平成20年9月6日(土)第15131号

◆湖東・愛荘/愛知川◆
8日まで 中山道・愛知川宿
=のれんアートミュージアム=

◆湖東・愛荘/愛知川◆
キャンドルスタンド1400個
幻想的、中山道に光の帯
「中山道宿場まつりinえちがわ」


◆東近江◆
蒲生野大賞に沢井さんの作品
蒲生の短歌会入賞作品
=全国から1、694首の応募=


◆東近江・蒲生◆
蒲生出身者4人が語った!
変わらぬ ふるさとへの思い
まちづくり交流会に約200人参加
=蒲生地区まち協=


◆東近江・竜王◆
初の世界大会 ― ハンマー投げ日本代表
竜王町の 森本真敏選手
=目指すは「金メダル」=


◆東近江・近江八幡市◆
あったかくて、おいしい
武佐小学校の米飯給食
炊きたてご飯を子どもたちに
=松下から電気炊飯器30台寄贈=


8日まで 中山道・愛知川宿

=のれんアートミュージアム=

本田英子さん作(愛荘町)

◆湖東・愛荘/愛知川◆

「のれん アートミュージアム」が、八日まで中山道・愛知川宿とるーぶる愛知川(近江鉄道愛知川駅内)で開かれている。八日まで。

 江戸時代の昔から商家の店先にかけられた「のれん」は、目隠しや間仕切りだけでなく、店頭を彩る役割もあった。

 アートミュージアムでは、現代風にアレンジした手づくりのれん十四点を各商店の店頭に飾り、いつもと違った宿場町の表情を楽しむとともに、のれん文化を見直そうというもの。

 問い合わせは愛荘町愛知川観光協会(0749ー42ー7683)またはるーぶる愛知川(0749ー42ー8444)まで。


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キャンドルスタンド1400個

幻想的、中山道に光の帯

「中山道宿場まつりinえちがわ」


▲よさこい音頭を披露する子どもら
◆湖東・愛荘/愛知川◆

「中山道宿場まつりinえちがわ」がこのほど、愛荘町内の中山道愛知川宿で開催された。にぎわいと安らぎのある町を目指して、平成十四年から毎年催されているもの。

 夕やみ迫る頃、昔ながらの町並みが残る中山道沿い九百メートルには、竹やペットボトルでつくったキャンドルスタンド千四百個が一斉に灯され、幻想的な風景が浮かび上がった。

 会場となったスーパーの跡地では、うどんや焼き鳥などの模擬店とステージショーが開かれた。ステージには、地元の児童・生徒によるよさこい音頭のほか、二胡演奏や大道芸が披露され、盛んに拍手が送られていた。

 祭りには地元住民ら約八百人が訪れ、キャンドルライトの灯火で照らされた町並みに見とれたり、ステージショーを鑑賞するなどして、去り行く夏の夜を楽しんだ。


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蒲生野大賞に沢井さんの作品

蒲生の短歌会入賞作品

=全国から1、694首の応募=



◆東近江◆

 二十一日に船岡山で開催される「蒲生野万葉まつり」に合わせ、蒲生野短歌会が全国から募集していた短歌作品の審査会が開かれ、「恋愛」などをテーマに寄せられた一、六九四首の中から「蒲生野大賞」に沢井栄子さん(守山市)の作品「蒲生野の 闇深ければ あはうみの 港と見えむ 里の灯は」が選ばれた。

 また、紫野賞には、藤林正則さん(北海道稚内市)さんの作品「満天の星数へつつ君を待ついつしか蒲生野の一樹となりて」が、また、標野賞には内藤賢司さん(福岡県八女郡黒木町)の作品「妻問いのこころをもちてひそやかに寝室へゆく夏の廊下を」、東近江市民賞には澤村惠美子さん(東近江市中里町)の作品「蒲生野に摘みしタンポポ夫の手に持たせてふうと息を送りぬ」がそれぞれ選ばれた。

 審査会では、選者の歌人・安田純生氏(大阪歌人クラブ会長)が中心となって入賞作五十三首を選出し、各賞が決まった。まつり当日、入賞作品の朗詠ともに表彰式が行われる。

 各部の優秀賞と特選は次の通り(敬称略)

【一般の部】
《特 選》
 ▽仕掛け花火見たくて背伸びするわれを抱き上げくれし君のあの腕(箕面市・辻豊子)▽戦死せし君のおはせる霊陵は地図に探すに行くこと難し(岩国市・岡林貞子)▽みほとけのこころのままに彼岸花咲きたる蒲生野に鐘の音ひびく(建部瓦屋寺町・福原直子)▽禁断の想ひなれどもこの文を古人にならひて出さむ(横浜市・右田俊郎)▽戦ひに果てし君なり想ひ述ぶる時なく今も青春でゐる(吹田市・玉置芳子)▽若き日に君の名彫りし木に寄れば夏雲まぶし蒲生野の野辺(尼崎市・澤田進京)▽かひな延べ雪野山より蒲生野を掬はむとする君の手の平(彦根市・小野和子)

【小学校の部】
《優秀賞》能登川西小4年・小堀由侑
《特 選》山上小6年・木村遼太▽蒲生西小4年・中園夢実▽八日市南小5年・嶋川紗耶未▽湖東第一小6年・松野拳▽同小6年・山上恭加
【中・高校生の部】
《優秀賞》滋賀学園高2年・瀧埜瞳
《特 選》▽八幡東中2年・森郁美▽朝桜中1年・大谷知寛▽同3年・矢川順▽八日市南高1年・池之内香菜▽秦荘中2年・水野成美


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蒲生出身者4人が語った!

