付け替え道路「建設すべき」
◇全県
国土交通省の大戸川ダム計画(大津市)に対して中止を求めている滋賀と京都、大阪の三府県知事は八日、現地の状況を視察し、ダム中止になった場合、建設されるかどうか不透明な関連事業の県道付け替え道路について三府県で連携して国に働きかけるなどして建設する方向性を強調した。
視察の後、甲賀市内で行われた記者会見では、山田啓二京都府知事は「このまま(工事せずに)放っておくのは、地域の人の心情を考えれば難しいし、すべきでない」と感想を述べた。
橋下徹大阪府知事は「あのまま放ったらかすと、国民に税を払って下さいと言えなくなる。行政の責任を果たすべき」と話した。
嘉田由紀子滋賀県知事は「現状を共有できありがたい。地元としては、道路、地域振興、ダムをあてにして手をつけられなかったローカル治水(河川改修)を十分協議していきたい」と抱負を語った。
また、治水の下流域の負担について山田京都府知事は「上流、中流、下流が一体的に安全性を担保する必要性がある。今後、具体的な進め方を検討したい」、橋下大阪府知事は「治水安全の観点からしっかり上下流の利益を調整したい」と述べるにとどまった。






