平成20年9月11日(木)第15135号

◆全県◆
「21世紀の地球環境」
ー人類は生き残れるかー
環境ジャーナリスト・川名英之氏編著
=滋賀報知新聞社・出版=

◆全県◆
産学官ニーズ・シーズプラザ
=9、10月 2大学が技術発表=


◆湖南・栗東市◆
「粘土層の修復と有害物撤去を」
市調査委員会の横山委員長に聞く
市の調査委員会が嘉田知事に要請
=RD問題 真価問われる嘉田知事(17)=


◆湖南・守山市◆
ショッピングモール結ぶ新航路へ
=琵琶湖汽船が守山港開港=


◆東近江・蒲生◆
言霊紡ぐ歌手
クミコ
=蒲生でコンサート=


◆東近江・近江八幡市◆
20周年記念で大リニューアル
上品にクラシックモダン
ホテルニューオウミ
=2階宴会場=


◆東近江・安土町◆
「近江三景」を和楽の魅力で
第5回胡弓のひびき
=27日 文芸セミナリヨ=


「21世紀の地球環境」

ー人類は生き残れるかー

環境ジャーナリスト・川名英之氏編著
=滋賀報知新聞社・出版=


▲環境ジャーナリスト・川名英之氏編著の「21世紀の地球環境」
◆全県◆

 滋賀報知新聞社は、地球環境に大きな影響を与え続けてきた人類の営みに焦点を当てた本「21世紀の地球環境―人類は生き残れるか―」を出版した。

 同書は、環境ジャーナリスとして知られる川名英之氏編著によるもので、地球環境の変化を地球に人類が誕生した太古から掘り起こし、原始生活から生み出した農耕や農業の発展によって開花した都市文化、その都市文化を背景に生まれてきた飛躍的な文明の進化から論点を展開。

 現在の科学文明の基盤ともいえる十八世紀後半、イギリスで始まった産業革命により人類の生活様式の大きな変化を誘引した歴史を掘り下げ、その後、数々の産業構造の変遷を通して、古代人が考えられなかったような高度文明を手に入れた結果、どうなったかの検証を加えた史実を図表や写真などの客観的資料を多用して解説している。

 豊かさを求め続けた来た人類の営みは、便利な生活を手に入れた反面、地球の自然環境に大きな影響を与え、本来、地球が保持している自然環境を修復する機能も破壊し、世界各地の生物の生息環境ばかりか、温暖化による海面上昇、酸性雨の拡大、オゾン層の破壊、広大な森林開発による砂漠化の進行など、享受している豊かさの代償が、地球を病ます原因として我々に降りかかっている危機を紹介。CO2削減をはじめ、こうした課題解決に向けた取り組みについて詳しく記述している。

 人類の営みが起因する地球環境の危機的な現状や経緯、原因と対策をわかりやすく掘り下げた地球環境の専門書の一冊に数えられる。

 A4版、全五三四ページ。二万五千円。購入と問い合わせは、滋賀報知新聞社(23―1111)へ。


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産学官ニーズ・シーズプラザ

=9、10月 2大学が技術発表=


◆全県◆

 滋賀県と財団法人滋賀県産業支援プラザは、産学官連携による新産業・新技術の創出を目指して、大学のシーズと企業のニーズマッチングを図るため「平成二十年度滋賀県産学官ニーズ・シーズプラザ」を催す。参加無料。

 開催日時と会場は、この十九日が滋賀大学大津サテライトプラザ、十月二十四日がコラボしが21三階会議室となっている。具体的には、一日一大学ずつ技術シーズの発表(午後二時〜三時)を行い、教授らを囲んでサロンミーティング&個別相談会(午後三時〜四時)へと移る。

 参加希望者は、各回とも開催二日前までに、企業団体名・所属・名前・住所・電話番号・ファックス番号・Eメールアドレス・参加希望テーマ(今月十九日と十月二十四日の二テーマ同時申し込み可)を記入し、県産業支援プラザ産学官交流サロン(FAX077―511―1418、Eメールsalon@shigaplaza.or.jp)まで申し込む。

 問い合わせは、県商工観光労働部新産業振興課(077―528―3794)または産学官交流サロン(077―511―1423)まで。

 なお、大学の発表内容は次の通り。

 【今月十九日】滋賀大学教育学部システム科学研究室・水上善博教授=「茶カテキンの構造と作用について」最近カテキンを利用した製品として、体脂肪を減らすお茶や抗酸化作用を特徴とする健康食品、カテキンシート入りの抗菌マスク、カテキン入りの空気清浄機のエアーフィルターなどが商品化されている。カテキンはお茶などに含まれるポリフェノールで、抗菌・抗ウィルス・抗酸化・体脂肪低減などの作用を有することが知られているが、その薬理作用についてはあまり知られていない。このため、カテキンのさまざまな作用を分子構造や化学的性質から研究し、さらにカテキンと遺伝子などとの相互作用について、抗ガン作用などとの関連も含めて研究を進めている。これらは食品のみならず生活素材や薬剤などにも応用が期待され、カテキンを利用した新しい製品開発のために医薬品・食品・化学関連企業などとの共同研究開発を提案していく。

