平成20年8月22日(金)第15118号

◆全県◆
不要の入れ歯をリサイクル
=NPO県難病連絡協が世界の子ども支援へ=

◆全県◆
卸、小売業の倒産が多発
=7月の県内倒産企業状況=


◆東近江・東近江市◆
まだ間に合う夏休み自由研究
楽しく学ぶ「子ども電気教室」
無線局開局記念イベント
探検の殿堂で30日
=参加募集=


◆東近江・東近江市◆
次代に伝えたい平和の願い
=掩体壕など戦跡巡る=


◆東近江・安土町◆
活動報告や意見交換など
学校ビオトープで初交流
=老蘇小で 県内の実施校=


◆東近江・安土町◆
例年より半月早い稲刈り
安土町の藤井さん
=コシヒカリ初挑戦=


不要の入れ歯をリサイクル

NPO県難病連絡協が世界の子ども支援へ

=入れ歯リサイクルで世界の子どもたちに愛を=


◆全県◆

▲その入れ歯…捨てないで!
 難病患者への相談支援活動をしているNPO法人県難病連絡協議会(事務局=大津市京町四丁目)は、ユニセフとJPA(日本難病・疾病団体協議会)を通じて、不要入れ歯リサイクル活動を実施することになった。これは、世界中の恵まれない子ども達を支援する活動に取り組むもの。

 入れ歯には金属のクラスプ(歯にかけるバネ)があるが、そのクラスプには貴重な貴金属が含まれている。不要な入れ歯を回収し、この金属などをリサイクルすることにより、資源として生まれ変らせて、その益金をユニセフを通して世界の子どもたちへの毛布、鉛筆、ノート、予防接種をする注射器の針などに使うもの。

 不要入れ歯のリサイクルボックスの設置協力病院(歯科診療部門のある病院)は、大津市民病院、滋賀医科大学医学部附属病院、びわこ学園医療福祉センター草津、滋賀県立成人病センター独立行政法人国立病院機構滋賀病院、医療法人社団昴会日野記念病院、長浜赤十字病院、公立高島総合病院など。

 不要入れ歯リサイクル活動における問い合わせ先は、NPO法人県難病連絡協議会(TEL/FAX・077―510―0703)まで。

 (注)県難病連絡協議会 昭和五十九年九月に「一人ぼっちの難病患者をなくそう」をスローガンに、六団体五百四十五人の難病患者・家族で発足。


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卸、小売業の倒産が多発

=7月の県内倒産企業状況=


◆全県◆

 民間調査会社の東京商工リサーチはこのほど、七月の県内における負債金額一千万円以上の倒産状況を公表した。

 それによると、負債金額一千万以上の倒産件数は十三件、負債総額は八億四千万円。件数は前月に対して二件減(一三・三%減)、前年同月に対して二件増(一八・一%増)、負債総額は前月に対して四億八千七百万円減(三六・五%減)、前年同月に対して十億七千五百万円減(五五・九%減)であった。

 負債総額は、中央建機(株)の負債四億円が最大で、一億円以上の倒産が三件、一件平均負債額は六千五百三十万円であった。卸売業、小売業を主体に負債額の少ない小規模倒産が多発した。ただし負債額十億円以上の大型倒産は五月の竹澤商事(株)以来、二か月間発生していない。

 産業別では、建設業二件(構成比一五・五%)、製造業二件(同一五・五%)、卸売業二件(同一五・三%)、小売業四件(同三〇・七%)、サービス業三件(同二三・〇%)。なお七月の倒産による失職者(一時的を含む)は少なくとも四十一人(前年同月五十三人)と見られる。

 今後の見通しについて、同社では「原油価格、穀物価格の上昇による石油製品、食料品の値上げなど企業収益、家計を圧迫する材料は多く、これに対応して企業の設備投資意欲、消費の一段と冷え込みが懸念され、明るい材料は乏しい。規模の大小を問わず、企業倒産は高位で推移していく」と話している。