変わらぬ ふるさとへの思い

まちづくり交流会に約200人参加
=蒲生地区まち協=


▲ふるさとを離れて感じた蒲生の魅力を参加者と共有する発表者ら(蒲生公民館小ホールで)
◆東近江・蒲生◆

 “このまちで心豊かに住み続けたいと思えるまちづくり”を目指して、蒲生地区まちづくり協議会(向井隆会長)は先月三十一日、まちづくり交流会「ふるさとに想う」を蒲生公民館小ホールで催した。

 離れたときに分かるふるさとの良さ―。今回、蒲生地区出身の四人が外から見た郷里について語り、参加者約二百人が耳を傾けた。

 冒頭、同協議会の向井会長が「蒲生に誇りと愛情を持っている四人の方々の思いを聞く中で、残していかなければならないことや考えていくべきことなど話の種を持ち帰り、各地域で話の花を咲かせてほしい」とあいさつした。

 トップバッターは、東京での勤務経験を経て、現在は消防団員としても活躍している丸山傳男さん(川合町在住)。自ら撮影してきた風景写真を紹介しながら「仕事・家庭を一番に考え、地域の一員であることを忘れがちだが、豊かな自然をみんなで守る意識を持つことが大切。都会の人には味わえない、地域風土に合ったスローライフが楽しめる」と語った。

 続いて、ペンネーム“あきれい”で執筆活動を続けている作詞家の鈴木玲子さん(市子殿町生まれ、大阪在住)が、同窓生の声援を受けつつ「いくつになっても変わらないものがある。それは、ふるさとへの思い」だと強調し、郷土愛をしたためた一作を披露した。

▲参加者同士で郷里への思いを語り合ったグループ別交流会
 日本だけでなく世界をも見てきた蒲生地区出身者たち。昨年十一月に現役を退いて米作り一年生となった元JALパイロットの竹井貞嗣さん(鋳物師町在住)は、「四十一年前にパイロットになるためにふるさとを離れたが、頭の中にはいつも蒲生があった」と振り返った。

 「都会よりも人とのかかわり合いが多く、仲間や地域のために活躍できる場がある反面、つい何事にも慎重また遠慮しすぎる傾向があるのではないか。私自身、何事にもチャレンジ精神を持って飛び込んでいきたい」と、第二の人生というフライトを蒲生で始めた。

 「日本を離れて見えた部分がある」と語るのは、東洋のデトロイトと言われるタイのシラチャに四年間赴任していた西田隆郎さん(桜川西町在住)。日本語が通用しない異国の地でホームシックになったとき、読み込んだのが石塔寺も登場するほど近江に興味を抱いていた司馬遼太郎の“十六の話”。「渡来人を受け入れた先人たちが、最新の技術を日本へ広めるテクノパークのような役割を地域で担っていたのではないか」と推測し、蒲生を築きあげてきた歴史に目を向けた。

 四人の発表を受けてのグループ別交流会では、お菓子をつまみながらリラックスした雰囲気の中で、参加者同士が蒲生地区の魅力や改善すべき点などを語り合った。


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初の世界大会 ― ハンマー投げ日本代表

竜王町の 森本真敏選手

=目指すは「金メダル」=



▲世界大会へ出場できる喜びと金メダル獲得への決意を語る森本選手
◆東近江・竜王◆

 トルコ・イズミールで開催される「第一回世界ろう者陸上競技選手権大会」(今月二十三〜二十八日)に出場するハンマー投げ日本代表・森本真敏選手(23)=竜王町山之上=の「激励壮行会」が四日、竜王町総合庁舎玄関前で開かれた。


 夢に向かって努力する中で、大舞台の切符を手にした森本選手。あきらめない強い心の土台を築いたのは、野球だった。竜王スポーツ少年団(小学三年から入団)と滋賀ボーイズ栗東(中学時代)で、聞こえない耳を目と頭脳、また中日ドラゴンズ在籍の中川裕貴選手をはじめ同級生らの支えでカバーし、何度も優勝を経験。

 しかし、県立聾(ろう)話学校高等部には野球部がなく、部活動は陸上と卓球のみ。恩師の勧めから入部した陸上部で、ハンマー投げと出会ったことが第二の転機となった。

 毎日伸びる飛距離を楽しみに、中京大学の練習に参加した高校二年の夏、アテネオリンピックを直前に控えた室伏広治選手から直接アドバイスを受けた。

 身長百八十センチ、体重九十七キロと恵まれた体格の森本選手も「室伏選手の首から肩にかけての筋肉の張りはすごかった」と語り、「ハンマー投げはもともと難しい競技。当時は室伏選手のアドバイスの方がはるかに難しく、三年後にようやく理解できた」と振り返って苦笑い。

