教習会で普及啓発の推進役を目指す
◇東近江・湖東
滋賀県と県内自動車・運輸関係団体は十一日、CO2削減に向けた「エコドライブ教習会」を東近江市平柳町のクレフィール湖東交通安全研修所で開いた。
ドライバーの心掛けから、自動車が排出するCO2を少しでも削減しようと、教習会を修了した人をエコドライブマイスターに認定し、エコドライブのリーダーとして普及・啓発の推進役になってもらうのが狙い。
教習会には公募の県民十八人が参加し、三人が六台の車に分かれて、普段から運転している通常走行で、一時停止や信号のある二・六キロのコースを走った。
車の助手席には、クレフィール湖東と県自動車整備振興会からインストラクターが乗り込み、運転する人それぞれの走行データ(特に燃費)を収集した。
続いて、エコドライブ(省エネ運転)の概要と操作方法を学ぶ講義が開かれ、発進時や走行時、加速・減速時、停止時の操作改善によって、エコドライブにつながることを確認し合った。
インストラクターは、急発進・急加速、むらのあるアクセル、無駄なブレーキほか、スムーズな運転、早めのアクセルOFF、アイドリングストップをすることによって「燃費改善効果が生じる」と説明した。
実践のためには「エコドライブ5・5・5」を提唱し、発進時の5秒間で二〇キロ程度に加速、目標速度から5キロ抑制、5秒間のアイドリングストップが省エネにつながるとした。
講義を終えた参加者は、インストラクターによるエコドライブ模範走行を参考に、前回の通常走行と同様のコースで、アドバイスを受けながらエコドライブに挑んだ。
通常とエコドライブの違いを示す走行結果では、講習前が一リットル当たり走行距離七・四三キロ~一一・三二キロだったのに対し、講習後は同八・五七キロ~一三・二四キロに伸ばし、燃費改善率は平均で一三・三二%を示している。
参加者は「よく理解できた」「楽しく学習できた」「参考になった」「学習したことを広めていきたい」などと話し、正しい知識を身に付けたエコドライブマイスターとして普及・啓発に取り組む。






