平成20年10月24日(金)第15170号

◆全県◆
ビオトープ長期構想策定へ
県がパブリットコメント実施

◆湖東・彦根市◆
県立大の「公開琵琶湖塾」
=一般から受講生募る=


◆東近江◆
奥居さんに最優秀の「天賞」
冨田・本社社長から伝達
=日本地方新聞標語コンクール=


◆東近江・能登川◆
白扇会「チャリティー公演」
若柳吉一保さん
師籍50周年記念―娘道成寺
=能登川公民館で26日=


◆東近江・竜王町◆
15年に1度 「中開帳法要」
竜王町岡屋の吉祥寺で
=子を守る十一面観世音菩薩=


◆東近江・近江八幡市◆
第15回初期消火競技会
屋内消火栓 ムラテック竜王
消 火 器 ダイハツ工業
=近江八幡消防署 34チーム参加=


ビオトープ長期構想策定へ

県がパブリットコメント実施


▲ビオトープネットワークのイメージ(引用:(財)日本生態系協会)
◆全県◆

 県はこのほど、野生動植物種の個体の生息および生育の環境の保全および再生ため策定を目指している「県ビオトープネットワーク長期構想」案を公表するとともに、県民からの意見・情報の募集を十一月十三日まで行なっている。

 同構想案は、野生動植物の安定した生存や減少からの回復を図るためには、十分な規模の生息・生育地を核としながら、奥山から丘陵地、里地里山、琵琶湖に至る面的な空間と、河畔林、河川、湖岸等の線的なつながりとを有機的に結合し、生息・生育空間(ビオトープ)の「ネットワーク化」を図ることが必要としている。

 この長期構想は、マザーレイク21計画の計画期間との整合性を図り、おおむね五十年後の滋賀県の自然環境の望ましい将来像を地図上で示すとともに、これを実現していくための推進方策を規定する。

 長期構想の目標として(1)ビオ・トープの保全=特に重要な野生動植物種の生息・生育地については、開発を抑制し、現状を維持。・農林水産業などにより適度に人の手が入り、良好な生息・生育環境がこれまで維持されてきた地域については、維持管理を継続(2)ビオトープの再生(3)ビオトープのネットワーク化保全・再生―を挙げている。

 ネットワーク化の方針としては▽一般に野生生物は、単一のビオトープの中で生活しているわけではなく、採餌、休息、繁殖などの行動類型に応じて、あるいは時刻や季節の違いや、一生の生活史を通じて複数の異なるビオトープのまとまりが不可欠▽他集団との遺伝的交流の必要性から、個体が移動できる範囲内に同じビオトープがまとまりとして存在していることが必要▽ビオトープのまとまりを確保するためには、できるだけ広い面積のビオトープを保全し、または複数のビオトープが分断されず、つながっているようにすることが重要―としている。

 重点的に推進すぺき区域は(1)「重要拠点区域(コア・エリア)」=地域全体の野生動植物が安定して生息・生育できる、種の存続を図るために必要なビオトープのまとまりとして特に重要な空間(2)「生態回廊(エコロジカル・コリドー)」=重要拠点区域の間を生物が移動・分散が可能なように連続的につなぐ回廊状の生息・生育空間―などを設定。

 区域は、野生動植物にとって良好な生息・生育環境を備えた重要地域を抽出し、それらが近接・重複してまとまっている地域を、主な地形やビオトープタイプを境にして、「重要拠点区域」に選定するとしている。

 同長期構想案は、県庁県民情報室、県庁自然環境保全課、南部振興局、各地域振興局および各県事務所の県民情報コーナーに備え付けられている。なお、県のホームページにも掲載されている。意見募集は十一月十三日で、FAX問い合わせは、県自然環境保全課(FAX077―528―4846)まで。


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県立大の「公開琵琶湖塾」

=一般から受講生募る=


▲田原総一朗氏
◆湖東・彦根市◆

 県立大学は、県出身の評論家・田原総一朗氏を塾長に迎え、県と共催で「琵琶湖塾」を二十九日から開催する。各界の第一線で活躍中のひとを講師とし、日本・世界へ羽ばたく人材の育成を目指している。

