平成20年8月20日(水)第15116号

◆全県◆
めざすは金メダル
10月ドイツ 世界料理オリンピック
日本チームの南さんと三浦さん
=知事に出場報告、激励受ける=

◆甲賀・甲賀市◆
陶芸の森で9月15日まで
=オランダ作家 「ネル・バーニアー」展=


◆東近江・東近江市◆
キュウリにワクチン接種
殺虫剤使わず病気予防
=安心・安全な特産品に=


◆東近江・東近江市◆
戦没者慰霊と世界恒久平和願い
滋賀県遺族会リレー行進
=東近江市役所で要望書を手渡す
=

◆東近江・東近江市◆
松明 夜空を乱舞
=市原野で「まんどう」=


◆東近江・東近江市◆
夏休みの思い出に!
=学童保育で工作教室=


めざすは金メダル

10月ドイツ 世界料理オリンピック

日本チームの南さんと三浦さん
=知事に出場報告、激励受ける=


▲嘉田知事の激励を受け決意を述べる南さん(左)と三浦さん――県庁知事室で――
◆全県◆

 中国・北京で開催されている四年に一度のスポーツの祭典・オリンピックが、日本選手の活躍もあって、おおいに盛り上がっている。ところが、オリンピックはスポーツ界だけではない。世界の料理人がその腕前を競う「世界料理オリンピック」が、十月、ドイツで開かれる。この世界料理オリンピックに日本チームのメンバーとして、近江八幡市にあるホテルニューオウミの洋食調理長・南康成選手(40)と大津市にある大津プリンスホテルのフランス料理「ボーセジュール」料理長・三浦健史選手(43)の二人が出場する。

 二人は、十八日には、県庁で嘉田由紀子知事に世界料理オリンピック出場のあいさつを行い、嘉田知事から「二人の出場を誇りに思います。県の代表としてがんばってください。持てる力を最大限に生かし、ぜひ、ドイツからメダルを持ち帰ってください」と激励を受けた。

 南さんは「日の丸を胸に、金メダルをめざして頑張りたい」、三浦さんは「出場でき光栄。お世話になった人のためにも全力を尽くしたい」と決意を述べた。

 また、嘉田知事からの「オリンピックで心がけることは」という質問に、南さんは、このチームで出場し、二部門で金メダルを獲得した昨年のロシア・クレムリン国際料理大会での経験から「何が起きても慌てず、チームワークが大切」、三浦さんも「審査が厳しいので、最後まで気を抜かない」と答え、二人は「悔いの残らないよう、最高の結果を出せるよう、がんばりたい」と、闘志を見せた。

 世界料理オリンピックは、世界司厨士協会加盟七十二か国により、四年に一度開催され、百年の歴史を持つ西洋料理界で最も権威ある料理競技大会。中でも、食品製造の安全管理手法をマスターしたシェフだけが出場できる国別対抗ナショナルチーム競技(三十二か国)は、名誉種目となる。

 今回の第二十二回大会は、十月十九日から二十二日までドイツのエアフルト市で開かれる。日本チームは、全日本司厨子協会京滋地区本部加盟のシェフの中から、一昨年の実技審査によって選ばれたリーダー一人、シェフ四人、パテシエ一人の選手六人が出場する。百十人前のレストラン競技は、料理の出来だけでなく、料理態度、接客態度なども審査の対象となる。

 四年前の前回大会で日本は銀メダルを獲得しているだけに、今回は金メダルへの期待がかかる。


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陶芸の森で9月15日まで

=オランダ作家 「ネル・バーニアー」展=


◆甲賀・甲賀市◆

 甲賀市信楽町勅旨の県立陶芸の森は、通常のやきものの成形方法とは異なる方法で初めて取り組んだオランダ人作家のネル・バーニアー氏の作品展を、オランダ大使館の後援で九月十五日まで開いている。

