐵道第一大戸川橋梁(きょうりょう)が登録された。これで県内の登録数は二百五十三件となった。

 橋梁は昭和二十九年、前年の豪雨で旧橋梁が流失したため、建設された強度を高めるプレストレストコンクリート造の鉄筋コンクリート製。貴生川駅と信楽駅を結ぶ信楽線の玉桂寺(ぎょっけいじ)前駅の約二百メートル北側の大戸川に架かる、長さ三十一メートル、幅四メートルの橋。プレストレストコンクリート造のI型桁を四基並べ、その上に単線のレールを敷設している。

 基本設計はフランス人のニコバル氏、後に国鉄総裁となった仁杉巌氏が専門家の指導を仰いで修正・改良を加えて設計した。当時の国鉄技術陣が総力を結集し建設。日本の長大プレストレルコンクリート造橋梁の先駆けとなり、世界的にもほとんど例を見ない画期的なものだった。また、その後の鉄道橋梁建設に大きな影響を与えたことから、日本初の本格的なプレストレストコンクリート造橋梁として第一級の歴史的橋梁として位置づけられることが、認められた。


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ガソリン高騰で

公用自転車の利用増える

=東近江市=


▲公務に1日平均4台の利用がある公用自転車
◆東近江・東近江市◆

 異常な燃料の高騰は、東近江市が先月三日から取り組んでいるCO2削減プロジェクト「えこ・すまいる」に拍車をかけている。

 特に公用車のガソリン代は顕著で、今年度の燃料予算は一リッター当たり一四五円(昨年秋の相場)で計上しており、このまま高騰が続くと昨年度の年間燃料代約二、○六二万円を五百万円も超過する見込み。対策に頭を悩ませている。

 市では、消防車を含め三六○台の公用車の燃料を市内の燃料スタンド十八業者から一律価格で購入。価格は毎月見直すことになっており、六月にはレギュラーガソリン一リッター当たり一七一円で契約した。

 昨年の契約価格と比較して二十六円も値上がり、燃料代がかさんでいる。このため、既存の公用自転車十台の利用を呼びかけており、今年四月から六月末までの三ヶ月間でのべ二四五台の利用があった。一日当たりの稼働率は約四台。昨年同期はのべ一七○台であることから八十台近い利用が増えたことになる。

 利用範囲は、市役所から一キロ程度となっていることや書類等の荷物が持てないことから考えると利用率は高い方と受け止められている。

 職員の中には「仕事であっても、自転車で走っていると、市民からは、今時自転車に乗って、何してるん?という目で見られかねない」との声もあり、近いところは自分の車で行く職員もいる。

 担当課では「燃料の高騰はどうしょうもない。できるだけ使わないようにするしかない」と話している。


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管内市町職員100人が認識深める

東近江署 不当要求対応研修会

=事案発生時の対処方法など学ぶ=


▲東近江署で開かれた市町職員不当要求対応研修会
◆東近江・東近江市◆

 東近江署は二日、管内の市、町職員を対象にした「不当要求対応研修会」を開き、事案が発生した場合の対処方法とともに、速やかな警察への相談や捜査協力を呼び掛けた。

 研修会には、東近江市から八十人、愛荘町十五人、日野町から十人の百人以上が参加し、満重昭男署長が「き然として立ち向かい、悩むことのないよう、この研修で学んだことを生かしてほしい」と開催趣旨を語った。

 東近江署刑事二課の安土雅樹課長が「管内の暴力団情勢」について語り、全国、県下の組織構成や資金獲得、悪質巧妙化など、具体的な暴力団数とともに検挙事例を紹介した。管内にも潜在的な暴力団員が存在していることから、摘発への協力を願った。

 一方、県警本部捜査二課の吉田隆不当要求対策官が「不当要求対策」について話し、全国や県内における最近の事案や検挙事例を交え解説した。

 行政対象暴力アンケート結果から「なぜ行政が狙われるのか」「なぜ応じたのか」などの説明を受け、不当要求に屈して行政職員が逮捕された事例も合せて、民間企業に比べると「防衛意識が甘い」や「不当要求防止条例の制定」などを訴えた。

 最後に、不当要求想定ビデオから、き然とした態度で接する、弁護士や警察との連携など「基本的な心構え」を学んだ後、交渉に臨む際の留意点など「具体的な対応策」をロールプレーイング形式で身に付けた。

 研修を終えて、東近江市の市園尚文防災・防犯担当次長は、昨年の職員からの相談(約八十件)のうち一割が不当要求に関していることから「連携を密に取り、勇気を持って対処してほしい」と、職員の意識向上を促した。


