平成20年8月17日(日)第15114号

◆全県◆
昨年度中山間直接支払い
=101集落2億円=

◆甲賀・甲賀市◆
良寛生誕250年
ミホ・ミュージアムで9月2日から
=「大和し美し 川端康成と安田靫彦」展=


◆東近江・東近江市◆
―訳が分からない、それがパズルです―
「不思議なパズルの世界」
=9月2日まで 八日市大凧会館の夏休み特別企画=


◆東近江・東近江市◆
地域に親しまれる学校に
校歌(詩)・校章募集!
=22年4月開校の箕作小学校=


◆東近江・日野町◆
暮らしの中で受け継がれてきた!
日野地方のわらべ歌240点
=31日まで 近江日野商人館で紹介=


◆東近江・近江八幡市◆
皇室献上の果実「むべ」から醸造
長寿ワイン「むべなるかな」
=近江八幡の新特産品に 420本限定生産=


◆東近江・安土町◆
親しめる施設へ新企画
子どもたちが挑戦
=安土町城郭資料館=


昨年度中山間直接支払い

=101集落2億円=


◆全県◆

 県は、昨年度の中山間地域等直接支払制度の実施状況を公表した。

 同制度は、耕作放棄地の増加等により、多面的機能の低下が特に懸念されている中山間地域等において、担い手の育成等による農業生産の維持を通じて、多面的機能を確保する観点から取り組まれているもので、集落が制度を活用するにあたっては、集落の農業者等が五年以上継続される農業生産活動等をまとめた集落協定を締結する。

 交付金の単価は、最低限の農地管理活動を五年間実施するとともに、集落の将来像を明記した集落マスタープランを作成したうえで、地域の実情に即した農業生産活動等の継続に向けた活動を取り組むことで通常単価とする。ただし、最低限の農地管理活動の場合は通常単価の八割支給となる。

 十アール当たりの通常単価は、地目が田の場合で、急傾斜地二万一千円。緩傾斜地八千円。畑の場合は、急傾斜地一万一千五百円。緩傾斜地三千五百円。

 制度を活用した市町は、十市町で中山間地域の農業生産活動等を支援。集落協定は、前年度より一件増の一○一集落。集落協定への参加農家数は、前年度より四九戸減の三、一七一戸だった。

 協定農用地の総面積は、四・三ヘクタール増の一、四四七・九ヘクタールに増え、県内対象面積の約六九%を占めた。

 集落協定を締結した一○一集落のうち、通常単価で取り組んだ集落は四一、通常単価の八割で取り組んだ集落は六十だった。

 総交付金額は前年より七十二万円増の二億○、六四四万五千円となっている。

 各集落への交付金は総額の約七三%が共同取組活動に充てられ、二七%が農業者等に配
分された。また、五一集落では交付金の全てが共同取組活動に充当した。


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良寛生誕250年

ミホ・ミュージアムで9月2日から

=「大和し美し 川端康成と安田靫彦」展=


▲「十宜図」のうち「釣便」池大雅
◆甲賀・甲賀市◆

 ミホ・ミュージアム(甲賀市信楽町、辻惟雄館長)は九月二日から十二月十四まで、秋季特別展「良寛生誕二百五十年『大和し美し(やまとしうるわし)』川端康成と安田靫彦」を開催する。

 作家の川端康成(明治三十二年〜昭和四十七年)は、「伊豆の踊子」、「雪国」など、伝統的な美に根ざす叙情性豊かな名作を数多く残した。昭和四十三年に日本人初のノーベル文学賞を受賞し、受賞講演では良寛に触れて、その心の世界を発信した。

 画家・安田靫彦(明治十七年〜昭和五十三年)は、優美な線描と典雅な色彩で、古代史への深い造詣(ぞうけい)に裏打ちされた歴史画を確立した。また、その生涯は良寛に捧げられたといっても過言ではない。

 今回の展覧会では、「十便十宜図」(展示=十月二十一日〜十一月二十四日)、「凍雲篩雪図」(九月三十日〜十一月九日)(いずれも国宝)、「孔子像」(九月二日〜九月二十一日)(重要文化財)、「汝官窯青磁盤」など、川端康成と安田靫彦の創作の源泉となった美術品や、共に敬慕した良寛の遺墨(安田旧蔵品と良寛記念館より出展)、安田靫彦の絵画など約二百五十点を展示し、二人の“美を見つめる言葉”と響き合わせる。入館料は、大人千円、高・大生八百円、小・中生三百円。

 また十月十三日午後二時〜四時には、同ミュージアムの南レクチャーホールで、川端香男里氏(財団法人川端康成記念会理事長)による講演「川端康成・美を求める心」が予定されている。参加希望者は事前に電話で「ミホ・ミュージアム」広報係(0748―82―3411)へ予約を。当日、受付で入場整理券が手渡される。参加費は無料だが、入館チケットは必要。


