平成20年8月15日(金)第15112号

◆全県◆
妊婦のお母さんに気配りを
=県がマタニティキーホルダーを全市町に配布=

◆全県◆
中国湖南省に使節団
=県国際協会が参加募る=


◆全県◆
全ての業種で停滞感強まる
=びわこ銀行の4〜6月期業況調査=


◆東近江・東近江市◆
花苗2千株の
ルビーちゃんの絵
=愛のまちネットが制作=


◆東近江・東近江市◆
軍隊へ資材供給
戦前の永源寺地区
=平和祈念展で紹介=


◆東近江・東近江市◆
身近な草木で染め物体験
思いのままに作品づくり
=近江商人博物館=


◆東近江・日野町◆
後世に残し託した標本
植物学者・橋本忠太郎氏
=日野町で「顕彰する集い」=


◆湖東・愛荘町◆
昔ながらの織り機で復元に取り組む
近江上布のルーツ「高宮布」
=愛荘町立歴史文化博物館で製作中=


妊婦のお母さんに気配りを

=県がマタニティキーホルダーを全市町に配布=


▲マタニティキーホルダー
◆全県◆

 妊婦のお母さんをみんなで守ろうと県健康推進課はこのほど、県内の全市町にマタニティキーホルダーを一万三千八百四個配布した。

 これは、各市町に母子手帳交付時や妊婦教室等の機会を通してマタニティキーホルダーを配布してもらおうとするもの。

 妊娠初期は、赤ちゃんの成長はもちろん、母親の健康にとっても大切な時期。また、この時期はつわりなどのつらい症状があるのに、妊婦であることが外見からはわかりにくいため周囲が気づかないことが多い。このためマタニティマークは、妊婦が外出時に身につけ、周囲が妊婦への配慮を示しやすくするもの。

 県健康推進課では「マークを身につけている方がおられた場合には、席を譲ったり、近くでの喫煙を控える等のご協力をお願いします」と呼びかけている。詳しくは、各市町母子保健担当窓口へ。


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中国湖南省に使節団

=県国際協会が参加募る=


◆全県◆

 (財)県国際協会は十月、中国湖南省へ民間使節団の派遣をする。

 今年で県と中国湖南省が友好協定締結二十五周年、県国際協会が平成十五年から湖南省で進めてきた吉首市での植林活動が五年目を迎えるため、植林地を訪問しての記念植樹と、両県省の記念式典に参加する使節団員を募集するもの。この旅では、湖南省民との交流を行うとともに、世界遺産張家界の景勝地も訪ねる。

 期間は、十月二十六日〜十一月一日の六泊七日で、訪問地は中国湖南省張家界市、吉首市、長沙市など。参加費用は、十六万九千円。募集人員は、二十人(最少催行人員十人)。参加資格は、滋賀県に在住で四月一日現在満十八歳以上(高校生は除く)。ただし、七十歳以上の参加希望者は、参加に支障のない旨を記載した医師の診断書が必要。

 参加希望者は、同協会所定の「湖南省団参加申込書」で九月三日までに申し込む。先着順で定員になり次第締め切る。なお、使節団の案内および参加申込書は、同協会のホームページ(http://www.s-i-a.or.jp)にも掲載されている。問い合わせは、県国際協会事務局 〒520―0801大津市におの浜1丁目1―20ピアザ淡海二階(077―526―0931 FAX077―510―0601)まで。


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全ての業種で停滞感強まる

=びわこ銀行の4〜6月期業況調査=


◆全県◆

 びわこ銀行(山田督頭取)は六月十六日〜七月七日、県内企業千社を対象に企業動向調査を実施した。有効回答率は、回答率三六・七%だった。

 それによると、今回(四〜六月期)の業況判断DI(「良い」「増加」等と答えた企業割合から、「悪い」「減少」等と答えた企業割合を引いた数値)は、前回(一〜三月期)より七ポイント悪化し、マイナス三二となり、停滞傾向が鮮明になっている。業況判断DIがマイナス三〇を下回るのは平成十五年四〜六月期以来五年ぶりとなる。