 今回は、通常の琵琶湖塾の公開版として、県立大学交流センターを会場に、塾生以外にも広く募集する。

 「公開琵琶湖塾」は第一回=二十九日午後七時〜八時三十分、講師・手嶋龍一氏(外交ジャーナリスト)▽第二回=十一月二十六日午後七時〜八時三十分、講師・三枝成彰氏(作曲家)。場所は、いずれも県立大学交流センター(彦根市八坂町)。定員は、各二百人。受講料は、一般千円、学生五百円(一回あたりの料金)。県立大学生は無料。申込み締め切りは、定員になり次第。支払いは当日会場にて受付する。

 問い合わせは、県立大学地域づくり教育研究センター琵琶湖塾事務局(0749―26―0488、FAX0749―26―4882、メールinfo@biwakojuku.com)まで。


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奥居さんに最優秀の「天賞」

冨田・本社社長から伝達

=日本地方新聞標語コンクール=


▲冨田滋賀報知新聞社社長から表彰状を受ける奥居さん(右)
◆東近江◆

 社団法人・日本地方新聞協会が今月の新聞週間にちなんで全国から募集した日本地方新聞標語で、最優秀の「天賞」に選ばれた東近江市の奥居清一郎さん(72)に二十二日、同協会加盟社の滋賀報知新聞社から表彰状と副賞が伝達された。

 同日午後二時から市役所で行われた伝達式には、冨田正敏社長が中島繁治協会長名の表紙状を読み上げて副賞と共に手渡し、入賞を祝った。

 同席した中村功一市長も「全国から数多い応募作品の中からトップ賞に選ばれ、おめでとうございます。これを契機に地域の活性化に努力していただければ、うれしく思います」と祝辞を送った。

 今年は、全国各地の加盟社の読者を中心に三千二百三十五点の作品が寄せられ、審査会で最優秀の天賞、優秀の地賞、入賞、佳作の各賞が選ばれた。

 天賞に選ばれた奥居さんの作品は「地方紙で 育つ世論と 明日のまち」。奥居さんは、五〜六年前から応募を続けており、今回は二十点の作品をつくった。

 入賞したのはそのうちの一点で、過去にも人賞(三位)と佳作を一回ずつ受賞している。

 奥居さんは「今、地域社会で何が求められているかを考え、端的に表現することが難しい。入賞できてうれしい」と語った。また、NPO法人ふくし永源寺の理事で、「ディサービスやすらぎの里」の施設長でもある奥居さんは、地域の福祉事業にも標語を作る感性を生かしていきたいとも話した。

 表彰状を伝達した冨田社長は「審査は、応募者の名前や住所を伏せ、作品だけをみて入賞作品が決められており、今回、天賞に東近江地域の人が選ばれてうれしい」と話した。

 次点の地賞にも、同市内、井田寿一さんの作品が選ばれている。


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白扇会「チャリティー公演」

若柳吉一保さん
師籍50周年記念―娘道成寺
=能登川公民館で26日=


◆東近江・能登川◆

 伝統文化の継承と活動を支える地域への感謝を込めた白扇会の「第十四回チャリティー公演―永遠の飛翔―」(県、県教委、東近江市、同市教委、滋賀報知新聞社後援)が、二十六日午後一時から東近江市立能登川公民館で開催される。

 チャリティー公演は、平成九年の初回から継続する日本舞踊若柳流師範・若柳吉一保さんと門下生による舞台で、高齢者や障害者福祉の充実として集まった賛同金を近隣各市町の社協に寄付しており、緞帳が上がるのを楽しみに待っているファンも多い。

 この日のために練習した曲は、源氏物語一〇〇〇年にちなんだ白拍子舞長唄「京鹿子娘道成寺」。吉一保さんの師籍五十年を記念した全段通しての踊りで、十歳で初演して以来、六回目の舞台となる。その他の曲目は、「だんじり」「刃傷松の廊下」「大器晩成」「近江八景」など。