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―訳が分からない、それがパズルです―

「不思議なパズルの世界」

=9月2日まで 八日市大凧会館の夏休み特別企画=


◆東近江・東近江市◆

 東近江市の世界凧博物館八日市大凧会館(八日市東本町)は、夏休み特別企画「不思議なパズルの世界―訳が分からない、それがパズルです―」を開催している。九月二日まで。

 館内の一階展示ホールには、京都市西ノ京職司町にある日本で唯一のパズル工房&ミニ博物館「葉樹木」(岩瀬尚行館長)の協力を得て、国内だけでなく海外も含む不思議なパズル四百六十二点が展示されている。

 八日市大凧の特色の一つである「判じもん」の絵柄はひらめきで出来上がっていくように、ひらめきで謎を解いていく「パズル」の世界を紹介しようと企画された。

 展示のパズルは、岩瀬館長が購入したものや、パズルの愛好家と交換したものなどで、販売されていないものも多く、不思議なパズルが一堂に並ぶ。

 「消えるパズル」「折りたたみパズル」「不思議物体パズル」「一連の動きのパズル」「手先のパズル」「パズルの壺」「はずして組むパズル」「ほどくパズル」「組み合わせパズル」「開けるパズル」など。

 このほか、二十種類以上のパズルが楽しめる体験コーナーも設置されている。入館料は一般二百円、小・中学生百円。開館時間は午前九時〜午後五時(入館は午後四時半まで)で、二十、二十六、二十七日は休館。


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地域に親しまれる学校に

校歌(詩)・校章募集!

=22年4月開校の箕作小学校=


▲市立箕作小学校の完成予想図
◆東近江・東近江市◆

 東近江市教委は、先月十七日に起工式を行い、平成二十二年四月の開校に向けて工事を進めている箕作(みつくり)小学校の校歌(詩の部)と校章を九月一日から募集する。

 同小学校の校名は、箕作山の麓に位置し、歴史・文化・自然に恵まれた地で子どもたちがのびのびと育つことを願って決定された。募集する校歌は、子どもたちだけでなく大人になっても長く歌い継がれ、学区住民にも親しんでもらえる内容の詩で二番までとし、漢字にはふりがなを振る。詩への思いも記載して提出する。

 また、校章は学校や校名をイメージできる作品で、校旗、バッジ、封筒などにも使用できるデザインを求めている。作画は、縦横十五センチの枠を描いたA4白色用紙を縦長で使用し、一枚一作品とする。

 用紙の色を含め四色以内とし、▽グラデーションの使用は不可▽単色で表現してもイメージを損なわないデザイン▽自作の未発表作品であること。枠外にデザインの趣旨を記載して提出する。

 募集期間は、九月三十日(必着)までの一ヶ月間。住所、氏名、電話番号を記入し、郵送または持参(校歌はメール、ファクスも可)で応募する。選定委員会によって入選作を決め、広報またはホームページで発表する。採用者には、記念品を贈り、名前が校舎または校庭内に刻まれる。応募先と問い合わせは、市教委・学校建設準備室(0748―24―5670)へ。


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暮らしの中で受け継がれてきた!

日野地方のわらべ歌240点

=31日まで 近江日野商人館で紹介=


▲わらべ歌について語りながら、多世代コミュニケーションの重要性を説く満田館長(日野町大窪の近江日野商人館で)
◆東近江・日野町◆

 「五十年ぶりに思い出したわ」。高齢者にとって昔の思い出が一瞬にしてよみがえる懐かしのわらべ歌二百四十点を紹介する「日野地方のわらべ歌・民謡展」が、日野町大窪の近江日野商人館で開かれている。戦後の高度経済成長により利便性を手に入れた現代人が、気付かぬうちに失ってしまったものの大きさを実感する展示でもある。開催期間は今月三十一日まで。

●消滅してしまう?!


 日野町史民俗編(十一月発刊予定)の編集責任者でもある同館・満田良順館長は、三十年前から日野町在住の明治二十年〜昭和二十年代生まれの人たちを訪ね歩き、暮らしの中で受け継がれてきた歌や子どもの頃の遊び歌などを調査してきた。

 そのきっかけとなったのが、「あと三十年もすれば歌える人が誰もいない時代がやってきて、永遠に歌い継がれることなく消滅してしまう」との思い。

 高度経済成長期には利便性の追求が最優先され、テレビの普及により画一的な音楽が日本列島を駆け巡った。その陰で、子ども・孫世代とお年寄りとのコミュニケーションで伝承され、地域で培われてきた文化ともいうべきわらべ歌が、生活スタイルの変化とともに姿を消そうとしている。

●なつかしのわらべ歌240点


 同館には、まりつきやお手玉、なわとび、手遊び、羽根つき遊び、言葉遊び、どんど焼き、火振り祭の囃(はや)し、地蔵盆の囃し、雨乞いの囃し、米踏み、粉ひき、はがね打ち、七草囃し、もぐら打ち、祝い、からかいの囃し、七十歳以上なら歌えるという伊勢音頭といった踊りなど、満田館長の聞き取り調査をもとに二百四十点の歌が紹介されている。歌詞は小学校区単位で異なる場合が多いという。

