ラ・フェスタ・プリマベラ2009
◇東近江・安土町
クラシックカーの祭典「ラ フェスタ プリマベラ」が、十九日から三日間、大阪、京都、滋賀、奈良、三重の二府三県、全長約八百五十キロでラリー大会を繰り広げた。
関西では初開催で、二十一日には近江路を駆け抜けた。チェックポイントや街頭には大勢の県民が繰出し、声援を送った。
安土町の文芸の郷では、町民や周辺市町からのクラシックカーファン五百人あまりが到着を待ち、美術品のような車が到着するたびに、手や小旗を振って歓迎した。
次々と到着するドライバーには、あづち天正使節や商工会女性部員からヨシちまきやヨシ茶がプレゼントされたほか、安土城天主信長の館では抹茶でもてなした。
最も古い一九二三年の「BUGATTI BRESCIA T22」から、一九七二年「NISSAN FEIRLADY 240 ZG」まで、ファンにとってはよだれが出る名車がずらりと並んだ。
クラシックカーの周りにはすぐに人だかりができ、ボンネットをあけて調整する車を見つけると、熱心にその様子を見たり、ドライバーに質問するファンも。
カメラや携帯電話を持った人たちが、会場内を小走りに移動し、その顔、瞳は、まるで子どもが宝物を見つけた時の輝きと憧れであふれていた。
ドライバーは時間調整のひとときをゆったりと過ごし、ひと息ついて、ゴールの大阪をめざして、また、出発した。
七十台ものクラシックカーが一堂に会し、動く自動車博物館と化した会場では、カーマニアでなくとも大興奮だった。









