「プラン検討会議」を設置し 2~3既存施設から1施設決定へ
◇全県
既報の通り県は九日、平成二十一年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度当初比一・七%減の四千八百五十二億円となっているが、この中で注目されるのが「平和祈念館(仮称)既存施設活用調査」として四百万円が計上されたことである。懸案であった平和祈念館がようやく整備されることになったのだ。
県では、県民の戦争体験を風化させず、次代を担う子どもたちに、戦争の悲惨さと平和の尊さを伝えようと「平和祈念館」の建設を計画し、県民から戦争や戦時中の暮らしに関する資料・情報等を募って、約二万三千五百点を仮保管してきた。
当初は東近江市の布引運動公園に新設する予定だったが、厳しい財政事情を踏まえて、既存施設の活用に方針転換を図るもの。
二十一年度に、県、同市、学識経験者、関係団体らで「施設整備プラン検討会議」を設置し、同市から推薦される二~三施設の既存施設を検討して、最も適した一施設を決定し、整備プランを作成する。同会議の開催は、四回程度を予定している。
具体的な検討内容としては(1)二~三の既存施設について、簡易設計図面、改修工事内容、コストの概算、地域のまちづくりへの貢献などを「概略プラン」として作成する(2)この概略プランを検討し、既存施設の中から整備する施設を一か所に決定(3)施設整備プランの作成――などとしている。






