平成20年9月25日(木)第15146号

◆全県◆
政権交代か継続か’08総選挙<2>
公明 自民への協力、各選挙区で強弱?
社民 初の女性県連代表で士気高まる
国民新党 郵政民営化で選挙運動に弾みも
=小選挙区の鍵握る「第3極」=

◆東近江・湖東◆
東近江地区安全運転管理者協会
1日研修会
「雨天時のブレーキ難しい!」
=実際にハンドル握って体験=


◆東近江・能登川◆
先輩ママ・パパの力を貸して
子育てサポーター養成
=能登川で講座スタート=


◆東近江・永源寺◆
元永源寺町長
澤田さん亡くなる


◆東近江・竜王町◆
コーブ(昆布)座席も
シートベルト着用を!
=竜王町で啓発活動=


◆東近江・日野◆
補正予算案に待った
4議員が修正動議
道路改良事業に増額
=日野町議会=


政権交代か継続か’08総選挙<2>

公明 自民への協力、各選挙区で強弱?
社民 初の女性県連代表で士気高まる
国民新党 郵政民営化で選挙運動に弾みも
=小選挙区の鍵握る「第3極」=




▲再び争点になるか、郵政3事業問題(写真は大津中央郵便局)
◆全県◆

 次期衆院選は、滋賀の小選挙区で、自民、民主、共産の公認候補がしのぎを削ることになる。この勝敗の鍵を握るのが同小選挙区で候補者を立てない公明、社民、国民新党らの選挙協力の行方だ。そこで自民・民主対決の中、三党の動向を追ってみた。     

【石川政実】

  公明 
 二十三日の公明党の党大会で太田昭宏代表の再選が承認されたが、民主党の小沢一郎代表が地元の岩手4区から、太田代表の地盤の東京12区へ国替えする動きもあるだけに緊張感が高まる。公明党県本部は、前回(平成十七年)の衆院選で、1区、3区、4区が自民公認候補、2区が郵政民営化の造反組で無所属の小西理氏(元職)を応援した。梅村正・同党県本部代表は「今回は短期決戦だけに現職・池坊保子氏などを擁する比例に全力を挙げる。同様に小選挙区での自民との選挙協力は、各選挙区の現地状況で判断する」と微妙な発言も。比例は「前回より一万票増の八万票を目指す」と強気だ。
 
 社民 
 社民党は、重複候補として現職・辻元清美氏(大阪10区)、新人・市来伴子氏(兵庫8区)、比例で新人・服部良一氏を立てる。小坂淑子・同党県連代表は「小選挙区は民主、比例は社民候補で戦う。九兆円の経済対策や平和憲法、労働者派遣法改正などを訴える」という。十月一日に県連、各支部幹事会らで選対本部を立ち上げる。「比例は、前回得票の約二割増の四万票が目標。次期衆院選では自民が大幅に議席を減らすだけに、民主との連携を強化し、選挙後に懸念される自民、民主の大連立をけん制したい」とも。三月に教組あがりの同氏が県連で初の女性代表になっただけに盛り上りを見せそうだ。
 
 国民新党 
 前回の衆院選で、郵政民営化に反対する議員らで結成されたのが「国民新党」。十九日に民主との合併話はご破算になったが、選挙協力は行われる。県内では、東部、中部、西部の三地区郵便局長会やOB会などが支持基盤。民営化で選挙運動に弾みも。三地区郵便局長会を束ねる連絡協議会の掛田恭弘幹事は「次期衆院選は最後の決戦として、郵政三事業の一本化と株売買凍結、サービス向上を訴える。前回は2区の小西氏を応援したが、次期衆院選では各小選挙区は民主で戦う」と話した。昨年の参院選では、比例で約九千票を獲得したが、この票が民主に回るかが焦点。


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東近江地区安全運転管理者協会

1日研修会

「雨天時のブレーキ難しい!」
=実際にハンドル握って体験=


▲水でぬれた路面でブレーキをかけ、ABSの性能を確かめた体験
◆東近江・湖東◆

 東近江地区安全運転管理者協会(石井義孝会長)は二十二日、加入事業所で指導的な立場にある従業員を対象に、ドライバー安全運転一日研修会を交通安全研修所クレフィール湖東(平柳町)で開いた。

 開講式で石井会長は「交通死亡事故が前年同期と比べて管内で増加している中、研修成果をぜひ役立ててほしい」とあいさつし、続いて満重昭男東近江署長は「研修内容を企業に持ち帰って、交通安全リーダーとして生かしてほしい」と期待した。

 研修では、タイヤ空気圧の適正、不適正の違いによる走行実験、シートベルト着用の必要性、運転姿勢やハンドリングなどの基本運転走行、雨天時でのブレーキングなどを講議や体験を通じて学んだ。

