公設民営で来年4月オープン
◇大津・大津市
昭和九年に建設され、浜大津でレトロ・モダンな光彩を放ってきた「旧大津公会堂」(大津市浜大津一)が来年四月、中心市街地のにぎわいを回復するための集客交流拠点施設として生まれかわる。
この改修は、中心市街地活性化基本計画(旧大津百町・なぎさ公園・びわ湖ホール付近)の一環で、大津駅前と大津港エリアを結ぶ都市機能を再構築し、湖岸だけでなく町中への誘客を担うもの。
施設の老朽化と耐震上で大きな問題を抱えていたが、保存を求める市民の粘り強い運動を受けて同市が調査、検討を重ね、平成二十年に国から中心市街地活性化基本計画の主要計画として認定を受けた。
計画によると、改修は国のまちづくり交付金を受けて市が行い、商業施設の運営は官民出資の株式会社まちづくり大津、そのほかのホールや会議室は指定管理者が運営する。
改修費用は二億二千五百万円で、周辺地域に飲食店が少ないことから地下一階と地上一階には飲食四店舗、二階は会議室と多目的室、情報発信室、三階はホールが設けられる。
飲食店の営業時間は午前十一時から午後十時までで、平日は周辺オフィスで勤めるビジネスマン、週末は住民だけでなく、京都、大阪からの観光客を想定している。
なお、中心市街地活性化計画は、大津駅前~大津港エリアの整備のほか、旧東海道を中心としたエリア、琵琶湖を生かした観光で集客を目指すびわ湖湖岸地区|を重点区域とする。
これまで実現しているものでは、イタリア料理などが楽しめるオープンカフェ(なぎさ公園)、補助制度で町家を改修した店舗などがあり、街の活性化に期待が膨らんでいる。






