正善寺で「除夜の鐘の集い」
◇東近江・蒲生
地域住民そろって厳かに新年を迎えようと、東近江市市子川原町自治会(福井勝自治会長)とまちづくり委員が先月三十一日、同町内の正善寺で「除夜の鐘の集い」を開いた。
この集いは昨年から自治会が中心となり企画しているもので、今回で二回目。
午後八時半、手作りのペットボトルツリーとろうそくの明かりで彩られた境内に、老若男女約六十人が集結。粉雪が散らつく中、温かい甘酒を飲みながら市子川原町の活動を写真で紹介するスライドショーに見入り、「あーこんなんもしたな」と一年を振り返った。
続いて、本堂での“ミニ音楽コンサート”。同町の向井海美さんと福永有貴さんがピアノ連弾を披露し、寺澤尚美さんが向井倫子さんのピアノ伴奏のもと美しいフルートの音色を響かせた。
最後に全員で「琵琶湖周航の歌」を歌い、宗派に関係なく地域住民が大晦日に集える喜びを分かち合った。
百八回は人間の煩悩の数また四苦八苦を取り払うとも言われている除夜の鐘。「めったにできることではないから」と、参加住民はライトアップされた釣鐘堂にあがって、合掌してから順番につき、正善寺の鐘の音色を全身で受けて心を清らかにした。お父さんと一緒に鐘をついた福永ひかりちゃんは「鐘の音がとても大きかった。気持ちがスッキリして、来年もつきたい」と話していた。








