雇用などの諸課題で舌戦熱く
◇甲賀・甲賀市
衆院選4区の公開討論会がこのほど甲賀市内で行われ、候補の武藤貴也(自民)、坪田五久男(共産)、奥村展三(民主)の三氏が、雇用問題をはじめとする様々な分野で熱い議論を戦わせた。なお、曽我周作氏(幸福実現)は欠席した。
この中で雇用問題について武藤氏は、企業が生産拠点を海外へ移転させているのは国内の人件費が高いためであり、「派遣労働者の労働環境を改善する重要で必要不可欠なことと同時に、海外への工場流出をどう防ぐか、両方の視点を勘案して議論を深めることが必要」と主張した。
坪田氏は「労働者派遣法を抜本的に改正して、雇用は正社員が当たり前の社会に戻す。同じ職場に均等待遇のルール、残業時間の上限を法律で規制し、過労死、サービス残業を社会から一掃する」と訴えた。
奥村氏は「中小企業、地場産業への経営に対する制度融資を国としてしっかり成し遂げていかないといけない。国、金融機関にも体力はないといわれるが、地域に投資するため、しっかりした制度を確立すべき」と述べた。
また、最後に武藤氏から奥村氏への質問では、民主党が政権交代を掲げている一方で、小沢前代表、鳩山代表が続けて指摘された「政治とカネ」の問題について、「様々な古い体質を背負っている。首相としてふさわしい政治手法をこれからとっていけるのか」と質問した。
これに対して奥村氏は「説明責任は果たすべき。企業、団体献金はしっかり廃止する。鳩山代表においても、しっかり説明責任を果たすよう申し上げていく。そういう問題が今日までいろんなシステムを悪くしている」と答えた。
一方の奥村氏は武藤氏への質問で、武藤氏とバトンタッチした同区選出の前衆議、岩永峯一氏の印象についてたずねた。
これについて武藤氏は「宗教法人から献金を受け取って、政治資金収支報告書に記載されてないことで、有権者に様々な不安をうんだのは事実だが、残したものもいっぱいある。全て勘案して岩永氏をみていきたい。これらからも政策的なアドバイスをもらいたい」と話した。