 業種別でみると、製造業は前回(一〜三月期)比三ポイント悪化のマイナス二六、非製造業は九ポイント悪化のマイナス三六となり、すべての業種で停滞感が強まっている。

 個別指標をみると、売り上げDI(「増加」一「減少」)が二ポイント改善(マイナス四→マイナス二)、企業収益DI(「増加」一「減少」)も二ポイント改善(マイナス二〇→マイナス一八)するなどしており、歯止めのかからない原油高・資源高の状況に対する心理的な不安が強くなっている。このように県内の景況感は、先行き不透明な経済環境を背景に、停滞感が強まっている。

 なお、業況判断DIの次回(七〜九期)予想については、製造業で悪化、非製造業で改善を見込んでいる。


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花苗2千株の

ルビーちゃんの絵

=愛のまちネットが制作=


▲色とりどりの花が咲き出したルビーちゃんの花の絵
◆東近江・東近江市◆

 愛の田園(まち)ネット(愛東地区まちづくり協議会)が、あいとうマーガレットステーション横の畑で育てていた「ルビーちゃんのお花畑」が出来上がり、カラフルな花々が美しいルビーちゃんの図柄を描き出している。

 ルビーちゃんは、東京で活動している東近江市小倉町出身の現代美術画家・太田由美さんの作品キャラクター。

 太田さんは、同地区内の水道タンクや農業倉庫に壁画作品を描いていることから、太田さんの活動にふるさとからもエールを送ろうと今年五月、黄色のマリーゴールドやブルーのアゲラタム、赤のサルビアなど、七種の花の種をまきハウスで育苗し、合わせて二千株近くを約横九メートル縦六メートルの花の絵になるよう定植した。

 マーガレットステーション建物の展望台から見ると美しく、見頃を迎えた。同時に水道タンクの壁画も眺められる。


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軍隊へ資材供給

戦前の永源寺地区

=平和祈念展で紹介=


▲永源寺図書館で開かれている写真展
◆東近江・東近江市◆

 永源寺図書館は、写真展「六十三年前まで東近江市は軍都だった」を同館ギャラリーで開き、旧陸軍八日市飛行場へ木材、炭などの資材を供給した永源寺地区の歴史に目を向け、これからの平和の在り方について考える機会を提供している。十七日まで。

 会場には写真パネル二十二点、永源寺町史、八日市市史などが展示され、飛行場への運輸機関(湖南鉄道、永源寺バスなど)や、旧陸軍航空隊の飛行演習、近隣住民との交流を紹介している。

 同図書館は「陸軍飛行場があったという記憶が年々風化している中、夏休み中の子どもらは祖父母と来て教えてもらってほしい」とPRしている。

 入場無料。問い合わせは同館(0748―27―8050)へ。

 


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身近な草木で染め物体験

思いのままに作品づくり

=近江商人博物館=


◆東近江・東近江市◆

 草木染め体験教室=写真=がこのほど、近江商人博物館で開かれ、園児や児童、その保護者ら二十八人が参加した。

 身近な草木であるヒメジオン、クズの葉、ヨモギ、セイタカアワダチソウの四種類の植物でTシャツやハンカチを染めた。

 参加者は、糸と輪ゴムで布を絞ってから、染料につけて模様をつくり、ドキドキしながら布を広げ出来映えを確認した。

 大人の参加者は、糸を上手に使って花火のような模様をたくさん作っていた。子どもらは個性豊かな模様をあしらったオリジナル作品を仕上げ、うれしそうに作品を見せあっていた。

 


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後世に残し託した標本

植物学者・橋本忠太郎氏

=日野町で「顕彰する集い」=



▲メタセコイアも登場したデジタル紙芝居(日野町立図書館視聴覚室で)
◆東近江・日野町◆

 日野町の新たな宝とよりよい自然環境を次世代に残し伝えていきたいと、記念シンポジウム「湖国の牧野富太郎と言われた橋本忠太郎氏を顕彰する集い」(橋本忠太郎顕彰会主催)が六日、日野町立図書館視聴覚室で催され、藤澤直広町長も駆け付けた。

 同町十禅師出身の植物学者・橋本忠太郎氏(一八八六〜一九六〇年)は、生涯を通じて三万点の植物標本を残したといわれている。橋本氏の足跡が刻まれた標本は、今も琵琶湖博物館や京都大学、滋賀大学、東京国立科学博物館で研究され、当時の自然環境を記録した歴史的遺産でもある。

