身元解明へ情報呼び掛ける
◇全県
琵琶湖岸におけるバラバラ殺人死体遺棄事件捜査本部(近江八幡署に設置)は、昨年五月十七日から同二十一日にかけて、男性の切断された頭部、両脚、左足首が相次いで発見されたことを受け、懸命に捜査をすすめるものの身元判明にまで至っていない。
このことから捜査本部は、警察庁科学警察研究所の協力を得て、身元解明への手掛かりにと、頭蓋骨を元に作成した「顔の復元図」=写真=を公表した。
同七月にもポスター(B4サイズ)一万枚を作成し、県内の各駅、コンビニなどに配布して協力を呼び掛けている。現在まで、約百四十件の情報が寄せられているが、有力な手掛かりにまで結び付いていないのが現状。
昨年五月十七日に近江八幡市の琵琶湖岸で右脚と左脚が発見され、さらに同二十日には東近江市栗見新田町の湖岸で頭部、翌二十一日には大津市下坂本町四丁目の藤ノ木川河口付近で左足首が見付かっている。
DNA鑑定の結果、同一人物のものと判明したことを受け、これらの資料に基づき作成した似顔絵を早々に公開したが、有力な手掛かりとなる情報は集まらなかった。髪型は水中での自然脱毛、鼻・唇・あごは欠損のため不明という。
これまでの鑑定結果などから、体の特徴は男性、年齢四十五~六十五歳、身長一七〇~一八〇センチ、小太りの肥満型、血液型O型、白髪交じりで黒色に染色、左目尻の下に直径一・五センチのこぶ(三年前は無かった可能性も)、足二四・五センチ(靴は二六センチぐらい)で、現在のところ胴体と両腕が見つかっていない。
警察は、身元解明へ全力で捜査を続けているが、いっこうに進展をみないことから、捜査本部のある近江八幡署にフリーダイヤル(0120―32―0027)を設置し、解明へ「ささいな情報でも」と協力を求めている。






