平成20年10月25日(土)第15171号

◆全県◆
「天下一の城」に壮大な夢
映画「火天の城」撮影順調
信長軍行列のエキストラ募集
=来月1日高島市で 男性のみ=

◆全県◆
県への要望
「医療、介護の整備」トップ
=第41回県政世論調査結果から=


◆湖東・彦根市◆
ドイツの大学と学術交流
=県立大が覚書締結=


◆東近江◆ 
犯人のTシャツ判明
昨年の春〜夏平和堂で販売
=色違い合わせて400着=


◆東近江・八日市◆
大空にかけた男のロマン感じて
八日市飛行場開設のきっかけ
「翦風号」実物大の模型機
=野々宮神社で26日まで展示=


◆東近江・蒲生◆
地域防災力の向上へ
自助・共助への芽生え
各自治会が訓練実施
=蒲生地区=


「天下一の城」に壮大な夢

映画「火天の城」撮影順調

信長軍行列のエキストラ募集
=来月1日高島市で 男性のみ=



▲総棟梁・岡部又右衛門役の西田敏行さん
◆全県◆

 安土城築城までの夢と愛を壮大なスケールで描く東映映画「火天の城」(来秋公開)の撮影が順調に進んでいる。いよいよ安土山山上に石垣が築かれ、「天下一の城には、天下一のヒノキを」と、敵地の木曽上松から親柱にするヒノキを送ってもらう約束を取り付けた主人公の総棟梁・岡部又右衛門(西田敏行)が安土山山頂で待つシーンなどの撮影が、淡路島のロケ地で瀬戸内海を琵琶湖に見立てて、行われている。

▲琵琶湖に想定した瀬戸内海を見下ろす高台に設置された淡路島の撮影セット
 滋賀県での撮影も順調に進んでおり、十一月一日には織田信長軍の行列シーンの撮影を高島市内で予定している(予備日二日)。滋賀ロケーションオフィスは、このシーンに協力してもらえるボランティアエキストラを二十八日午後六時まで募集している。

 今回は、十六歳から六十歳程度までの体力に自信のある男性のみ。撮影時間は、午前七時集合から午後七時頃まで。参加者には昼食と記念品が支給される。応募用紙請求と問い合わせは、滋賀ロケーションオフィス(TEL077―511―1537 http://www.shiga-location.jp/)まで。


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県への要望

「医療、介護の整備」トップ

=第41回県政世論調査結果から=


◆全県◆

 県はこのほど、「第41回県政世論調査」結果を公表した。この調査は六月六日〜二十七日まで、県内在住の二十歳以上の男女三千人(県内在住外国人を含む)を対象に、無作為抽出したもので、有効回収率は、五九・五%(千七八十六人)。

 それによると、『定住意向』については、これからも滋賀県に「住みつづけたい」が七七・八%(前年七五・六%)で最も多く、設問設置以来最高値となった。『県政への関心度』では、「関心がある」が七六・三%(同七五・一%)で設問設置以来最高値に、「関心がない」は二〇・九%(同:二二・二%)で設問設置以来最低値となった。

 県の施策に対する『満足度』では、「安全・快適な居住環境の整備」が三三・三%で最も高く、次いで「食の安全と地産地消の推進」が三〇・六%となっている。

 一方、『不満度』では、「働きがいのある雇用・労働環境の創出」が三五・八%で最も高く、次いで「交通基盤や都市施設の整備」の三五・六%。

 『力を入れて欲しい県の施策』では、「医療、介護等提供体制の整備」が四七・二%で最も高く、次いで「子どもが健やかに育つ環境づくり」の二四・九%となった。

 『犯罪』に対しては、「不安がある」が五一・八%(十八年度五一・三%)、「不安がない」が四五・六%(同三五・三%)となった。

 『不安を感じたことがある犯罪』は「空き巣、忍び込みなどの住宅侵入犯罪」が六二・八%(同六一・五%)で最も多く、次いで「車上ねらい」三五・二%(同四四・三%)の順。

 日常生活で『防犯のために気をつけていること』は「自宅、自動車、自転車等の施錠の徹底」が七九・六%で最も高い。

 『参加している防犯活動』では、「玄関灯等の点灯運動」二一・八%(同二一・四%)が最も高く、次いで「日中のパトロールや子どもの見守り」一三・八%(同六・五%)となった。

