田島 郵便局長や労組が総決起 池田 彦根、長浜でローラー作戦
◇全県
【2区】
池田信隆 幸新 49
藤井勇治 自前 <1> 59
田島一成 民前 <2> 47
民主 田島一成
六月二十四日、長浜市内で開かれた民主党の「政策フォーラム」には、衆院議員の原口一博が駆けつけた。約六百人で埋まった満員の会場は、異様な熱気に包まれていた。それは、参加者の約二割を郵便局長と日本郵政グループ労組「JP」が占めていたからだ。
滋賀2区の郵便局は、東近江市を除くと、七十一局(正社員三百二十一人)にのぼる。それを束ねる亀山郵便局長(彦根市)の若林茂(東部地区郵便局長会長)は「郵政民営化に反対した小西さんの刺客である藤井さんの再選を阻止するためにも、支持する国民新党と選挙協力関係にある民主の田島さんを応援する」と意気込む 。
田島の選対本部長である県議の江畑弥八郎は「四年前は市町議員が三十二人、県議が二人だったのが、現在では市町議員が四十六人、県議が七人に増加したことで、地域での運動量が飛躍的に伸びている」と自信を深める。 さらに今回は、共産が候補者を立てず、前回、同党候補が獲得した一万票のうち、三割を吸収したいという。そこに「政権交代」の風が吹き八万票を超える勢いだが、彦根市長選のしこりが不安材料といえる。
●彦根市長選の亀裂
四月二十六日に投開票された彦根市長選は、無所属現職の獅山向洋が、いずれも無所属新人で元県議の大久保貴、輸入販売業の和田裕行、元市議の辻橋正一、元市議の伊藤善規の四人を破って、三選を果たした。
獅山には自民党彦根市連協の推薦に加えて、保守系会派の新公政会、公明、共産市議らがスクラム、三度目の挑戦の大久保には民主党県議の江畑や市議三人、和田氏は自民党県議の西村久子、労組系の安藤博(パナソニック)など二市議、辻橋には、民主党県議の中沢啓子らが応援した。また、民主、連合は自主投票に なった。
わずか三十九票差で次点に泣いた大久保は「市長選は、田島さんの指導力が試された。獅山さんを倒すことが先決だっただけに、私なりを民主が推薦すべきだった」と振り返る。
和田も「辻橋陣営は、安藤さんがいるパナソニック工場門前でリーフレットを配るなど、連合の約束ごとを守らなかった。同陣営を指揮した中沢県議にはいまも抵抗感がある」としこりを残す。
田島は来月七日、彦根市平田町に選挙事務所開きを行うが、藤井も来月一日ごろに選挙事務所を同市内に設置の予定だ。雌雄を決する“彦根決戦”に、同市長選が微妙な影を落としている。
幸福 池田信隆
この十一日、彦根市で滋賀4区の事務所開きが行われたが、幸福実現党本部総務会長の林雅敏は「選挙は数字となって結果が出るため、宗教法人にとっては、存亡をかけた戦い」とげきを飛ばした。
池田は、支持母体の宗教団体「幸福の科学」の組織力を生かして、ビラの各戸配布と戸別訪問を彦根、長浜市を中心にローラー作戦を展開。今後は郡部へ入り七万票を目指す。【高山周治・石川政実】