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見た目も涼しく

五個荘支所に「緑のカーテン」

=日光遮る壁面緑化で省エネ=


▲五個荘支所の正面玄関側の壁を覆い始めたゴーヤ
◆東近江・東近江市◆

 東近江市五個荘支所の正面玄関側の壁に、ゴーヤによる「緑のカーテン」がお目見えした。七月中旬には、横十メートル、縦二メートル五十センチに及ぶカーテンに成長する見込みだ。

 これは、植物で直射日光を遮り、建物の暑さ対策をする壁面緑化の取り組みのひとつ。

 職員が、省エネ対策の一環で夏の日よけをつくろうと、五月中旬にプランターに植えた。ゴーヤのつるはネットに絡まりながらすくすく伸び、今では葉で壁を覆っている。

 同市五個荘支所地域振興課は「まだ植えてから一カ月過ぎなので、伸びきっていませんが、黄色のかわいい花が咲き、小さな実をつけはじめています。もっと生い茂れば日よけカーテンになって室内気温が下がり、冷房経費の節減につながります」と期待している。


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農業の今を伝える補助教材

小5向けに4、644冊

=JA4組合が市教委に寄贈=


▲JA4組合が市教委に寄贈した食農教育の補助教材
◆東近江・東近江市◆

 東近江市内を営業エリアにするグリーン近江、滋賀蒲生町、東能登川、湖東の四農協の各代表者が一日、市教委を訪れ、小学五年生向けの農業に関する補助教材「農業とわたしたちのくらし」(四、六四四冊)を贈呈した。

 贈られた補助教材は、全国組織のJAバンクが食農教育応援事業の一環として制作したもので「農業のしくみとお金のしくみ」、「農業の今と日本の食」、「農業のやくわりと環境」の三冊が一セットとなったものでいずれもA四判二十三ページにまとめられている。

 JAバンクでは、次代を担う子どもたちに日本の農業についての理解を深めてもらうことをねらいに全国に配布。農業生産と経営、流通の現状、食品の価格形成の仕組み、農地や里山が果たしている環境保全機能などを写真を多用して分かりやすく解説している。

 教育長室で行われた贈呈式では農協代表者から「育ち盛りでもある子どもたちの教育にぜひ使ってください」と目録を小川脩哲教育長に手渡した。

 小川教育長は「こういう内容のものは今までなかったので、非常に参考になります。カラフルな仕上がりで子どもたちの興味をそそり、見て学べる工夫がしてあり、ありがたい」と感謝した。

 市教委では、市内二十三校の五年生に行き渡るように各学校に配送することにしている。 


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田んぼでふ化した子どもたち探す!

=竜王町で「魚のゆりかご水田学習会」=


▲鵜川老人会の助っ人にアドバイスをもらいながらニゴロブナの稚魚を探す児童ら(竜王町鵜川地先の田んぼで)
◆東近江・竜王町◆

 竜王町鵜川地先で「魚のゆりかご水田学習会in鵜川」が一日に開かれ、竜王西小学校三年生四十二人が田んぼでふ化したニゴロブナの稚魚を足の先から頭の天辺まで泥んこになりながら捕獲した。

 湖と緩やかな水路でつながっていた水田は魚たちが遡上して産卵する場所だったが、近年のほ場整備や河川改修により遡上経路が分断され、産卵場所としての機能を失いつつある。

 米の生産だけでなく動植物の命をも守る水田の多面的な機能を知ってもらおうと、今回の学習会は、鵜川・薬師・島の三集落の住民らで組織する竜王南部地区水質保全管理運営協議会と東近江地域振興局田園振興第一課、日野川流域みずすまし推進協議会、水土里ネット日野川流域、竜王町産業振興課が連携して企画、同運営協議会・図司増行会長の田んぼ(約十三アール)に児童を招いた。

 先月四日にふなずしの原料となるニゴロブナの成魚二十匹を放流した児童らは、早速、素足になって田んぼに足を踏み入れ、一〜二センチほどに成長した稚魚探しをスタート。

 最初は「ヌルヌルして気持ち悪い」や「足が抜けへん」と叫んでいたが、田んぼの感触に慣れてくると「どうやったら(稚魚が)捕れるの」と鵜川老人会の助っ人たちに質問。網の使い方や魚の追い込み方を教わり、コツをつかむと「あっ、いたいた」や「めっちゃ捕れた」との声があちこちから聞こえ、全身泥だらけになりながらタモロコやドジョウ、ヒメタニシ、カイエビ、オタマジャクシなども捕獲した。

 また、同運営協議会が管理する浄化池で魚つかみも体験。この浄化池は、農業排水を幹線排水路から集めて浮遊物の沈澱や水生植物の吸収により浄化した水を、再び循環ポンプで汲み上げてほ場へ還元する仕組みで、余剰水は浄化水路を通して惣四郎川へと排水している。

 児童らは「魚取り放題で、めっちゃおもしろい」と目を輝かせつつ、農村環境と併せて琵琶湖の保全にも取り組む農家の知恵を学んだ。


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