 同館は、美術館機能を持つ陶芸館と、作家が滞在しながら作品を制作する創作研修館があり、両方の機能を兼ね備えた国内唯一の公的施設。

 そのような特性を生かし、海外からの陶芸作家を受け入れ、一定期間滞在して制作活動を続けてもらうアーティスト・イン・レジデンス事業も、同館の特色ある事業の一つ。

 今回は、昨年九月から来館しているネル・バーニアー氏が、通常の陶芸の成形方法ではなく、泥状にした陶土を塗り込んだ麻布を貼り重ねて成形する技法で、等身大を越える大型作品など、彼女にとって初めての挑戦に取り組んできた作品を通して、新たな陶芸の表現を見てもらう。今月十七日午後一時半からアーティスト・卜ークも開かれる。

 彼女は最初、彫刻家として作家活動を始め、十三年前に活動拠点をアメリカに移し、陶芸での制作に取り組んでいる。一貫して人体をモチーフに制作し、自分の感情を表現。今回も、信楽で感じたものを表現した。

 同館の開館時間は午前九時半から午後五時。ただし、入館は午後四時半まで。月曜休館。入場無料。問い合わせは、(財)滋賀県陶芸の森創作研修課(0748―83―0909)へ。


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キュウリにワクチン接種

殺虫剤使わず病気予防

=安心・安全な特産品に=


◆東近江・東近江市◆
▲キュウリの苗にワクチンを接種する作業

 八日市共販胡瓜部会(森俊彦部会長)は、殺虫剤を使用せず、キュウリにワクチンを予防接種して、病害を防ぐ栽培方法を始めた。

 京都微生物研究所が開発を進めてきたワクチン製剤「キュービオZY―02」が、ことし四月に登録され、来年から全国で初めてウイルス病を防ぐワクチン製剤として市販されるのを前に同部会が、新しい栽培技術の一つとして取り入れたもので、企画的なワクチンとして関心を集めている。

 キュウリに特有の「ズッキーニ黄斑モザイクウイルス」と呼ばれるウイルスが侵入して発病すると、生育が極端に悪くなったり、枯れて全く収穫できなくなるなど、栽培農家を困らせて来た。アブラムシが病原とされ、駆除するために、このまでネットを被せたり、殺虫剤の散布などの対策が講られてきたが、完全に防げなかったり、薬剤の安全性に対する心配が拭えなかった。

 今回、開発されたワクチンは、植物がもっている免疫に似た機能を利用した新しいもので、一度感染したウイルスには、感染しにくくする効果がある。

 使用されている薬剤は、モザイク病を引き起こすウイルスを弱毒化したもので、環境や人体に対する悪影響がなく、安全性が高い。

 接種は、キュウリの苗の第一本葉に少し傷をつけ、綿棒等を使ってワクチンを塗る方法で行う。関係者は、「以前より少し手間はかかるが、殺虫剤を使うことに比べると安全性が高く、収穫量も変わらない。ウイルスにかかることを心配しなくてすむので、生産者も安心できる。また、殺虫剤の散布がなくなるので、消費者に対する食の安全も保たれる」と話す。

 今月四日からワクチン接種が実施されており、九月上旬頃から予防接種を受けたキュウリが市場に出回る予定。出荷数量は、一日一箱五キログラム入りで、五百箱から千箱を見込んでおり、八日市市場や直売所へも出荷される。

 この予防接種は、生産者の安定した出荷と消費者の「食の安心・安全」志向に応えるものとして注目されている。


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戦没者慰霊と世界恒久平和願い

滋賀県遺族会リレー行進

=東近江市役所で要望書を手渡す=


▲市役所前庭で要望書を読み上げる奥居清一郎東近江市遺族会長
◆東近江・東近江市◆

 滋賀県遺族会(松井尚之会長)の第二十七回慰霊と平和祈願リレー行進は、終戦記念日直前の十三日に行われ、立ち寄った東近江市役所の前庭で、奥居清一郎市遺族会長が要望書を中村功一市長に手渡した。