 【十月二十四日】滋賀県立大学工学部機械システム工学科・安田寿彦準教授=「自立移動困難者を支援する知能化・自動化機器の開発」昨今の少子高齢化が進展する中、車いすなどの福祉介護機器は従来、入院患者等に限られて使われた特殊機器から、多くの方が使用する可能性のある生活必需品へと変化しつつある。したがって、介護者の負担を軽減するために、利用者の操作負担のより一層の軽減が求められている。車いす利用者の自律的移動を可能とし、日常生活動作を確保するためには、利用者の残存能力を極力活用した介護機器開発が重要になる。このため使用者の残存能力を活かすための「マンーマシン・インターフェース」を向上させた支援機器開発を実施し、現在までに▽PSDセンサを用いた自律的障害物回避装置▽片手自走における走行能力を高めるアシスト機構▽「おんぶ」と「だっこ」を同時実現し移乗を支援する介護ロボット―などの研究を進め一定の成果を得て、電動・自走車いすや介護ロボットを開発につなげている。今後は様々な課題を解決し、実用化・製品化を目指し、そのために機械や制御、福祉介護機器企業との連携はもちろん、これらの分野以外の電気・物流・自動機器企業等とも共同研究を進めたい意向だ。


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「粘土層の修復と有害物撤去を」

市調査委員会の横山委員長に聞く

市の調査委員会が嘉田知事に要請
=RD問題 真価問われる嘉田知事(17)=


◆湖南・栗東市◆

 栗東市は平成十一年にRDエンジニアリング社処分場から硫化水素が発生したことを受けて、平成十二年に学識経験者や地元住民らで構成する調査委員会を設置し、処分場周辺の調査を行っている。同調査委員会は七月十五日、県の示している土とセメントを混ぜた遮水(しゃすい)壁で処分場を囲み現地浄化する対策工法のD案でなく、有害物の撤去と粘士層の修復を嘉田由紀子知事に要請した。市民に信頼の厚い同調査委員会の横山卓雄委員長(70)(同志社大学理工学研究所名誉教授)に県へ提案した代替案の中身を聞いた。

【石川政実】


 ――市の調査委員会は、二月に続いて、七月にも嘉田知事に対して、有害物の撤去と粘土層の修復を要請されましたね。

 横山 ちなみに市と県では、市がRD処分場周辺、県が処分場内と、それぞれ役割分担をして調査を行っています。市の調査委員会は、県が示しているD案では、有害物の撤去や粘士層の修復の具体案が示されておらず、なおかつ処分場内に有害物が残されることは、遮水壁の劣化により将来汚染が拡大する恐れがあり、住民の安心・安全が図れないことなどの理由から、調査委員会として、D案に賛成できないとしたものです。したがって、県には再検討をしてもらい、住民の合意と納得がいく対策工法を早期に実施してほしいと要請しました。

 ――県は地元説明会で「遮水壁は五十年持つ」と説明していますが。

 横山 例え遮水壁の工事が完璧に行われたとしても、安定型処分場で違法有害物を封じ込める目的で、地下四十メートルの深さでつくられた全周遮水壁は全国でも例がないだけに、いくら業者が五十年は大丈夫と言っても保障がない。しかも遮水壁のために大事な粘土層をぶち抜くわけでしょ。もっとも大手ゼネコンや環境省は、栗東市で壮大な実験をしてみたいでしょうね。それでは市民は、たまらない。遮水壁が実際に三十年も持たない可能性があり、費用対効果に疑問が出てきます。

 ――県では、市調査委員会が示している粘土層修復について(1)技術的に問題(2)底面のどこに深堀穴があるのかわからず、全部掘削することになり費用がかかる(3)有害物を掘削除去するというが、全量撤去につながる――などを挙げていますが。

 横山 技術的な問題はないはずです。事実、県は十六年にRDエンジニアリングに対し深堀穴を粘土層で修復するよう命じているんですからね。このようにして、掘削、調査、修復、有害物の除去、埋め戻しを同時に、しかも小刻みに順次して行くことで経費も安くできます。なお国の支援が受けられる産廃特措法には、遮水壁だけでなく、粘土層の修復も対象に入ります。

 ――「なぜ県は遮水壁ありきか」について、ある県議が「処分場の中には大変なものがはいっている。掘ったらまずい」と支持者に言ったという憶測が一部地元で流れていますが。

