平成20年8月16日(土)第15113号

◆甲賀・甲賀市◆
信楽学園が汽車土瓶を復刻
=半世紀ぶりに再び販売へ=

◆湖東・愛荘町◆
染色の技術力の高さが体感できる
特別展「近江上布を彩った型紙」
=31日まで 愛荘町立歴史文化博物館=


◆東近江・東近江市◆
サッカー「能登川南カップ」開催
真夏の太陽に負けずプレー
=東近江市内外から12チーム出場=


◆東近江・東近江市◆
郷土のために役立てて!
金屏風を近江商人博物館へ寄贈
=塚喜商事の塚本喜左衛門氏=


◆東近江・東近江市◆
市内9中学校が参加
「ネットいじめ」をなくせ!
中学生サミット開催
=河辺いきものの森で24日=


◆東近江・東近江市◆
施設修繕に奉仕の汗
八日市建築組合
=地域への感謝を込めて=


◆東近江・竜王町◆
本物の英語に触れさせたい!
=竜王町商工会がこども英会話講座=


信楽学園が汽車土瓶を復刻

=半世紀ぶりに再び販売へ=


▲汽車土瓶
◆甲賀・甲賀市◆

 知的障害者施設の県立信楽学園(甲賀市信楽町、片岡卓示園長)は、一九五〇から一九六〇年代、かってSLが黒い煙を上げ汽車の音とともにたくましく走っていた時代に、駅弁とともにホームで売られていた懐かしい汽車土瓶をこのほど復刻し、販売に乗り出すことになった。

 信楽学園は昭和二十七年に創設され、知的障害のある十五歳から十八歳の子どもたちのために職業訓練と生活指導を行っている。現在、児童四十人で、窯業を中心に三年間、「物造り」や販売に励んでいる。同学園(信楽寮)では昭和二十七年頃から、駅弁とともに売られた茶を入れた陶器である汽車土瓶を生産し、最盛期には月産二万個が生産されていたが、ポリエステル容器に取って代わられて消えていった。

 この四月、信楽学園で保存している汽車土瓶が、同学園を訪問したひとの目にとまり「汽車の窓越しに販売されている米原駅の当時の情景が懐かしい」と話が盛り上がったのが、汽車土瓶の復刻のきっかけとなった。

 同学園では「汽車土瓶の持つデザイン・機能性が優れていることとや、かっての最盛期には、月産二万個を超える生産量を誇って時代背景を振り返ることで、学園の子どもたちにとっても、やり甲斐のある仕事になる」と期待を寄せている。


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染色の技術力の高さが体感できる

特別展「近江上布を彩った型紙」

=31日まで 愛荘町立歴史文化博物館=


▲型紙だけでなく染色技術を集めた展示会
◆湖東・愛荘町◆

 愛荘町立歴史文化博物館の夏季展示会「近江上布を彩った型紙」は、今月三十一日まで同博物館(金剛輪寺参道沿い)で開かれている。

 展示会には、型紙のほか捺染(なせん)道具、織り機、染色した羽根、図案、見本帖、緯絣(よこがすり)などが展示され、近江上布の技術力の高さを体感できる内容となる。

 近江上布の染色は、糸染め、地染めと呼ばれ、先きに糸を染めて織り上げる方法がとられ、絣布には経糸を染める経絣(たてがすり)、緯糸を染める緯絣(よこがすり)、二つを併用した経緯絣(たてよこがすり)がある。

 経絣の染色技法には櫛押捺染(くしおうなせん)が使われ、それに対し、緯絣には羽根巻捺染(はねまきなせん)という手法が使われている。

 これは型紙を使って染める型紙捺染の技法の一つで、反物の巾に合わせて作られた羽根と呼ばれる金枠に緯糸を巻き付け、その糸の上に型紙をのせて色を付けていく。

 この羽根巻捺染は、デザインや色彩の多様化に対応するため、昭和初期に開発されたもので、大柄や小柄、絵絣などの多彩で多色な図案の生産が可能となった。

 昭和三十〜四十年代の近江上布が最も生産された時代には、消費者の多用なニーズに対応するため、数多くの種類の型紙が作られている。入館料は大人三百円、小・中学生百五十円。開館時間は午前十時〜午後五時で、月・火曜日は休館。


