民間飛行場と開拓の地に 移転改築・来年9月開校
◇東近江
東近江市は、児童数の増加や建物の未耐震、老朽化により八日市南小学校を二校に分割するうちの一校「新八日市南小学校」の起工式を沖野三丁目の建設用地で行った。
来年四月の開校を目指して建築が進められている箕作(みつくり)小学校に続く校舎でひまわり幼児園(沖野幼稚園と聖徳保育園の複合施設)に隣接する用地に鉄筋コンクリート造りの二階建てと三階建ての校舎と体育館、運動場(トラック一周二百メートル)、プール等を建設する。工事費は約二十億四千万円。
新校舎には、環境教育の学習教材として屋上に十キロワットの太陽光発電パネル、冷暖房、エレベーター、児童増加を見込んだ予備教室を設置するほか、ひまわり幼児園側の道路沿いには、「こども森」(面積約一千平方メートル)を設け、地域住民の憩いの場となる役割も持たす。敷地には、大きな災害時の住民避難所としても利用できる機能が備えられる。
完成は、来年七月末。夏休み中に移転準備を終え、九月一日に開校する予定。
起工式で、西澤久夫市長は「(建設地の)沖野は、開発が進んだとはいえ、まだまだ自然が残っており、子どもの教育環境にも恵まれている。地域に根ざした学校になるよう期待している。また、荻田常三郎の飛行で、日本最初の民間飛行場となった郷土の歴史を継承していく学校づくりにも取り組んでもらいたい」とあいさついした。







