近江八幡署が注意呼び掛け
◇東近江・近江八幡市
近江八幡署は、市内の会社役員Aさん(45)が融資保証を装った振り込め詐欺事件で約千八百万円をだまし取られたことから、この種の被害に遭わないよう注意を呼び掛けている。
調べでは、Aさんが取締役を務める会社に日本経済育成協会と名乗る送付元から、今年八月二十八日に融資を勧誘する「全国長期安定支援制度要綱」などと記載されたファックスが送信されてきた。
融資を希望していたAさんが同協会に連絡して制度の内容を聞いたところ、電話に出た男から「保証協会みたいなものです。審査も厳しくないんですよ」といった説明を受けたことから信用し、同協会から当初五百万円の融資を受けることを決めると、相手から「先に入会金と年会費六万円を振り込んでほしい」と言われ、九月七日に相手が指定する口座へ現金を振り込んだ。
その後も、相手から公正証書作成、メインバンク申請料、司法書士申請料等の名目で振り込みを度々求められたほか、融資額を増額するたびに諸費用の現金振り込みを要求された。
その振り込んだ現金が「融資後に返金される」との説明を信じたAさんは、十月三十日まで数十回にわたり現金を振り込み、総額約千八百万円をだまし取られたという。
これを受け同署は、交番速報などによる啓発、金融機関などに対する防犯指導などを通じ警戒する一方、この種のファックスや郵便物等が届いた時は、安易に相手方と連絡をとったり、現金を振り込まないよう注意を呼びかけている。





