参院選「大同団結して戦う体制を」
◇大津
自民党の谷垣禎一総裁が十一日、大津プリンスホテルで行われた自民党籍のある県議会議員との意見交換会に出席した。
冒頭のあいさつで谷垣氏は今夏の衆議院選の敗因について「自民党は地域で根を張ってがんばっている方々とのパイプを大事にして、そういう方々の意見をうまくこなしてきたから政権の座に長くつくことができた。今度の敗戦の原因はそこが弱くなってきた。自民党の結党宣言でも政治は国民のものという出だしだが、多くの有権者は自民はこういうところを見失ったと感じているのが敗因の最たるもの」と分析した。
また地方組織の弱体化についても「都道府県議だけでなく、市町村議との連携が今まで足りなかった。今後は連携を深めていかなければならない」と反省した。
野党としてのあり方については「民主党の批判はやめて国民のため何をするのか語れ、というのをちょくちょく聞くが、与党の言うことを何も批判しないでやるというのはどうか、野党になったらそれでは通らない。与党の問題点は突いていかないといけない」と訴えた。
自民党の今後踏まえる点は、「家庭を大事にして、地域が少しでも暮らしやすくするためみんなで努力する。歴史伝統の良い所は次の世代に伝えなければならない」と話した。
さらに「自民党は高度成長期はバラマキがあったが、成熟していくとそういう政治手法はできない。各地域で一生懸命汗をかいている個人を大事にしなければならない。しかし、個人の努力では限界があるので、家庭や地域、NPOの助けが必要。それでも足りなければ政治が税金でしっかり助ける。自助、共助、公助のバランスを間違えるとおかしな社会主義になってしまう。とくに社民党は子どもは社会で育てるというが、やはり自民は家庭から育っていくのが基礎と考えるべき」と述べた。
また、来年の参院選に向けては、県議会の自民党会派が分裂したのを受け、「県会議員がご苦労されている現状だが、参院選をどうやっていくということはまだほとんど決まっていない。ぜひ大同団結して一丸になって戦う体制をつくってもらいたい」と激励した。