 問い合わせは、若柳吉一保さん(0748―42―0670)。


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15年に1度 「中開帳法要」

竜王町岡屋の吉祥寺で

=子を守る十一面観世音菩薩=


▲安置された経緯などを紙芝居などで解説する地元の子どもたち(竜王町岡屋の吉祥寺観音堂で)
◆東近江・竜王町◆

 竜王町岡屋にある吉祥寺(鈴木満譽住職)で十八、十九日の二日間、氏佛・十一面観世音菩薩の「中開帳(なかがいちょう)法要」が営まれた。

 同寺には、町の文化財第一号である十一面観世音菩薩が安置されている。身丈約二メートルの黄金色に輝く菩薩は、聖徳太子の作と伝えられている。

 苦難から救い幸せを授け、特に子どもを守ってくれると、古来より岡屋集落の氏佛として住民から尊信されている。三十年ごとの「大開帳」と中間にあたる十五年ごとの「中開帳」法要は、岡屋自治会を核とした開帳委員会(島村久男委員長)が準備を行い、当日の進行役も担う。

 鈴木住職(72)は、「吉祥寺の住職になって三十四年。(開帳法要に関れるのも)最後になるかもしれないとの気持ちで力を振り絞り、しっかりと次世代へバトンタッチしていきたい」と、特別な思いで法要当日を迎えた。

 中開帳法要は、十八日午後六時半から翌十九日午後四時半にかけて観音堂で営まれ、地元の小学六年生(奥田裕也くん・澤田英哉くん・辻澤玄吉くん・福井雅のさん・勝見若葉さんの五人)が安置の経緯や供える水を汲む童子が池の由来などを紙芝居などで解説。

 訪れた約百五十人は、十五年に一度しか見られない観世音菩薩の姿を拝しながら、子どもたちの縁起説きに耳を傾け、静かに手を合わせていた。


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第15回初期消火競技会

屋内消火栓 ムラテック竜王
消 火 器 ダイハツ工業
=近江八幡消防署 34チーム参加=


▲今年度から新たに加わった消火器の部
◆東近江・近江八幡市◆

 第十五回初期消火競技会(東近江行政組合近江八幡消防署・東近江防火保安協会近江八幡支部主催)が二十一日に近江八幡消防署で開かれ、管内(近江八幡市、安土町、竜王町)の企業や自治体など二十二事業所から参加した三十四チームが、日ごろの訓練の成果とチームワークを発揮した。

 競技会は初期消火技術の向上と防火意識の高揚、自主防災体制の確立を目的に毎年開催。昨年度から、東近江行政組合内の全競技会は同一内容で開催することになり、近江八幡消防署でも今年度からこれまでの屋内消火栓の部に、消火器の部が新たに加わった。

 屋内消火栓の部は、三人一組による屋内消火栓操法で行われ、火災報知器の発報から火災現場確認、一一九番通報、消火栓ボックスからのホース延長、二つの標的(火点)への放水による消火活動という課題に取り組み、正確な動作・技能と俊敏性の減点法で行われ、十六チームが参加した。

 また、今回初種目の消火器の部には十八チームが参加。二人一組で、一人が一一九番通報している間に、もう一人が危険物の移動と消火器による初期消火、通報後の一人ももう一か所の火点で消火器での消火活動を、正確に、俊敏に行う。

 緊張感漂う会場にはきびきびとした号令や指示が響き、各チームの競技が終わるたびに選手席から互いの健闘をたたえる拍手が沸き上がった。

 競技終了後には、心肺停止状態の疾病者に威力を発揮するAED(自動体外式除細動器)の使用方法や応急手当ての講習も行われた。

 競技会の審査結果は次の通り。敬称略

 【屋内消火栓の部】優勝 ムラテック竜王(森環・辻武彦・久保健一)▽準優勝 安土町役場▽入賞 近江八幡市立総合医療センター・近江八幡市役所▽特別賞 竜王町役場

 【消火器の部】優勝 ダイハツ工業滋賀2(矢須田理道・片山雄)揮▽準優勝 近江八幡市役所▽入賞 ヴォーリズ記念病院

 


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