 自動車が路面でスリップしないように、ブレーキを自動制御するABS(アンチロック・ブレーキ・システム)の性能を確かめる体験では、運転速度を変えて走行、ブレーキをかけた。

 受講者は水でぬれた路面を走行し、時速四十キロの場合はブレーキをかけ始めて二十メートルで停止、六十キロの場合は二倍の四十メートルに伸びた。

 運転を終えて受講者は「思ったように停止できない」と、ブレーキ操作の大切さを再認識していた。


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先輩ママ・パパの力を貸して

子育てサポーター養成

=能登川で講座スタート=


▲能登川で始まったAiueの育児サポーター養成講座
◆東近江・能登川◆

 子育て応援団として活躍する「子育てサポートAiue」の育児サポーター養成講座が、東近江市能登川福祉センターなごみで始まり、子育てOBの中高年女性ら十五人が受講した。

 近くに頼れる人がいないなど、核家族化や都市化に伴って孤立し、子育てに不安を抱える親が増えている。Aiueは、そんな後輩ママたちを支援しようと、旧能登川町社会福祉協議会の養成講座を終了した有志二十人が立ち上げた会で、毎月四回、隔週で老人福祉センター繖寿苑(能登川高校東側)と介護予防センターひだまり(能登川作業所隣り)を会場に「おひさまにこにこあいうえサロン」を開き、相談や交流、子どものおやつ作りなどを行っている。

 講座は、サポーターをさらに増やし、地域の中に新たな子育てコミュニティーを築こうと平成十六年から開いている、第六回の初日は「小児救急救命法」を学んだ。

 救急車が到着するまで平均六分、この間の対応が患者の命を左右すると言われ、呼吸停止二分後に人工呼吸を始めると蘇生率は九〇%、三分後は七五%、四分後は五〇%、五分後は二五%となり、十分後にはゼロ近くになってしまう。

 予期せずに起こってしまう事故や病気、とりわけ、乳幼児は誤飲による窒息が怖い。そんな万が一に備えた救急救命法を身に付けようと、能登川消防署救急救命士を講師に人工呼吸・心肺蘇生法が実習され、一人ずつ人形を使いながら胸骨圧迫のポイント(※参照)を確認した。

 二回目の三十日は、「虐待の通告から見えるもの」と題し、子ども支援センターひばりの西川冨美子さんが登壇する。悩みを一人で抱え込んだり、子育てと仕事、家庭の両立による育児疲れから虐待に走ってしまう事例が増えている、講義は地域の子は地域で見るという社会の「育児力」の重要性を訴えるもの。今後、子どもの心や食を学ぶ。

 Aiueメンバーの一人は「親の支援と子どもの育ちを見守る大切なサポーター、よりよい環境づくりに、ぜひ、先輩ママ・パパの力を貸して欲しい」と呼びかけている。

 なお、Aiueでは、産前産後の話し相手や、少し休養がしたい時、急な用事や病気などで世話が出来ない時、保育園・幼稚園の登園前後の預かりなど、一時預かりやグループ託児も行っている。

 場所は、かじやの里の新兵衛さん(佐野町)。一時間当たりの基準額は平日午前八時半〜午後六時は七百円、それ以降の時間と土曜祝祭日は八百円。問い合わせは、かじやの里の新兵衛さん内・サポートAiue(0748―42―8377)へ。

※乳幼児の心肺蘇生法
 119番通報ののち(救助者が一人の場合は二分間の心肺蘇生法後)、幼児は片手で胸の厚さのおよそ三分の一がくぼむまで、一分間に百回のリズムで三十回心臓マッサージをし、約一秒かけて二回人工呼吸する。乳児の場合は、乳頭を結んだ線の中央から指一本分下を二本の指で押す。圧迫・回数・人工呼吸法は幼児と同じ。


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元永源寺町長

澤田さん亡くなる


◆東近江・永源寺◆

 元永源寺町長の澤田源太郎さんが二十三日、老衰のため、療養先の介護老人福祉施設もみじ(東近江市永源寺高野町)で亡くなった。七十二歳、和南町。

 澤田さんは、平成二年四月から六年四月までの一期間、同町長を務めた。きょう二十五日午前十一時三十分から、ハリカ永源寺店(同市山上町)で告別式が行われる。喪主は、長男の澤田剛氏。


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コーブ(昆布)座席も

シートベルト着用を!
=竜王町で啓発活動=


▲昆布の啓発品を手渡してシートベルト着用を呼び掛ける女性部員(竜王町綾戸の県道沿い空き地で)
◆東近江・竜王町◆


 近江八幡地区交通安全協会竜王支部と竜王西支部は二十二日、全座席でのシートベルト着用促進と事故時の被害軽減効果を訴えるため、竜王町綾戸地先の苗村神社前県道付近で昆布を配った。

