受賞者が記念スピーチ
◇大津
第十三回糸賀一雄記念賞と第一回糸賀一雄記念奨励賞の授賞式が十一月十九日午後一時から、ピアザ淡海(大津市におの浜)で行われる。
滋賀県における障害者福祉の先駆者であり、生涯を通じてその向上に取り組んだ故・糸賀氏の心を受け継ぎ、障害のある人や家族が安心して生活できる福祉社会の実現に寄与することを目的に実施される。記念賞は、障害者福祉の分野で顕著な活躍をしている人を讃え、奨励賞は今後一層の活躍が期待される人に対して贈られるもの。
式では、受賞者がスピーチを行う。奨励賞の原陽一氏(滋賀県障害者スポーツ協会理事)、滋賀県施設合同企画展実行委員会、記念賞受賞者のヴォー・ティ・ホアン・イエン氏(ベトナム、障害者人材育成センター所長)、寺谷隆子氏(社会福祉法人JHC板橋会理事)の三人一団体。
原陽一氏は障害者スポーツ大会の選手の指導や介護に当たり、競技力の向上に貢献するとともに、障害者スポーツと社会参加活動のパイプ役として活躍している。
滋賀県施設合同企画展実行委員会は、県内二十一施設で造形活動を担当する職員二十三人で組織し、障害のある人が制作した作品を「ボーダレス・アートミュージアムNO―MA」で毎年企画展を開催している。
ヴォー・ティ・ホアン・イエン氏はベトナム、障害者人材育成センターをはじめ、障害者が利用可能な電子図書館や、障害のある学生のための奨学金を創設した。現在も団体の育成や、ネットワーク化へと積極的に活動している。
寺谷隆子氏は、参加、協働型の地域生活支援システムの基盤を創るなど、精神障害者の支援に先駆的な取り組みを展開している。





