平成20年7月19日(土)第15089号

◆東近江・東近江市◆
災害派遣車両
黒丸PAから出入り可能に
布引運動公園が広域防災拠点に
=市が西日本高速道路と覚書=

◆東近江・東近江市◆
川遊びは気持ちいい!
和南川で魚つかみ
=山上小学校=


◆東近江・東近江市◆
順調に進む飾り付け作業
本番間近の「コトナリエ」
=8月9日から8日間 湖東ひばり公園=


◆東近江・東近江市◆
太鼓チーム「郷音」
=10年周年記念コンサート=


◆東近江・安土町◆
信長も聴いたポルタティーフオルガン
聴いて触って感じたハーモニー
=安土町 小・中学校でお出かけ演奏会=


◆東近江・安土町◆
企画展 「古代地方木簡の世紀」
きょうから 県立安土城考古博物館
律令国家成立期の近江を探る
=西河原遺跡木簡の特徴と意義=


災害派遣車両

黒丸PAから出入り可能に

布引運動公園が広域防災拠点に
=市が西日本高速道路と覚書=


◆東近江・東近江市◆

 東近江市は二十二日、現在、建設中の布引運動公園が大規模災害時に広域防災拠点として活用できるよう西日本高速道路と黒丸パーキングの「緊急開口部の利用に関する覚書」を交わす。沿線自治体の施設が災害拠点に活用できるようパーキング内の緊急出入り口を開閉する取り決めは全国初。

 布引運動公園には現在、グラウンド施設の建設が進められているが、市では名神に近く、災害派遣車両を受け入れる敷地が確保できることから、グラウンドのスタンド下には備蓄倉庫のほか、非常用トイレ、バッテリーによる非常灯、臨時ヘリポートなどの防災機能を備えた設計を取り入れている。

 今回の覚書は、こうした運動公園の機能を名神高速から有効に活用できるよう、大規模災害時に黒丸パーキング上下線の緊急出入りゲートを必要に応じて開閉できるように取り決める。

 災害時には、名神を利用して全国各地からやってくる自衛隊や消防隊、ボランティア等の緊急援助車両が黒丸パーキングから出入りして同運動公園に救援物資を運び込んだり、輸送拠点にするなどに活用し、救援活動を支援する態勢を整える。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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川遊びは気持ちいい!

和南川で魚つかみ

=山上小学校=


▲魚捕りの成果を見せあう児童ら
◆東近江・東近江市◆

 山上小学校(谷弥一郎校長、児童数二百三十人)の全児童が十一日、身近な自然を守る取り組み「愛知川見張り番活動」の一環で、学校近くの和南川で魚つかみを楽しんだ。

 水着の上に体操服を着た児童らは、二十四班に分かれて、網をもって川の中へ次々と入った。班は一年生から六年生までの混成で、足場の悪いところでは上級生が下級生の手をとって先導していた。

 魚つかみは一時間ほど行われ、児童らは注意深く岸辺の岩や草むらの陰をのぞき、網でオイカワやサワガニなどを素早く捕まえて「おった、おった」と目を輝かせて喜んだり、水を掛け合って歓声を上げていた。


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順調に進む飾り付け作業

本番間近の「コトナリエ」

=8月9日から8日間 湖東ひばり公園=


▲テーマ「地球」の飾り付けに汗を流すスタッフ
◆東近江・東近江市◆

 東近江市の湖東商工会青年部と湖東地区まちづくり協議会などで組織するコトナリエ実行委員会は、今年の「コトナリエ」開催に向けて、六月二十一日から毎週土曜日・日曜日に、会場となる同市池庄町のひばり公園でイルミネーションの飾り付け作業を行っている。

 今年で五回目を迎える真夏のイルミネーションイペント「コトナリエ」は、八月九日から十六日までの八日間、午後七時から九時半まで点灯される。今回の開催テーマを「宇宙」とし、イルミネーションのデザインは、滋賀県立大学の学生グループ「あかりや」が担当している。

 七月の毎週土・日曜日には毎回、実行委スタッフや市民ポランティアなど約五十人が集まり、デザインをもとに十万平方メートルの広大なひばり公園内のモニュメントや木々に、白熱球や発光ダイオードなどのイルミネーションを飾り付けている。飾り付け作業は今月二十日ごろに終了する見込み。

 イルミネーションの数は二十五万球を予定し、今年も「コトナリエ」に向け実行委は、町内各自治会を通じ電源となる廃食油の回収を行った。各家庭からは、点灯に必要な量(約千リットル)以上の約千二百リットルが集められた。

 一咋年からイルミネーションの電源は、市が推進する菜の花エコブロジェクトに沿って、廃食油から精製されたバイオ燃料(BDF)を利用し、ヤンマー(本社・大阪市)と滋賀建機(本社・愛荘町)から、バイオ燃料一〇〇パーセントで動くディーゼル発電機の提供を受け、すべての電気をまかなっている。


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太鼓チーム「郷音」

=10年周年記念コンサート=


◆東近江・東近江市◆

 五個荘地区を拠点に活動する創作太鼓チーム「てんびん太鼓 郷音(きょうおん)」が、二十日午後一時半からてんびんの里文化学習センター(五個荘竜田町)で結成十周年記念コンサートを開く。

 郷音は、文化振興と異年齢交流、青少年育成を目的に結成されたグループで、青壮年層の男女二十人が所属している。

 コンサートの第一部では、郷音の演奏のほか、小学生のみの太鼓チーム「飛鼓(ぴこ)」、郷音のメンバーである高校生四人のユニット「HANY(ハニー)」も出演し、コンサートを盛り上げる。