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まだ間に合う夏休み自由研究

楽しく学ぶ「子ども電気教室」

無線局開局記念イベント
探検の殿堂で30日
=参加募集=


▲開局式と子ども電気教室のチラシ
◆東近江・東近江市◆

 第一次南極観測越冬隊長を務めた西堀榮三郎氏が、探険の活動の際に重要視し、自らも外国登山で利用したアマチュア無線を通して科学に興味を持つ子どもの育成を図ろうと活動を進めている西堀榮三郎記念探検の殿堂無線倶楽部(植木誠男会長)は三十日午前十時から同探検の殿堂で行うアマチュア無線局開局式の子ども向けイベントとして「今からでも間に合う夏休み自由研究『子ども電気教室』」を開く。

 開局式のあと、午後一時半から関西電力滋賀営業所の協力と同探険の殿堂の後援を得て「電気の秘密」とくだものから電気を作り出す楽しい実験「フルーツ発電所」に挑戦する。

 関西電力の社員二人が講師として来館。「電気の秘密」では、小学生向けにコイルと磁石を使ったわかりやすい発電の原理の説明のあと、継続して発電を続ける難しさを手回り発電器で学び、お湯を沸かした蒸気による発電所の仕組みなどを知る。また、二酸化炭素が地球の温暖化に及ぼす影響に理解を深め、省エネについても習う。

 「フルーツ発電」では、家庭からくだものや野菜を持ち寄り、乾電池と同じ原理をつくり微電流を発生させてオルゴールを鳴らす実験に挑戦する。くだものや野菜によって発電量に差があることや家庭にある身近なもので電気を作り出す不思議を体験する。この実験には、自由研究として提出できるよう実験の経過や観察が記録して考える力を生むワークシートを提供する。教室は午後三時半までの二時間。

 対象は小学生以上で親子でも可。いずれも参加無料で定員二十人。申込みは先着順で定員になり次第締め切る。

 同倶楽部では、関西電力の電気の専門家によるやさしく楽しく進める実験やお話で、子どもたちにとって毎日の生活になくてはならない電気について学ぶ機会になればうれしいと話している。

 問い合わせと参加申し込みは、同探検の殿堂(0749―45―0011)へ。


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次代に伝えたい平和の願い

=掩体壕など戦跡巡る=


▲掩体壕前で体験談などを聞く参加者ら
◆東近江・東近江市◆

 二十一世紀が平和の世紀となるよう、東近江市では、悲惨な戦争体験と貴重な教訓を次代に伝える巡回展「平和祈念展2008」を先月から開き、平和を求める豊かな心を育んでいる。その一環として十七日、市内の戦跡をめぐる「平和学習」が開かれ、小学生の親子連れやお年寄りら約三十人が参加した。

 戦後六十三年が経過し、戦争を知らない世代が国民の過半数を数え、戦争の悲惨さや平和への意識が薄れつつあるなか、今なお幾十万という遺骨が終焉地に残っている現実に遺族の悲しみは続いている。

 平和学習は、戦争を二度と繰り返さず、恒久平和の社会を築こうと、見学や体験者の話しを通じて学ぶもので、郷土史家で平和祈念展等開催実行委員の中島伸男さんを案内員に、陸軍八日市飛行場の往時を伝える冲原神社や、第三連隊跡、殉国の碑、布引山の掩体壕(えんたいごう)を巡った。

 冲原神社は、八日市飛行場の守護神として建立され、出撃前の兵士らが奉納した手水鉢や碑が当時を偲ばせる。また、掩体壕は、敵の攻撃から戦闘機を守るために造られたコンクリート製の防空壕で、飛行場から戦闘機を運ぶ誘導路の整備に中学生が従事していたという。

 市内幸町から参加した井田芳一さん(84)は「亡くなった戦友のことを思いながら毎年参加しています。孫が中学生の頃は戦争の話しをよくしました。当時のようなつらい思いは二度としたくありません」と話していた。