 金メダルを獲得するまで極める室伏選手の競技姿勢を手本に、自らの限界に挑戦すべくハンマー投げに没頭。 国立筑波大学体育専門学群に進学後、平成十八年の関東インカレで三位入賞を果たし、五十九・四四メートルで世界ろう記録も塗り替えた。昨年、筑波大学の競技会で、六十三・二五メートルと自らの記録を更新。

 室伏選手と同じ舞台に立った日本陸上競技選手権大会でも、同十九年の十一位から、今年は九位に順位を上げた。今の目標は、日本でも五人ほどしか達成していないという「七十メートル越え」。

 現在、森本選手は、大学卒業に必要な単位を取得済みで講義が無いため帰省し、実家に近い立命館大学びわこくさつキャンパスで、一日三時間のハンマー投げと四時間のウエートトレーニングを積んでいる。

 午前九時からの壮行会では、竹山秀雄町長から激励を受け「ここまでこれたのは、竜王町のみなさん、また滋賀県のコーチなどたくさんの応援をいただいたおかげ」と感謝し、「初の海外大会で不安ばかりだが、体をベストの状態に整え、笑顔が出るぐらいマイペースで、金メダルを持って帰れるようにがんばりたい」と手話を交えて決意を語った。

 各国選手との国際手話での会話も楽しみにしている森本選手。今月二十日に日本を発ち、二十六日に行われる予選に挑み、二十七日の決勝進出、そして金メダルを目指す。

 


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あったかくて、おいしい

武佐小学校の米飯給食

炊きたてご飯を子どもたちに
=松下から電気炊飯器30台寄贈=


▲炊きたてのご飯をよそう給食係の児童
◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市の「炊きたてご飯を子どもたちに」事業が三日スタートし、市立武佐小学校(武佐町 西村健校長 児童数百九十六人)の給食でほっかほかのご飯が出された。

 冨士谷英正市長のローカルマニフェストに掲げる事業の一つで、子どもたちの健康な発育と、食の大切さを伝えようと取り組む。

 今回、この趣旨に賛同した松下電器産業株式会社松下ホームアプラライアンス社(草津市)から近江八幡市に、県教委の仲介で、一升炊きの電気炊飯器(IHジャー)三十台が寄贈された。寄贈は、全国で同校がはじめて。

 給食を前に、学校・市・県・同社の関係者が出席が出席して校長室で贈呈式が行われ、松村二郎副社長から冨士谷市長に炊飯器と目録が手渡された。

 冨士谷市長は、「こんなに早く実現できるとは思っていなかった。将来を担う子どもたちに食文化を伝えなければならない。米どころでもあり、地産地消にも寄与できる。他の学校にも広げて行きたい」と、感謝のことばに添えて、感謝状を贈った。

 事業開始に向けて整備された給食室の設備や、一年生と二年生の教室での配膳準備などを見学した後、ランチルームで三年生と炊きたてのご飯の給食を味わった。

 子どもたちの「今までのご飯よりあったかくて、ほかほかで、おいしい」という感想に、出席者の顔もついほころんでいた。

▲給食室に整備された炊飯用施設
 各クラスでは、担任教諭が児童に同事業や「大切に使いましょう」と炊飯器の取り扱い方などについて一通り説明して、給食当番が炊きたてのご飯をよそった。

 一年生のクラスでは、担任教諭が炊飯器のふたを開けた途端、子どもたちから「いいにおい」「いつもとちがう」という声が上がった。二年生の児童は食べ終わって「熱くて、柔らかく、おいしかった」と、うれしそうだった。

 給食後には中庭で、五・六年生による「炊きたてご飯」開始セレモニーも開かれた。松村副社長は「皆さんに使っていただけるのを心から喜んでいます」とあいさつし、北京オリンピックの日本選手もご飯がエネルギーの源になっていたことを紹介して「ご飯をおいしく食べて、大きく、元気に、育ってもらいたい」と、願いを込めた。

 冨士谷市長と中江義一市教育長は、「感謝の気持ちを忘れないように。しっかり食事を取り、勉強に、運動に、がんばってほしい」と、話した。

 児童代表三人は、「給食がおいしく食べられます」「たくさんの方々のおかげで炊きたてのご飯が食べられます。ありがとうございました」などと、今の気持ちを発表した。

 最後に、調理師の向井保さんが作詞作曲し、市内の学校などで親しまれている「給食一番」という曲を、向井さんと児童が一緒に合唱し、喜びと感謝の気持ちを伝えた。

 同校では、八学級それぞれ二台と教職員用として炊飯器二十台を使用。この日から、彦根市の米飯工場から搬送されたご飯に代わって、給食の時間に合せてスイッチが入れられ、炊きたてのご飯が教室に運ばれるようになった。

 


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