地産地消メニューコンテスト 食を通した地域活動にも評価
◇東近江・永源寺 農林水産省が今年度から開催した「地産地消給食等メニューコンテスト」で、東近江市和南町の池田牧場が出品した「大皿料理・鹿ロースト」が外食・弁当部門で近畿農政局長賞に選ばれた。 同コンテストは、同省が地産地消の取り組みの推進を目的に開催。九月二十四日~十月十七日まで学校給食や社員食堂等を対象に提供される給食、外食や弁当を対象に地域で生産される農林水産物を使った地産地消メニューを公募した。 同賞に選ばれた池田牧場の料理は、十度以下の気温下で狩猟された良質の鹿肉をブドウ酵素に一晩漬けて臭みを消し、二年かけて開発した肉が硬化しない調理方法で鹿肉の旨さを引き出した。現在、有機米のご飯、地元産の野菜、牛乳を材料にグラタン、天ぷら、丁字麩の辛子和えなど、十二品の献立を盛り込んだコース料理として提供している。 地域の生産者と連携した地場産物が積極的に取り入れられている点や優れたメニュー内容であることが高く評価された。 鹿コース料理は、築百六十年経つ民家を移築したレストラン「香想庵」のメイン料理の一つで、田舎の親戚を訪れたような温かみある家庭的な雰囲気の中で食材の持ち味を活かした本格的な料理を提供しており、食通だけでなく、名物のジェラードを買い求めにきた客にも人気がある。 池田牧場では、料理だけでなく、牛乳豆腐づくりなどの体験教室の開催や小学校に出向いた出前講座で食べ物の大切さを伝えるなど食を通した地域活動にも取り組んでおり、これらにも評価が寄せられた。 表彰式は一月三十日京都市内で行われる。