 また、おばあちゃんと兄弟三人で参加した小今町の清水佑哉くん(小学六年生)は「いろんな所を見学して、戦争は二度
と起こしてはいけないと思いました」と話し、掩体壕の大きさに驚いていた。

 正午からは、すいとんやサツマイモの茎の煮ものなど戦時中の食事が再現され、参加者らに振る舞われた。


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活動報告や意見交換など

学校ビオトープで初交流

=老蘇小で 県内の実施校=


◆東近江・安土町◆
▲実践報告や意見交換を行った交流会

 学校にビオトープをつくって環境や生命の教育活動や地域活動を実践している県内小学校の団体が集い、情報交換や意見交流を行い、今後の活動に役立てる「学校ビオトープ交流会2008inおいそ」が、このほど安土町の老蘇小学校で開かれた。

 同校のビオトープ委員会とPTAの主催ではじめて開催。県内全小学校や関係機関に参加を呼びかけたところ、草津市立渋川小学校、米原市立大原小学校、近江兄弟社小学校の三校が参加したほか、学校ビオトープの支援活動を続けている滋賀銀行、町教委、研究者、関係団体などから、二十人あまりが出席した。

 実践報告では、老蘇小と渋川小が取り組みの経過と課題について発表。老蘇小は、命の大切さや喜びを学ぶ場、生きる力や人権の基礎を育む場、コミュニケーションがとれる場として位置づけた取り組みや地域の人々の協力などを、渋川小は、児童の総合学習だけでなく地域のイベントなどにも開放し、地域とともに取り組んでいることや、関係者以外の無関心や外来種の侵入への対応などの課題について報告した。

 全国学校ビオトープ・ネットワークの村上宣雄副会長による「学校ビオトープの実態と今日的意義」と題した基調講演も行われ、村上氏は「ビオトープ活動がある程度普及したが、曲り角に来ている。県内のネットワーク組織がない」と指摘し、維持管理や教育的利活用、異動による放置などの課題に対する対策、行政や専門家・地域や企業などとのネットワークづくりなどを提言した。

 交流会では、「これまで、ビオトープは自然のままにしておかなければならないと思い込み、管理へのトラウマがあったが、きょうの話を聞き、学校に提案できそう。学校に合ったカリキュラムをめざす」「“切れた”子どもが、ビオトープで心癒している姿を見て、捨てたものではないと思った」など意見が出たほか、滋賀大の川島宗継教授が、カワガキ(川で遊ぶ子供)・カワセン(川へ連れて行く先生)が絶滅危惧種となっている話から「教諭自身に自然体験がないことを補うためにも、ビオトープが有効」と、指摘した。

 最後に、交流会の発起人代表の山田靖弘さんが、「今回一回で終わらせてはいけない。来年につなげて行きましょう」と提案し、出席者全員で次回開催を確認した。

 交流会終了後には老蘇小ビオトープでよし笛コンサートが開かれ、参加者が地域の子ども達や大人と一緒に、地域の宝でもあるビオトープで夏の夜のひとときを楽しんだ

 


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例年より半月早い稲刈り

安土町の藤井さん

=コシヒカリ初挑戦=


▲コンバイン作業に精を出す藤井さん
◆東近江・安土町◆

 安土町内野の藤井通生さん(70)方の田んぼで、早くも稲刈りが始まった。黄金色に輝くコシヒカリが、コンバインで次々と刈り取られた。

 毎年、付加価値を付けて少しでも高く売れる米をと、早期栽培・早期収穫で、しかも、環境こだわり米の栽培に取り組んでいる藤井さんだが、今年ははじめて早生品種のコシヒカリに挑戦した。

 二月末に播種、四月十五日には一ヘクタールの田で田植えを行った。稲は順調に育ち、例年より半月ほど早い十八日から稲刈りが始まった。

 藤井さんは「くず米も少なく、よいでき」と顔をほころばせている。二十一ヘクタールに七品種の米を栽培する藤井さんの田んぼでは、十月まで稲刈りの作業が続く。


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