利便性向上、3倍の12便へ
◇東近江・能登川
能登川地区で実施されている市内循環バス「ちょこっとバス」の実証運行が見直され、一日から、乗車率の低い路線バスの替わりに予約制乗合のデマンド(需要)タクシー「ちょこっと号」が走っている。
交通空白地域の解消を図るため、平成十九年十月から市のコミュニティバスを走らせ、本格運行に移行できるかをみる実証運行が行われている。昨年の第二次実証では、四路線から六路線に拡大すると共に十人乗りのワゴン車(五路線)を導入し、狭い集落内にも対応できるよう見直しを図ったが、路線を増やしたことによる一日の便数が減り、利用者が少なくなるという結果になった。
このため、今回の改正では、利用状況や便数を参考にバスと予約制乗合タクシーを運行させたもので、利用者の多い「大中線」(大中―福堂―山路)については従来通り二十九人乗りのバスを走らせている。
新しく予約制乗合タクシーが導入されたのは、旧神郷線と中洲線を統合した「神郷中洲線」(神郷―旭ヶ丘―丸善前―山路―猪子―伊庭―城東西)と、旧ドリームハイツ線と城東線をまとめた「ドリーム城東線」(ドリームハイツ―今―丸善前―山路―泉台―中央―城東東)、旧新宮線と須田線の「新宮須田線」(新宮西―川南―躰光寺―伊庭御殿地前―安楽寺―南須田)。
いずれの路線もJR能登川駅、市立能登川病院、能登川支所を経由し、これまで四~五本だった便数は十二便(一時間に一便)にまで増えた。また、予約が入っていないバス停は経由せず、短縮のショートカットコースで目的地まで運ぶ利点があり、タクシーの利便性と乗合・低料金というバスの特徴を兼ね備えている。
利用方法は、事前に電話で予約し、近くのバス停から目的地まで乗り合いで利用する「デマンド(需要)交通」の仕組みで、発車の三十分前まで(始発便は前日予約)に、予約センター(近江タクシー、滋賀京阪タクシー)へ▽路線名▽時刻▽停留所▽名前▽乗車人数―を伝え、予約した停留所から乗車する。
実証運行は平成二十三年三月末まで。市交通政策課では「バス路線を維持するため、どんどん利用していただき、地域の足を守り育ててほしい」と呼びかけている。
運賃は一律おとな二百円(小学生百円、乳幼児無料)。問い合わせは同課(TEL0748―24―5658)へ。