 高齢者だけでなく、二十、三十代にも聞き馴染みのある“言うたろ、言うたろ、先生に言うたろ”などのからかい歌は、遊びの中で先輩から後輩へと自然に伝承していった子どもたちの共通文化。

 我が子を背負いあやしながら母親が口ずさんだ子守り歌の歌詞には、「うちのおっしゅうとさんは無理なことをおっしゃる。かごで水汲め、そうけで湯とれ、石で火をたけ消やさんと」というように姑に言えない不満を込めたものもあり、歌うことでうっぷんを晴らしていた若き嫁たちの日常生活が垣間見える。

 また、機械のない時代に単純な手作業のしんどさを歌うことで紛らわせた労働の歌(田植えや草取りなど)や起床してから学校へ行くまでにすべきことを歌詞に織り交ぜたしつけ歌から、日本の古き良き教育の知恵も学べる。

●町史民俗編に掲載へ
   歌える人を募集中


 満田館長の調査内容は、十一月発刊予定の町史民俗編に掲載されるため活字で後世に伝えられるものの、聞き取りをした高齢者の大半がすでに亡くなっていることからメロディーのわからないものも多い。

 中には、知っている歌のメロディーを自ら録音したCDや楽譜を持参する来館者も。

 昔話に花を咲かせる来館者の姿を見ながら、満田館長は「人々のコミュニケーションにより伝わってきたが、知っている人は減る一方。消え行く文化の中で、わらべ歌が伝わっていくような世の中にもう一度戻れば」と語り、後世への伝承のためにも歌える人の録音を切望している。

 入館料は、大人三百円、小・中学生百二十円。月曜・金曜日休館。問い合わせは、近江日野商人館(<0748―52―0007)まで。

 


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皇室献上の果実「むべ」から醸造

長寿ワイン「むべなるかな」

=近江八幡の新特産品に 420本限定生産=


▲むべワイン「むべなるかな」
◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市北津田の農園で生産されている特産果実「むべ」(アケビ科)を原料にしたワイン「むべなるかな」が、このほど太田酒造(栗東市)で完成した。

 その昔、長寿の老夫婦が差し出した「むべ」を天智天皇が食べ、「むべなるかな(なるほど・もっともだ)」と称賛したしたことが、その名の由来という。それ以来、不老長寿の食べ物として珍重され、皇室にも毎年献上している。

 これまでに、むべリキュールをはじめ、かき餅、飴など、むべにこだわった商品開発を手掛ける北津田町の前出幸久さんの畑約三十アールで生産され、昨年十月に収穫したむべを保存し、今年五月に太田酒造でワインに加工した。

 むべワイン「むべなるかな」は、素朴な甘さが特徴のむべの味そのままに、少し濁りの入った白ワイン。一本三百六十ミリリットルに、むべの実三十個分が使用されている。

 生産量が少なく、種取りなどの手間を考えれば、超贅沢な逸品にもかかわらず一本一千七百円は、採算を度外視した価格設定。四百二十本の限定生産で、むべエキスたっぷりのむべワインは、長寿のお祝や贈答品などにもうってつけ。

 購入申し込みと問い合せは、前出さん(TEL0748―32―3663)まで。


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親しめる施設へ新企画

子どもたちが挑戦

=安土町城郭資料館=


▲信長や安土城について話を聞く参加者
◆東近江・安土町◆

 JR安土駅南口にある安土町城郭資料館で、夏休み特別企画「安土城と織田信長のなぞにチャレンジ」が、このほど開かれた。

 安土城の二十分の一ひな型模型をはじめ、織田信長・安土城・観音寺城関連の資料などをそろえ、休憩のための喫茶コーナーもあることから、また、知的障害者の自立支援にも取り組んでいることもあって、地域の人たちが気軽に立ち寄ることができ、身近な歴史や文化に親しんでもらえる施設を目指して、同館が初めて開いた。

 第一回の今回は、小学生とその保護者を対象に参加を呼びかけたところ、町内をはじめ、周辺市町から、四十人あまりが参加し、講演や見学、クイズで、安土城や織田信長について学んだ。

 安土城跡の調査・整備に携っている県教委文化財保護課の松下浩さんからは、織田信長が少年期に奇抜な格好をしてやんちゃだったのは世の中ヘの抵抗だったのではないかという話から、戦国武将としての卓越した戦略、天下統一をめざした安土城築城、本能寺で倒れるまでの一生について、さらに、本格的な石垣を使用し、地下一階・地上六階の高層天主を持ち、屋根に瓦や金箔瓦を使用するといった、これまでにない斬新な安土城の特徴について、安土城ひな型模型を見学し、話を聞いた。

 復習を兼ねて「信長検定」に挑戦。「織田信長が今川義元を倒した戦いは?」「安土城の天主は何階建てか?」など、小学生版十問に取り組んが、ほとんどの参加者が全問正解で、子どもたちには「信長博士認定証」が贈られた。

 


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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