3つの外国人学校へ分配 托鉢の布施米、子どもたちに
◇東近江
東近江市社会福祉協議会の奥善夫会長らはこのほど、「子どもたちの食事への心配が少しでも解消するように」と、派遣切り等で不安を抱える外国人の学校へ、善意銀行に寄せられた寄付米百二十五キロを届けた。
「百年に一度」と言われる世界的経済危機は、派遣切りや内定取り消しなど、人々の生活を脅かす社会問題へと発展している。特に、外国人労働者の派遣切りは深刻で、社宅や寮からの立ち退きや親の失職によって学校に通えない子どもが急増し、閉鎖する学校が相次いでいる。
市内にも多くの外国人が在住していることから、その子どもたちが通う外国人学校の支援しようと、コレージオ・サンタナ学園(愛荘町)、日本ラティーノ学園(近江八幡市)、アジア・ブラジル学園(竜王町)に米を分配した。
この米は、同市能登川町にある天台宗安楽寺の普照房慈弘住職(71)らが行った寒行托鉢行での布施米で、地域福祉に役立ててほしい―と、集まった四十二万五千二百九十五円とともに先月、善意銀行に寄付されたもの。





