滋賀労働局が是正指導
◇全県
滋賀労働局が日本電気硝子(本社・大津市、日電硝子)と子会社(大津市)、請け負い会社(金沢市)の三社に対して十二日、偽装請負を指摘し、是正するよう指導していたことが、県労働組合総連合(滋賀労連)によって明らかにされた。
偽装請負は、人材会社から労働者の派遣を受けているのに、形式的に「請負」と偽って、労働者使用に伴う責任を逃れようとする行為で、職業安定法や労働者派遣法に觝触する。
滋賀労連によると、日電硝子能登川工場(東近江市)で働いていた二十代ー五十代の請負会社員十八人が滋賀労働局へ偽装請負の実態があると申告した。
同局はこれを受け、日電硝子と子会社に対して、申告のあった十八人を直接雇用するよう推奨するとともに、偽装請負の告発が高月工場などの労働者からも行われてきたことから同社五工場(能登川、高月、石山、上中、藤沢)全体で総点検して是正する計画書を今月末までに提出するよう求めたという。
滋賀労連は「これだけの規模の大きい会社で偽装請負が発覚し、是正指導が入ったのは県内で初めて。県内製造業への影響は大きい」としている。