 『今後望む地域での防犯の取り組み』では「街灯や防犯灯の設置」が六〇・四%(同六一・二%)で最も高く、次いで「警察のパトロールや取締りの強化」が五四・三%(同六〇・九%)。


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ドイツの大学と学術交流

=県立大が覚書締結=


▲左からレッラー教授、ハヌッシュ副学長、曽我学長、仁連環境共生システム研究センター長、土屋副学長
◆湖東・彦根市◆

 県立大学とドイツ連邦共和国のアウグスブルク大学はこのほど、両大学間の学術交流に関する協定締結に向けた覚書を交わした。

 今年九月下旬に、以前から交流のあるアウグスブルク大学から、ホルスト・ハヌッシュ副学長とレッラー環境科学センター議長が県立大学を訪問し、学術交流に関する協定締結を目指して教育および研究の交流に努めていくことを確認した。

 県立大学は、ヨーロッパ圏に交流校がなく、またアウグスブルグ大学は環境と経済社会のあり方をめぐる先進的な教育・研究を企業活動をも巻き込みながら進めている比較的新しい総合大学で、長期的に相互交流による成果が期待できることから、これを機に教育・研究面での基本的な交流関係を結ぶ具体的な協議に進みたいと考えている。

 今後、学生の短期研修や教育に関する情報交換、共同研究の実施、学術研究の成果交換などに取り組む予定。


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犯人のTシャツ判明

昨年の春〜夏平和堂で販売
=色違い合わせて400着=


▲犯人が着ていたものと同じTシャツ
◆東近江◆

 今月五日の未明、ファミリーマート八日市インター店で発生した強盗事件を捜査している東近江署は、犯人が着ていたTシャツを割り出し、公表した。
 別件の事犯を調べていた捜査員が、店内の防犯ビデオカメラに映っていた犯人のTシャツと同じものを見つけ、詳しく調べていくうちに昨年の春から夏にかけて県内の平和堂で販売されたものと分かった。

 Tシャツには、表側の胸の位置に「WEST SIDE」のアルファベットの大文字とその下に小さく「ORIGINAL」(オリジナル)の文字、背中側には年号と思われる「1973」の数字と同じく「ORIGINAL」の文字がプリントされている。

 黒色の生地に白抜きの文字と白色の生地に黒文字の二種類あり、犯人が着ていたものは白色の生地に黒文字のもので、サイズは3L〜4L。半袖といえども肘を被うほどの大きめサイズで全体にゆったりしている。素地はポリエステル100%。半ズボンとのセットとTシャツ単品(販売価格千円前後)で売られていた。 

 このTシャツを平和堂に卸した名古屋市内の業者は、滋賀県内では平和堂だけに白地と黒地の色違い合わせて四百着を納めたと話していることから、平和堂に協力を求めて捜査を進めている。

 同署では、犯人が着ていたTシャツを取り寄せ、公開済みの防犯ビデオに映っていた犯人の姿とを印刷したチラシを製作し、このTシャツを着ていた人物に心当たりがある人からの情報を求めている。連絡先は同署(24―0110)へ。


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大空にかけた男のロマン感じて

八日市飛行場開設のきっかけ

「翦風号」実物大の模型機
=野々宮神社で26日まで展示=


▲熊木九兵衛
◆東近江・八日市◆

 「翦風号(せんぷうごう)を蘇らせる会」は、大正三年から同七年にかけて国内初の民間飛行場「八日市飛行場」の開設に尽力した熊木九兵衛の功績をたたえようと、飛行場誕生のきっかけとなった「翦風号」の実物大模型機を熊木家の氏神だった野々宮神社(八日市金屋一丁目)境内で二十六日まで展示している。

 同会によって四年前に復元された翦風号は、全長六・六メートル、幅九・三メートルで、プロペラと骨格は木造、翼や胴体は布張り。

 民間飛行家の荻田常三郎(愛荘町島川町出身)がフランスから持ち帰ったもので、大正三年十月二十二日、沖野ヶ原(現在の八日市南高校付近)上空を飛行し、翌四年の八日市飛行場開設のきっかけをつくった。

▲「蘇らせる会」によって組み立てられた「翦風号」
 先頭に立って開設に奔走したのが、金屋で油商を営んでいた資産家、「油九」こと熊木九兵衛である。

 九兵衛は建設に向けて自分の土地を提供するだけでなく、大正四年の翦風号の墜落・炎上(荻田死亡)を受けて二号機を復元し、アメリカ人飛行家を招くなどして、八日市飛行場発展に力を尽くした。