 第二部では、プロの演奏集団「舞太鼓あすか組」が登場し、華麗なバチさばきを披露する。

 入場千円で、同センターでチケットを販売している。問い合わせは響音の深尾智子さん(エ090―2198―4086)へ。


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信長も聴いたポルタティーフオルガン

聴いて触って感じたハーモニー

=安土町 小・中学校でお出かけ演奏会=


▲演奏に聞き入る児童――老蘇小学校音楽室で――
◆東近江・安土町◆

 四百年ほど前、西洋から安土に持ち込まれ、織田信長も聴いたであろう携帯型パイプオルガン「ポルタティーフオルガン」を使った学校公演が、このほど安土町内の小・中学校で開かれた。子ども達は、歴史の重さを感じさせるハーモニーに触れ、楽しんだ。

 ポルタティーフオルガンはめったに見ることができない古楽器で、同町の文芸セミナリヨが一台所有している。左手で背面の鞴(ふいご)を操作して空気を送り、右手で鍵盤を押すことでパイプから音が出る。パイプオルガンとアコーディオンの中間的な存在。

 今回の学校公演は、地元の歴史を音楽史の中からも学んでもらおうと、町教委が老蘇小学校と安土中学校で開いた。

 老蘇小学校では、パイプオルガン奏者の城奈緒美さんとチェロの辻寛子さん、ピアノと声楽の山本哲子さんの三人が、四年生から六年生のそれぞれ一時間ずつ、音楽の授業の一環として音楽室で実施した。

▲ポルタティーフオルガンを操作する児童
 五年生三十三人の授業では、城さんが楽器について説明したあと、クラシック音楽からバッハの「二つのメヌエット」とサン=サーンスの「動物の謝肉祭から白鳥」が演奏されると、子ども達はその音色に耳を傾け、うっとりと聞き入っていた。

 続いて、ジブリ映画「ハウルの動く城」から「人生のメリーゴーランド」が演奏されると、子ども達もよく知っている曲ということもあって、頭や体をリズムに合せて揺らしながら楽しそうに聴いていた。

 夏の歌メドレーでは、「茶摘み」「夏は来ぬ」「我は海の子」といった懐かしい童謡を山本さんのソプラノの涼しげな歌声で聴いたが、子ども達にはあまり馴染みの曲ではないという現実に、演奏者の方が驚かされた。ところが、ディズニー音楽の「星に願いを」「子どもの世界」になると、一転して子ども達に笑顔が戻った。

 そして、老蘇小学校「校歌」とみんなの大好きな「ビリーブ」を、一緒に大合唱。音楽室に楽器と歌声のハーモニーが響いた。

 最後に、班ごとにポルタティーフオルガンに触らせてもらうこともできた。鞴役と鍵盤役で、楽器の特徴や実際の音色などを確かめた。

 子ども達は「とてもきれいな演奏だった」などと感想を話し、しばらく感動が覚めやらぬようだった。

 四年生、六年生も同じ授業を受けた。安土中学校には後日、城さんとリコーダーの迫田浩一さんの二人が訪れ、三年生の選択授業で、映像によるオルガンの歴史解説や、中世の舞曲やイギリスの讃美歌などを演奏した。

 


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企画展 「古代地方木簡の世紀」

きょうから 県立安土城考古博物館
律令国家成立期の近江を探る
=西河原遺跡木簡の特徴と意義=



◆東近江・安土町◆

 県立安土城考古博物館(安土町下豊浦)の第三十六回企画展・滋賀県文化財保護協会調査成果展「古代地方木簡の世紀――文字資料から見た古代の近江――」が、十九日からはじまる。九月七日まで。

 最近の天武朝にさかのぼる木簡の発見などにより、文献史料だけでは十分に明らかに出来ない国庁・郡庁などの古代律令国家の地方政治組織の実態が徐々に明らかになってきている。

 県内でも、最近では甲賀市宮町遺跡の「歌木簡」が話題になったほか、西浅井町塩津港遺跡の二メートルに及ぶ起請文木札など新発見も相次いだ。

 野洲市西河原遺跡群からも、天武朝期を含む多くの古式地方木簡が出土し、遺構や他の出土資料からも律令国家成立期において特異な性格を持つものであることが分かってきた。

 それらは、単に地方の様相としてだけでなく、わが国の律令体制の特質を解明する上でも、非常に重要なものだと考えられる。

 今回の企画展は、県教委、(財)滋賀県文化財保護協会、野洲市教委が発掘調査を行った湯ノ部遺跡、西河原宮ノ内遺跡や西河原森ノ内遺跡などから出土した木簡をはじめとする七世紀代の地方木簡資料を中心に、飛鳥・難波・藤原といった都から出土の木簡や、静岡県・長野県など代表的な地方の木簡とも比較しながら西河原遺跡群出土木簡の特徴と意義について考え、律令国家成立期の近江と地方の様相を明らかにする。また、会期中には関連行事も開催される。

 記念シンポジウムは八月十七日午後一時から、定員は当日先着百四十人。奈良文化財研究所の渡辺晃宏氏による基調講演「古代地方木簡の世紀」のほか、滋賀県文化財保護協会の畑中英二氏による事例報告「考古学からみた西河原遺跡群」、奈良文化財研究所の市大樹氏による事例報告「森ノ内木簡の再検討」が予定されている。

 博物館講座「塩津港遺跡出土の起請文木札について」は七月二十日午後一時半から、滋賀県文化財保護協会の濱修氏が、また、同館の大橋信弥学芸課長による「近淡海安国造と葦浦屯倉」は九月七日午後一時半から、それぞれ開催される。

 問い合わせは、県立安土城考古博物館(0748―46―2424)へ。


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