 昨年八月、日野町立必佐小学校で植物標本六百三十三点(明治三十九〜四十四年採集)が発見され、その功績に再び注目が集まり、今回の顕彰事業へとつながった。

 午後一時半からの集いで、同顕彰会の北村誓会長は「人間のエゴで自然を変えてしまった。今回見つかった橋本氏の植物標本の中には、今はもう見られない植物も数多くある。業績を讃えるだけにとどまらず、学び教訓とする場にしたい」とあいさつした。

 続いて、朗読サークル「おはなしパズル」が、飛び級するほど秀才だった幼少期から滋賀県植物誌の発刊に向けて力を注いだ晩年期に至るまで、橋本氏の生涯を小学生でも分かるようデジタル紙芝居で解説。

 見慣れない植物がないか道端に目を向けて集中するあまり、妻と気付かず「こんにちは」とあいさつしたというエピソードを通して、参加者約百五十人は橋本氏が植物学に費やした労力の大きさを感じとった。

 また、資料展示で紹介された“植物採集記録”は、和名や分布区域の記述以外に、「人生との関係」との項目が来場者の興味を引き付けた。北村会長によると、橋本氏は病院が休みの土曜・日曜日以外は採集した植物すべてを口にし、人生との関係欄に「花見るべし」や「食用」、「薬用」と記していったという。

 約六十年前、橋本氏は日本で初めてメタセコイアを植えた。日野町内二カ所(必佐小学校と日野高校)に現存しており、橋本氏の目に代わって自然環境そして子どもたちの育ちを見つめている。 

●橋本氏の世界体感
 9月に「自然観察会」

 橋本忠太郎顕彰会は、九月二十八日午前九時半から「橋本忠太郎の世界を体感しよう〜みんなで自然観察会〜」をグリム冒険の森で開く。

 当日は、グリム冒険の森周辺の植物や昆虫などを観察する。自然観察に関心のある人なら誰でも参加でき、定員は五十人程度。

 参加費は一人百円(保険代など)。参加希望者は、九月十九日までに日野町立図書館(53―1644)へ申し込む。

 


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昔ながらの織り機で復元に取り組む

近江上布のルーツ「高宮布」

=愛荘町立歴史文化博物館で製作中=


▲復元の天秤腰機で高宮布を織るプロジェクトメンバー
◆湖東・愛荘町◆

 愛荘町立歴史文化博物館(金剛輪寺参道沿い)で現在、昔ながらに再現した織り機を使って、近江上布のルーツとなる「高宮布」の復元作業に取り組んでいる。

 糸の原料となる大麻を群馬県東吾妻町から取り寄せ、それを手で績(う)み糸にして、復元した天秤腰機を使って、未晒しで染色していない麻布「生平(きびら)」を織り上げる。

 製作した生平は、十月十九日に彦根市高宮地域文化センターで開かれる「高宮布まつり」で展示公開し、産・官・学で取り組む高宮布の調査研究と復元プロジェクトの成果を発表する。

 高宮布は、鎌倉時代に京から高宮(現在の彦根市高宮)に移り住んだ職人によって伝えられ、後に彦根藩の保護を受け発展を遂げた。農家の副業として盛んに織られるようになり、近江商人の手によって全国に広められた。

 江戸時代の中山道・高宮宿は、近江国の湖東地域(彦根、犬上、愛知、蒲生など)で生産された麻布の集積地で、高宮宿で旅人の土産物としても販売された。

 一方、近江商人によって全国に運ぱれることで名声を得て、ここで取り扱われる麻布が「高宮布」と呼ばれるようになっていく。また、彦根藩が将軍家への献上品としていたことからも、上質の布であったことが分かる。

 高宮布は、経緯(たてよこ)糸ともに大麻が使用されていることが多く、一般的に大麻布は苧麻(ちょま)に比べ、日常着や野良着などに多く使われ、荒く品質の劣るものとされてきた。

 しかし、高宮布は、良質な大麻と高い技術力によって、細微で光沢があり品格を持つ上布にまで仕上げられた。また、異種の糸を交ぜて織る交織がなされたものもあり、糸の特性を熟知し大麻と苧麻の使い分けもしていることから、他産地にはほとんど見られない高宮布独自のものといえる。

 高宮布は、昭和三十年代から「近江上布」と呼ばれるようになった。現在の近江上布の製品は、生平(きびら)と絣(かすり)に大別される。いずれも平織りで、生平は座布団、夜具、帯、法衣などに、絣は夏用の和服が中心で、着尺や帯、甚平(じんべ)などに用いられている。

 


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