 戦没者を追悼し平和を祈念するリレー行進の百三十人は、地元遺族や県議、市議、市職員ら約二百人の歓迎を受けた。あの忌まわしい太平洋戦争が終わって早や六十三年が経過し、遺族らは「一家の大黒柱の父や肉親を戦争で失い、戦後の混乱期を生き抜いてきた。これらの体験は、もう誰にもさせたくない」と訴えた。

▲東近江市役所に到着の平和リレー行進
 また、今日のわが国の繁栄と平和は「先の大戦で尊い生命を捧げた二百五十万人、県下約三万人にも及ぶ英霊の賜物であることを決して忘れてはならない」とも。

 手渡された要望書「戦没者の慰霊と世界恒久平和への願い」では、海外戦跡地への慰霊訪問や靖国神社への公式参拝ほか、後世に戦争体験や戦争の悲惨な思いを継承するため、平和のシンボルとして、生涯学習の場として、ゆかりの地となる東近江市へ、平和祈念館の実現を強く求めている。

 これを受け、中村市長は「皆さんのお気持ちを強く受け止め、心して取り組みたい」と激励し、遺族の長い間の苦労と平和に向けた行動に感謝を示した。
 平和の尊さを次の世代に伝え、心から戦没者を慰めようと、大津市の県庁前を出発した一行は、東近江市を後にして愛荘町、豊郷町、甲良町、
多賀町を経て彦根市の護国神社まで、慰霊と平和を祈願しながらリレー行進した。


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松明 夜空を乱舞

=市原野で「まんどう」=


▲松明で弧を描き、見物客を魅了した神事
◆東近江・東近江市◆

 数え年七歳から十五歳までの少年が主役となる勇壮な火祭り神事「まんどう」が、東近江市市原野町で行われ、担ぎ手の勢いとともに大小のたいまつ二十本が夜空を乱舞した。

 まんどうは、奈良の東大寺で行われていた万灯会が、同寺所有の荘園であった市原荘に伝わり、荘厳寺(現在は荘厳寺跡にある堂屋敷で開催)の火祭りとして続いている伝統行事で、お盆の迎え火・送り火として毎年八月十五日に奉納されている。

 午後七時、同町の白鳥神社で起こした神火を万灯(まんどう)山の山頂へと運んだあと、子どもたちが手にするたいまつに火が灯され、「祝」の文字が書かれた大きなうちわで仰ぎながら、ふもとの堂屋敷まで駆け下り、全身に火の粉を浴びながら迫力ある舞を披露。勇壮で幻想的な世界を創りだし、多くの見物客たちを魅了した。

 たいまつは、菜種ガラを筒状に束ねて麦ワラで飾り付けをし、青竹を鉢巻き状に巻いたもので、七歳のものを「初たいまつ」、十五歳のものを「上がりたいまつ」と呼び、上がりたいまつになると直径は二メートルにもなる。この上がりを終えると大人の仲間入りをする。


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夏休みの思い出に!

=学童保育で工作教室=


▲出来上がった竹笛を鳴らす児童
◆東近江・東近江市◆

 学童保育所・能登川南こどもの家(児童八十二人)に通う子どもらがこのほど、同施設でガラス細工と竹笛づくりに挑戦した。

 この体験教室は、夏休みの思い出をつくってもらおうと、公民館の出前講座に登録しているメンバーや東近江市内の事業所の協力で開かれた。

 ガラス細工「フュージング」は、様々な色合いの空き瓶などを砕いたチップをガラスの板や皿の上に並べ、熱処理して接着するもの。

 子どもらは真剣な表情で、箸でチップをつまみ、思い思いのイラストや模様になるように並べ、「どんなデザインにするのか考えるのが楽しい」と目を輝かせていた。

 また、竹笛づくりでは、ドリルや小刀、ノミなどの工具を使って、指導員に手伝ってもらいながら一時間半ほどで仕上げ、高い音色の笛を吹きながら「鳴った、鳴った」と喜んでいた。


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