能登川博物館で15日まで
◇東近江・能登川
子どもたちの学習に役立ててもらえれば―と東近江市能登川博物館では、毎年この時期に行われる小学三年生の社会科授業「むかしのくらし」に合わせて、衣食住に関する民具を集めた『第八十回企画展 はかる道具―計る測る量る―』を開いている。
今回、スポットを当てたのは“はかる道具”の数々。物差しや間竿、土地測量用の巻尺など、長さ・深さ・広さを「測る」道具をはじめ、枡や天秤ばかりの重さ・容積を「量る」道具、柱時計やそろばんといった時間・数値を「計る」道具など、約百五十点の資料を展示している。
物の値段をはかる「お金のコーナー」では、天保通宝や一分銀などの古銭のほか、明治元年に政府が初めて発行した紙幣「太政官札」や、伊庭町にあった旗元三枝領内で発行された藩札の一種「伊庭札」などの珍しい紙幣も紹介されている。
このほか、実際に手にとって体験できる「民具コーナー」が設置され、銭枡(硬貨の計算道具)や天秤ばかり、炭火アイロンなどが並んでいる。
さらに、不定期だが、地域学芸員の稲葉政幸さんによる蓄音機の演奏会も行われており、現役時代を懐かしむ高齢者や興味津々の子どもたちが訪れている。
入場無料。二月十五日まで。開館時間は午前十時から午後六時。月・火曜・祝日休館。問い合わせは同博物館(TEL0748―42―6761)へ。