型紙染教室も


▲近江上布伝統工芸士の指導で麻を染める教室生


 この展示会に合わせて二日、型紙染教室「型紙で麻を染めよう」が同歴史文化博物館で開かれ、東近江や大津、彦根、甲賀などから参加した十六人が麻布の染めに挑戦した。
 近江上布伝統工芸士の青山平夫さん(染色部門)と川村隆一さん(製職部門)の二人から模様を浮かび上がらせる方法を教わり、渋紙(しぶがみ)に紗(しゃ)を張った型紙を使って、一メートル四方の麻布の上に約二時間かけ染め上げた。
 型紙の模様は、ほとんど花、草、木で、別の型紙を重ねることによって、出来上がりを想像しながら、麻用の染料(黒・赤・黄・青・紫・紺・緑・茶など約十色)を使い、思い思いの模様を仕上げた。


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サッカー「能登川南カップ」開催

真夏の太陽に負けずプレー

=東近江市内外から12チーム出場=


▲ボールを激しく奪い合う選手
◆東近江・東近江市◆

 少年サッカー・能登川南フットボールクラブ主催の「能登川南CUP」(滋賀報知新聞社など後援)が、九・十日の両日、愛知川河口のふれあい運動公園で開かれ、五年生大会と六年生大会にそれぞれ六チームが出場した。

 試合は三チーム二組のリーグ戦の後、順位戦と決勝戦を行った。
太陽が容赦なく照りつける中、汗と砂ぼこりにまみれた選手は、指導者や保護者の声援を受けながら、必死にボールを追いかけていた。大会結果は次の通り。

 【5年生】
 ▽優勝・岩根フレースコ(湖南市)▽準優勝・能登川南フットボールクラブ(東近江市)▽3位・大宝サッカークラブ(栗東市)▽4位・湖北キッカーズ(湖北町)▽5位・カスティージョ水口(甲賀市)▽6位・金田フットボールクラブ(近江八幡市)

 【6年生】
 ▽優勝・桐原ジュニアフットボールクラブ(近江八幡市)▽準優勝・豊栄クラブジュニア(豊郷町)▽3位・びわサッカースポーツ少年団(長浜市)▽4位・能登川南フットボールクラブ(東近江市)▽5位・日野サッカークラブ(日野町)▽6位・永源寺FC(東近江市)


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郷土のために役立てて!

金屏風を近江商人博物館へ寄贈

=塚喜商事の塚本喜左衛門氏=



▲目録を河村館長へ手渡す塚本喜左衛門氏
◆東近江・東近江市◆

 近江商人六代目となる和装業・塚喜商事(京都市下京区)の代表取締役、塚本喜左衛門氏(59歳)がこのほど、講演会の謝礼金で購入した金屏風五枚(六曲三枚、二曲二枚)を郷土のために役立ててもらおうと、近江商人博物館へ寄贈した。

 同氏は本業の傍ら、「三方よし」に代表される近江商人の理念を紹介する講演活動を行い、企業の社会的責任の大切さを説いている。

 博物館を訪れた塚本氏は「博物館でお使い下さい」と金屏風の前で目録を河村栄一館長へ手渡し、河村館長は「大事に使わせていただきます」と感謝の言葉を述べた。

 塚本氏は大学卒業後、ニチイ(現マイカル)での二年間の勤務の後、塚喜商事に入社し、昭和五十年に毛皮、貴金属へと展開したツカキ(グループ会社)を設立し、同五十九年、塚喜商事の代表取締役社長に就任した。


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市内9中学校が参加

「ネットいじめ」をなくせ!

中学生サミット開催
=河辺いきものの森で24日=


◆東近江・東近江市◆

 現在、東近江市内の各中学校では、それぞれの校区の特性を生かしながら、学校・保護者・地域が一体となって校風づくりを進めている。しかし、そのなかでいつも課題としてあがってくるのは、“いじめ”の問題である。近年は、暴言・暴力といった見えるいじめだけでなく、「学校裏サイト」といったようなインターネットの書き込みによる見えないじめ「ネットいじめ」が、子どもたちを苦しめている。

 同市教育委員会は、この「ネットいじめ」に目を向け、市内の中学生が自分たちの問題として「ネットいじめ」を考え、自らいじめ撲滅のために立ち上がる力を養おうと、第一回東近江市立中学校生徒会交流会「中学生が語るネットいじめを考えるサミット」を実施する。

 このサミットは、八月二十四日午後一時から午後四時まで 河辺いきものの森(建部北町五三一)で開かれ、東近江市内の九中学校の生徒会代表者二十七人が出席する。市内中学校卒業の高校生バンドによる演奏「出会えた喜びを分かち合おう」、市内中学校卒業生によるレクチャー「先輩たちが取り組んだ『いじめ撲滅宣言』」、山本久美子教諭(愛東中学校)がコーディネーターになって行うディスカッション「ネットいじめってどうなってるの!?」の三部構成で行われ、それぞれのテーマをもとに中学生がいじめについて考える。それぞれの中学校の生徒会活動の「良さ」を交流・集結することにより、より良い中学校生活が送れる手だてを見つけ、市全体としての一体感ある取り組みの動機付けや、生徒会活動の活性化を目指す。