 横山 私にはわかりませんよ(笑)。ただ言えるのは、遮水壁工事には大きな利権が発生するということです。


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ショッピングモール結ぶ新航路へ

=琵琶湖汽船が守山港開港=


◆湖南・守山市◆

 琵琶湖汽船(株)(本杜・大津市、中井保取締役杜長)は、大和システム(株)のショッピングモール『ピエリ守山』が二十日にオープンするのに先だって、同ショッピングモールに直結した『ピエリ守山港』を十八日から開設する。

 この『守山港』オープンにより、同港と草津烏丸半島港および対岸の琵琶湖大橋港の三港を結ぶ新しい琵琶湖大橋クルーズコースが二十日から、運航される。

 琵琶湖汽船では「琵琶湖博物館、水生植物公園、琵琶湖大橋という観光施設に、ショッピングモールが寄港地に加わり、琵琶湖大橋クルーズの内容がますます充実する」と期待を寄せている。

 なお、ピエリ守山オープン記念“琵琶湖大橋ミニクルーズ”が十八日〜二十三日の毎日と、二十七日〜十月十三日の土日祝日に運航される。乗船料は大人千円、小人五百円で、所要時間二十五分のミニクルーズコース(ピエリ守山⇔琵琶湖大橋近辺)。

 問い合わせ先は、琵琶湖汽船船舶営業部営業販促セクション(077―522―4115、FAX077―524―7896)まで。


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言霊紡ぐ歌手クミコ

=蒲生でコンサート=


◆東近江・蒲生◆

 聴く人の心を揺さぶる歌手・クミコのコンサート「友よ!〜あの出発(たびだ)ちを“青春”と呼ぼう〜」(東近江市地域振興事業団主催)が、十月四日午後四時から東近江市あかね文化ホールで開かれる。

 早稲田大学時代に歌で表現することに目覚めたクミコさん(53)=写真=は、昭和五十七年、シャンソニエの老舗「銀巴里」のオーディションに合格し、プロ活動をスタートさせた。

 昭和六十二年には高橋久美子の名前でデビュー。平成十四年発表のアルバム「愛の讃歌」に収録された「わが麗しき恋物語」で一躍脚光を浴び、シャンソンでは異例の大ヒットを記録した。

 今年は、七十年代の邦楽をカバーし、毎日放送“魔法のレストラン”のエンディングテーマ曲「ブラボー」を収録したアルバムを発売中だ。

 コンサートでは、歌に込められた言霊を紡ぎ出し、澄んだ歌声をホールいっぱいに響かせる。

 チケットは、前売り四千八百円(当日五千四百円)、ペア券九千二百円で、発売中。

 問い合わせは、あかね文化ホール(0748―55―0207)まで。

 


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20周年記念で大リニューアル

上品にクラシックモダン

ホテルニューオウミ
=2階宴会場=


▲上質で落ち着いた雰囲気の大宴会場「おうみの間」
◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡駅前のホテルニューオウミが、創業二十周年を記念して内部施設を大幅リニューアル。二階宴会場は上質で落ち着いた「クラシックモダン」の雰囲気に生まれ変わり、八日からオープンした。

 デザインは東京のデザイナーが手掛け、ブラウン系の配色を基調に、黒、赤、ゴールドなどでアクセントを加え、近江八幡のまちの雰囲気もちりばめて、滋賀のどこにもないものをめざした。

 大きな催しや会議、結婚披露宴などの会場として利用される大宴会場「おうみの間」(二百七十七坪、四百五十席、最大一千人収容、三分割可)は、高い天井と、じゅうたんの赤と黒の直線が印象的で、スタイリッシュに会場を演出している。

▲デザインに変化をもたせ個別化した小宴会場(「延命」)
 アットホームな披露宴などに似合いそうな中宴会場「あづちの間」(五十八坪、八十席)は、ダークブラウンの腰板が会場を引き締め、落ち着いた雰囲気。

 小宴会場の三室「長命」「延命」(二十坪、三十席)「リージェント」(十八坪、二十四席)は、壁紙やシャンデリアなどに違いをもたせ、和風・洋風と、それぞれ個別化を図った。

 ホワイエは、琵琶湖のさざ波をモチーフにしたじゅうたんが続く。中庭の日本庭園を背景にすれば、八幡堀や水郷のイメージ。

 十一月一日には三階の新チャペルも完成し、全面リニューアルオープンとなる。

 今回の二階バンケットリニューアルを記念して、「ビッグブライダルフェア」(参加無料・予約不要)を十四日に、「神田川俊郎氏賞味会〜ディナー&トークショー〜」(一万九千円)を二十八日に、開催する。問い合わせは、ホテルニューオウミ(TEL0748―33―6666)へ。

 


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