 この啓発に合わせて、同協会竜王女性部員が、塩昆布の入った袋に、人の顔とシートベルトに見立てた紙に「安全運転コーブ(昆布)座席もベルト締め」とのメッセージを書き入れ貼り、啓発品(百五十個)
を手作りした。

 当日は、各地で取り締まりが強化されていたこともあって、警察署員に空き地へ誘導されたドライバーはびっくりした表情を見せ、女性部員が啓発品を持って駆け寄ると「何か悪いことをしたかと思った。心遣いをありがとうございます」や「後部と昆布なるほど。ありがとう」と答え、笑顔で県道へ戻っていった。

 道路交通法改正により今年六月から、後部座席を含む全座席でシートベルト着用が義務化された。近江八幡警察署によると、県内の前・後部座席シートベルトの着用率は全国ワースト10に入るほど悪く、十月から県内の自動車専用道路で後部座席を含めてシートベルト着用に関する検挙が始まるという。

 警察の取り締まりが強化されるからではなく、自分の命を守るために全座席でシートベルト着用率が向上することを願いつつ、竜王女性部の大前セツ子部長は「交通事故が減って、みんなの喜ぶ顔を見たい」と話していた。


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補正予算案に待った

4議員が修正動議

道路改良事業に増額
=日野町議会=


▲修正案に対する採決
◆東近江・日野◆

 日野町議会の四議員は、九月定例会閉会日の二十二日、藤澤直広町長が上程した平成二十年度一般会計補正予算案に対して、修正動議を出した。採決により賛成多数(賛成十人、反対五人)で、修正動議とともに提出された修正案を可決した。

 今回、修正動議の焦点となったのは、一般会計補正予算案のうち総務費に計上された“庁舎等施設管理事業”(役務費約百万円、工事請負費約千百万円)。

 この事業で、町は、各種イベント会場また観光客・わたむきホール虹来場者の駐車場として活用している役場北側駐車場約三千六百平方メートルを舗装整備する計画だった。

 しかし、議案が付託された総務常任委員会・産業建設常任委員会とも賛成少数で原案否決。閉会日の二十二日に、四議員が杉浦和人議長へ修正案付き修正動議を出し、発議者を代表して川原愼一議員が提出理由を説明した。

 修正案は、総務費に計上された庁舎等施設管理事業の工事請負費約千百万円を、土木費の町単独道路改良事業の工事請負費約三千百万円に上乗せし、総額約四千三百万円に増額補正するというもの。

 川原議員は、行政懇談会で出された道路関連の要望二百八件のうち七十六件の着手にとどまっている現状を「何年も要望しながら、未だ着手されず、行政懇談会を否定する区長も出てきている」と指摘。

 また、北側駐車場は一年の大半を職員が利用しており、工事に関して法的問題はないものの松尾遺跡内でもあることから「来年度当初予算まで見送るべきだ」とした。

 質疑では、池元法子議員・東正幸議員・對中芳喜議員が、土木費に増額する積算根拠や改良する道路の緊急性の判断理由、修正案に示されていない設計・測量調査にかかる委託料確保の問題、地元負担金(町道改良にかかる総事業費の一五%を住民が寄付金という形で支払っているもの)に関する調整など、事業執行時に課題となる部分を質問。

 これに対して、川原議員は「積算根拠は、地域の関係者みなさんに聞き、どこができそうか調査した。四地区五カ所(町道本町南1号線・村井河原線・裏町線・必佐小学校十禅寺線・中在寺中央線)で、着手が可能ではないかと思っている。すべて半年で仕上げるのではなく着手することが大切」と回答し、「地元負担金は取るべきでない」との考えを示した。

 続く討論で、修正案反対の平山敏夫議員は「今年度の道路関連予算は当初・補正予算を合計すれば総額約一億一千万円で、少ないと考える根拠がない。修正案は、増額の算出根拠などが全く見えず、地元区長に期待を持たせて混乱を招き、行政・議会不信につながる恐れがある。税金のばらまきの何ものでもなく、修正案は住民理解が得られるとは考えられない」と反論した。

 一方、賛成の寺澤隆彦議員は「藤澤町長は『生活道路として緊急性の高い道路から整備を考えている。当分の間は工事は難しい』と回答するケースが多く、各区長の要望事項と比較して駐車場の舗装工事に緊急性があるとは思えない。松尾遺跡内でもあるため、再調査も含めて議論を深める必要性がある。住民要望を先に実現させることが望ましい」と主張した。

 採決の結果、修正案賛成が多数を占め、町単独道路改良事業の工事請負費が増額された。
 
藤澤町長は、閉会あいさつで「修正された補正予算については、趣旨を配慮してまいりたいと考えている」と述べるにとどまった。

 


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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