等身大の青年像浮き彫りに
◇全県
NHK大河ドラマ「龍馬伝」も好評で、永田町でも我こそが龍馬だという政治家が続出している。
「龍馬伝」のようにナイーブな青年の真心が人を動かしていくというような甘ったるいトレンディードラマ風の龍馬も困ったものだが、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」の主人公のように「こんな人がいたら日本も救われる」といった人物像をみてスタンドプレーに走る政治家が多くなってよろしくない。
龍馬本が書店にあふれているが、本書は作家の八幡和郎氏が、天国の龍馬が某新聞に「私の履歴書」を書いたらどうなるかという想定で、幕末に生きた地方出身の青年の等身大の姿を描き出そうと試みている。
「竜馬がゆく」や「龍馬伝」のどこが間違っているかも細かく指摘しているから、話の種にはもってこいだ。
ルーツは近江坂本にありという話の真偽にもふれている。







