琵琶湖博物館で12月から
◇湖南・草津市
県立琵琶湖博物館(草津市)はこの十二月から来年三月まで、新琵琶湖学専門セミナー「湖と人間」を開催する。
今回のセミナーは、同館学芸員をはじめ県内の研究機関や博物館等の協力を得て、琵琶湖とその流域の自然、歴史、人びとの暮らしなどについて最新の研究成果をわかり易く解説するもの。講演は、この十二月から来年三月の土曜日の全十回。講義を七回以上受講すれば、修了証が発行される。
対象は高校生以上で、だれでも参加できる。参加は、無料。募集期間は、各講演日の前日まで一講演から随時受付ける。講師、テーマは次の通り
【十二月五日(第一回開校 琵琶湖のおいたち)】川那部浩哉・琵琶湖博物館館長▽「火山灰からみた琵琶湖の生い立ち」=里口保文・同博物館専門学芸員【同月十二日(第二回琵琶湖流域の生き物1)】「DNAで探る琵琶湖地域のオサムシ類の系統進化」=八尋克郎・同博物館専門学芸員▽「アシナガバエ属の進化を探る」=桝永一宏・同博物館主任学芸員【来年一月九日(第三回琵琶湖流域の生き物2)】「琵琶湖地域の魚類寄生虫」=Grygier・M・J・同博物館総括学芸員▽「カイミジンコからみえること」Smith・R・J・同博物館主任学芸員【一月二十三日(第四回琵琶湖流域の生き物3)】「琵琶湖地域の珪藻類の多様性」=大塚泰介・同博物館主任学芸員▽「繊毛虫類の不思議」=楠岡泰・同博物館主任学芸員【一月三十一日(第五回琵琶湖流域の生き物4)】「琵琶湖のヨシ 倍数性と遺伝的多様性から見えること」=金子有子・県立琵琶湖環境科学研究センター専門研究員▽「琵琶湖の水草とその長期変遷」=浜端悦治・県立大学准教授【二月六日(第六回琵琶湖の遺跡)】「琵琶湖湖底遺跡の謎」=濱修・県文化財保護協会調査整理課長▽「遺跡の立地条件を探る」=宮本真二・琵琶湖博物館主任学芸員【二月十三日(第七回琵琶湖の生き物)】「琵琶湖の水生植物の研究史とこれから」=芦谷美奈子・同博物館主任学芸員▽「(仮)琵琶湖の無脊椎動物」=西野麻知子・琵琶湖環境科学研究センター総合解析部門長【二月二十七日(第八回琵琶湖の水や利用)】「循環型の暮らし方(桶風呂の文化史)」=老文子・琵琶湖博物館学芸員▽「中世琵琶湖の殺生禁断」=橋本道範・琵琶湖博物館主任学芸員【三月六日(第九回琵琶湖地域の歴史)】「知将石田三成と松原内湖の佐和山城」=太田浩司・長浜城歴史博物館副参事▽「東山道の観音寺城から琵琶湖の安土城へ」=伊庭功・県教育委員会文化財保護課副主幹【三月十三日(第十回琵琶湖地域の考古学)】「コイ・フナ類の文化を探る」=中島経夫・琵琶湖博物館上席総括学芸員▽「琵琶湖をめぐる古墳と古墳群」=用田政晴・琵琶湖博物館研究部長(講演が終了次第、閉校式を行う)。
なお応募方法は、琵琶湖博物館新琵琶湖学専門セミナー係(TEL077―568―4811)まで。





