大津市伝統芸能会館
◇大津
能オンステージ「弱法師(よろぼし)」が、十月十七日、十一月二十一日、来年一月九日の三回シリーズで大津市伝統芸能会館で開かれる。物語の背景や役者の解釈、面、装束の選び方など、普段舞台をみるだけでは知り得ない貴重な話や舞台裏が堪能できる。
能の「弱法師」は、難波の四天王寺を舞台に、盲目の乞食・俊徳丸と理由あって彼を捨てた父親との再会と和解を描いたもの。
パート1(十月十七日)は、「弱法師」の物語展開を中心に、能の演出を実演を交えて解説する。能の「音楽劇」としての一面にスポットを当て、囃子の演奏と演技を通して詞と歌謡、所作と舞踊の関連をひもとく。
パート2(十一月二十一日)は、装束や面をみて「弱法師」の作品世界を理解する。盲目の少年弱法師は、天王寺の光に引かれて現れ、夕日に戯れ、清浄な世界に遊ぶ。「弱法師」の脚本と演出を、能装束の着付けを交えて解説し、戯曲の魅力を探る。
パート3(来年一月九日)はいよいよ観世流能「弱法師 盲目の舞」の公演。あらすじは、河内の高安に住む左衛門尉通俊(ワキ)は、中傷により我が子の俊徳丸を追い出したが、それを後悔し、俊徳丸のため天王寺で七日間の施しを行なう。 料金は、通し券で五千円(先着百二十人)。パート1=千五百円(発売中)、パート2=千五百円(十月六日から発売)、パート3=三千円(十一月十七日から発売)となっている。
販売所は、大津市伝統芸能会館、大津市民会館、大津駅・石山駅・堅田駅前の各観光案内所となっている。問い合わせは大津市伝統芸能会館(TEL077―527―5236)まで。






