ことぶきディーワークスで
◇東近江・近江八幡市
滋賀県すし商生活衛生同業組合(川西昇理事長)による福祉施設慰問事業が九日行われ、近江八幡市長光寺町にある知的障害者通所授産施設の社会福祉法人ことぶきディーワークス(杉本昌俊理事長)の仲間や職員らにすしを振る舞った。
十一月一日が「すしの日」であることから、すし職人の技と味を楽しんでもらおうと、同組合が二年前からこの時期に福祉施設を訪問しているもので、県内十一支部を毎年一か所ずつ順番に訪れている。今年は、近江八幡支部での実施となった。
今回は近江八幡市内のほか、大津市、高島市、愛荘町の有名すし店から五人のすし職人が川西理事長と共に施設を訪れ、施設の仲間の目の前で、大トロや鯛のにぎりずし、いくらの軍艦巻、バッテラなどの押しずし、鉄火巻などの巻きずしなど、八種類のすしを見事な手さばきでつくる様子を披露した。
また、「四季の細工ずし」という著書も出している大津市「丸萬」の青山修治さん(62)が、イカやイクラなどのすしネタで「サクラ」や「チョウ」、楽譜を切り取ったような「メロディー」や「サンタクロース」など十種類の細工ずしを次々とつくると、仲間たちは口々に「きれい」「かわいい」「すごい」などと感動の声をあげ、芸術作品に心奪われていた。
四十五人前のすしが約一時間で出来上がり、仲間の前に配られたところで、仲間の代表が「ぼくたちのために、すしをにぎりに来てくださりありがとうございます。楽しみに待っていました。感謝の気持ちでいっぱいです」とお礼を述べ、みんなで書いた寄せ書きと、施設でつくっているパンやお菓子を職人のみなさんに贈った。
仲間のみんなは、うれしさとおいしさを笑顔いっぱいに浮かべながら「おいしい」「こんなの今まで食べたことない」などと、口いっぱいにすしをほおばっていた。







