全札所揃って本尊ご開帳
◇全県
県内にある西国三十三所・六か寺の本尊開帳が注目を集めている。いずれも歴史ある名刹ばかりで、貴重な文化財や境内を彩る季節の花々など見どころがいっぱいだ。
第十二番札所の岩間寺(大津市)は、松尾芭蕉ゆかりの寺で、秘仏本尊を十九年ぶりに開帳する。本尊の千手観世音菩薩像は十メートルほどの金銅仏で、汗かき観音・雷除け観音としても有名である。今回の開帳は十九年ぶりだが、その前はおよそ三百六十年ぶりの開帳だった。本尊開帳
期間は十月十七日~十二月十七日、来年四月十七日~五月十七日まで。入山料大人四百円、高校生以下無料(内拝は志納)、問合せ先は、岩間寺(TEL077―534―2412)まで。
第十三札所の石山寺(大津市)は、源氏物語ゆかりの寺で、秘仏本尊を七年ぶりに開帳する。本尊の如意輪観世音菩薩像は、重要文化財にも指定されている像高約三メートルの秘仏。期間は、~五月三十一日、九月一日~十二月十六日。入山料は五百円(内拝は五百円)。問合せは、石山寺(TEL077―537―0013)まで。
第十四札所の三井寺(大津市)は、弁慶ゆかりの寺で、秘仏本尊を二十九年ぶりに開帳。観音堂の本尊である如意輪観世音菩薩像は、重要文化財にも指定されている秘仏。期間は、十月三日~十一月三十日、来年三月十七日~四月十八日、入山料五百円(内拝は二百円)、問合せ先は、園城寺(三井寺)(TEL077―522―2238)まで。
第三十番札所の宝厳寺(長浜市)は、神が住む島「竹生島」で、秘仏本尊は九年ぶりに開帳すれる。本堂の本尊は弁才天像だが、札所である観音堂の本尊は千手観世音菩薩像であり、六十年に一度だけ開帳される秘仏。期間は、今年五月一日~三十一日、来年五月一日~三十日。アクセスは、長浜・飯浦・今津・彦根等各港から竹生島行き観光船出航琵琶湖汽船(TEL0749―62―3390)、オーミマリン(TEL0749―22―0619)。入島料は大人四百円、子ども三百円(内拝無料)、問合せ先、宝厳寺(TEL0749―63―4410)まで。
第三十一番札所の長命寺(近江八幡市)は、寿命長遠のご利益がある寺で、秘仏本尊は、六十一年ぶりの開帳。千手観音を中心に十一面観音・聖観音の三体を一つの厨子に安置した三尊一体の秘仏であり、重要文化財にも指定されている。期間は、今年十月一日~三十一日、入山料無料(外陣からの参拝は無料、内陣からの特別参拝は千円)、問合せは、長命寺(TEL0748―33―0031)まで。
第三十二番札所の観音正寺(安土町)は、総白檀の本尊と秘仏胎内仏を開帳する。本尊は像高三・五六メートルの総白檀の千手千眼観世音菩薩坐像で常時拝観することができるが、今回は旧本尊に模して作られた胎内仏(秘仏)が特別に開帳される。期間は、九月一日~十一月三十日、来年四月一日~五月三十一日、入山料無料(内拝は三百円)、問い合せは、TEL0748―46―2549まで。






