死者5人増の13人 飲酒の人傷事故も7件
◇東近江
東近江署は、昨年一年間の交通事故発生状況をまとめ発表した。
人傷事故は、八百九十八件で前年と比べて三十四件減った。そのうち死亡事故は、前年より五人増えて十三人で、うち十一人は六十五歳以上の高齢者が占め、お年寄りが犠牲になっている割合は県内で最悪の数字となった。地域別では、八日市五人、蒲生と能登川が二人、永源寺、五個荘、湖東、日野が一人、愛荘はなかった。
事故に巻き込まれた負傷者は千百七十七人(重傷八十二人)で前年対比で八十七人減少したが、物損事故は百六十一件増加し、四千八百七十八件あった。
事故の発生は、朝の通勤時間帯と家路に急ぐ夕方の薄暮時間帯に集中、死亡事故は午後六時から同八時の間に五件が発生し、夕方から夜に変わる道路状況に十分な注意が行き届きにくい時間帯に多発し、歩行者が犠牲になっている場合は、ドライバーから発見されにくい状況が重なっていることから、同署では反射材の着用を呼びかけている。
人傷事故件数に占める割合が、県平均より高いのが交差点事故(全体の四三・五%)次いで出会頭事故(三一・八%)、女性ドライバーの事故(三二・二%)、夜間事故(二七・七%)などが挙げられ、東近江署管内の特徴となっている。
事故原因では、安全運転義務違反(四九・三%)がトップで、次いで交差点での安全進行義務違反、一時不停止の順となっているが、歩行者の違反も五件あった。
罰則が厳しくなった飲酒運転による事故は、前年よりも三件減って七件(負傷者十二人)になったものの、未だに飲酒運転を続ける悪質なドライバーが後を絶たないことが浮き彫りになっている。
取締り結果は、無免許五十件、スピード違反千八百四十三件、歩行者妨害二十六件、飲酒六十七件、信号無視七百三十九件、一時不停止千二百四件、シートベルト未着用三千二百二十四件で、七月以降に取締りが強化され信号無視と一時不停止は二倍余り増え、歩行者妨害は一・五倍、飲酒は微増した。一方、無免許とスピード違反は一割以上減った(いずれも前年対比)。