 


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施設修繕に奉仕の汗

八日市建築組合

=地域への感謝を込めて=


▲作業に汗を流しながらうさぎ小屋を修繕する組合員ら
◆東近江・東近江市◆

 八日市建築組合(北川敏彦支部長、組合員百十一人)はこのほど、八日市野幼稚園のうさぎ小屋などを無償で修繕した。

 同組合では毎年、全建総連加盟組合活動の一つである「住宅デー」に、不便だった鍵の不具合や錆びてしまった塗装、欲しかった棚など、市内の幼稚園、保育園、小・中学校を対象にした奉仕作業を実施している。

 今年は、八日市野幼稚園のうさぎ小屋とトイレの間仕切り修繕に腕をふるい、強い日差しにも関わらず子どもたちの喜ぶ顔を期待しながら汗を流していた。

 「住宅デー」は、職人技としての評価は高いものの、プレハブメーカーなどの大手住宅業者や都市化による地縁の稀薄化等の影響を受け、仕事量が激減した地域の大工・工務店らが、長い年月をかけて築いてきた「ウチの出入りの職人さんは○○さん」という信頼関係を取り戻そうと、職人の姿を知ってもらう日として制定(昭和五十三年)したもので、技能をいかした修繕や住宅相談などの奉仕活動を全国で展開している。

 


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本物の英語に触れさせたい!

=竜王町商工会がこども英会話講座=


▲会話重視の「こども英会話講座」(竜王町商工会館研修室で)
◆東近江・竜王町◆

 遊びながら英語に慣れていく大切さ―。竜王町商工会は、日本経済のグローバル化により英語力を必須とする企業が増えている現状を踏まえ、将来を担う子どもたちが安心して学べる環境を整えようと、初の試みとして「こども英会話講座」を同商工会館研修室で開講している。

 現在、全国三千五百社以上の企業がTOEICや英検などの資格を人事評価に組み入れ、英語力がなければ就きたい仕事にも就けないという状況が生まれつつある。

 また、日本では賛否両論あるものの、二〇一一年から全小学校で外国語教育が実施される。社会の流れ・動きと照らし合わせて、子どもたちが本物の英語と触れられる環境を竜王町で提供しようと、法律で認められた総合的経済団体である竜王町商工会が立ち上がった。

 安心・低価格・ハイクオリティーを基本方針に、昨年十一月から子ども英会話講座をスタート。講師は、昭和六十二年に来日後、一流企業や県内外の保育園・小学校・中学校で英語講師を務めるなど指導経験豊富で、現在守山市教育委員会小学校英語指導員である秋山サンドラさん(53)=米国サクラメント州出身、野洲市在住=。

 受講対象者は小学四年〜六年生。講座は六カ月(全二十四回)を一区切りに、毎週土曜日午前十時から同十一時半までの九十分間。入学金無料で月謝制(八千円)。

 サンドラさんは「生活の中には英語があふれているのだから、『勉強しろ』と言うのではなく、遊び楽しみながら英語に慣れていくことが大切」と強調、自ら母国語以外の言語(日本語)を身に付けた経験から「間違ってもいいから恥ずかしがらずにどんどん英語を使ってほしい。いろいろな人たちと交流することで自分自身の視野も広がる」と語る。

 授業は中学一年生レベルで、テキストを使いながら歌うように英単語を発音したり、ゲーム感覚で受講生同士質問し合うなど会話重視の内容。サンドラさんの「ベリーグッド」という褒め言葉が子どもたちの笑顔を引き出し、初めて英語を学ぶ子どもたちのことを考えてアルファベットの書き順に至るまで指導が行き届いている。

 小学六年生の勝見知佳さんは「最初は難しいと思ったけど、だんだん分かってきて、(授業が)遊びみたいでおもしろい」と二期連続で受講し、サンドラさんも子どもたちの吸収の早さに驚く。

 小学時代から英語を学ぶことについて、サンドラさんは「英語を学んだからといって日本語を学ばなくなることはない。英語が理解できたという自信が、他の教科を学ぶ意欲をかき立て、学力向上につながった例を各学校で見てきた」と指摘する。

 何よりも子どもたちにとって、身近な地域でネイティブスピーカーの発音に触れられる効果は大きい。同商工会では、ビジネスマン向け英会話教室も検討している。詳しくは、同商工会(0748―58―1081)へ。

 


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