 ところが、この二号機も高知市で行われた航空ショーで墜落し、炎上。町挙げての事業も行き詰まりをみせ、民間飛行場の大きな夢は消え去り、陸軍飛行場ヘの道を歩むことになった。

 そして私費を投げ出した熊木一家は店を閉じて、昭和初年に東京に移り住んだ。

 蘇らせる会代表の中島伸男氏は「先人の偉業と八日市飛行場を知ってもらうとともに、空にかけた男のロマンを感じてもらいたい」と話している。

 


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地域防災力の向上へ

自助・共助への芽生え

各自治会が訓練実施
=蒲生地区=


◆東近江・蒲生◆

 私たちの自治会は、私たちの手で守ろう―。蒲生地区まちづくり協議会ひだまり部会(寺嶋嘉孝部会長)の呼び掛けが徐々に浸透し、各自治会が地域防災力の向上を目指して動き始めた。

●自助・共助 自治会で強化


 蒲生地区まちづくり協議会ひだまり部会は、自治会単位での防災・福祉マップ作成や対応マニュアル整備など、安全安心なまちづくりに向けて助け合い力を強化する自主防災活動の実践を促している。

 何から取り組み始めればいいのかわからず、一歩踏み出せない自治会も少なくないため、今年七月、各自治会の役員やまちづくり委員、消防団員らを対象に「防災研修会」を開き、情報と意識の共有化を図った。

 また、ゲーム感覚で災害時を想像し、考え・行動するきっかけを生み出す災害図上訓練「DIG(ディグ)」の普及にも力を入れている。

 こういった取り組みと呼び掛けが各自治会に届き始め、今月十九日には三自治会(合戸・蒲生寺・市子川原町)が避難訓練を実施。桜川東町(十一月二日)と市子殿町(同八日、DIG出前講座)でも行われる予定。

▲毛布と竹の簡易担架の強度に「おー」と声を上げる蒲生寺町の住民ら(東近江市蒲生寺町のマーメイド広場で)
●避難誘導に重点


 十九日午前六時半、琵琶湖西岸断層帯を震源とする震度六弱の地震が発生したとの想定で、蒲生寺町自治会(西川一男会長)は避難誘導訓練を展開した。

 町民二百十四人のうち百三十二人が、第一次避難所のマーメイド広場に集合。一人暮らしの老人宅へは福祉委員らが迎えに行った。

 この訓練を契機に、同自治会が始めたのが“黄色ハンカチ防災運動”。参加者にヘルメットと黄色のハンカチを配布し、一家で避難する場合、無事であることの目印として玄関など人の目に付きやすい所へハンカチを掲げる仕組み。

 西川会長は「災害時には、避難者の把握が一番重要。家では、ヘルメットと黄色のハンカチをワンセットで保管してほしい」と呼び掛け、営農組合から非常食にと提供された新米を非農家に配った。

 参加者は、日野消防署南消防出張所の指導で、身近な物を代用する応急処置法や毛布を使った担架作りも学んだ。

▲竹筒を利用したご飯炊きに挑戦中(東近江市市子川原町のさくら公園で)
●楽しい防災運動会


 楽しみながら防災知識や技術を身に付けようと、市子川原町自治会(福井勝会長)が十九日、ミニ運動会と防災訓練を合体させた「防災運動会」をさくら公園で行った。

 午前八時からの避難訓練では、各組単位で人数を確認後、避難場所の同公園に集まった。続いて、永源寺地区の高木町を参考にしたという「防災運動会」がスタート。

 地震の合図とともに親子で卓球台の下へ駆け込む“逃げろ!地震だ”や簡易担架を作って土のうを運ぶ“つくれ!担架でリレー”、誰が水消火器の消火活動を行わなければならないかわからない“水だ!初期消火満水リレー”など、子どもからお年寄りまで幅広い年代層が競技に熱中した。

 「子どもも体験できるのはええこっちゃ」との声もあり、福井会長は「百九十四人の小さな集落だが、百三十七人も集まってくれた。自分の組の状況把握と合わせて、災害時に役立つ技術を体で覚えておく絶好の機会となった」と、初の試みに手応えを感じていた。

 防災運動会の企画運営をサポートした東近江市消防団第八方面隊の福永敬治隊長も「一人でも多くの人が災害を知り、対応を学び、もしものときに実践するということを意識してほしい」と話し、自主防災活動の広がりに期待を寄せた。

 


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